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ペンタゴン7のブログ一覧

2016年08月28日 イイね!

インプレッサのタイヤ交換

写真1

パンクしたピレリ・パワジーの代わりを探していたところ調度良いタイヤを発見。
銘柄はブリヂストン・トランザRE300です。
アドバンスポーツやポテンザS001といった、いわゆる高速クルージング向けタイヤが気になっていたので繋ぎに丁度良いかなと。


写真2

一緒に付いてきたホイールはレガシィ純正なので、装着イメージは落ち着いた印象に。


走ってみると、やはりブリヂストンは重いですね…。
直進安定性は高速クルージングタイヤを謳っているだけあって大変に良好。
グリップも久しぶりに横Gを感じるくらいには良いんじゃないかな。

本命タイヤを買うまでの繋ぎではありますが、暫くの間はトランザを堪能することにしましょう。


写真3

本命と言えば、本番用ホイールのホイールキャップもようやく発見しました。
長かった…。
ホイールの高剛性を活かした走りをするために、それなりのタイヤを装着したいところです。
Posted at 2016/08/28 14:54:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | インプレッサ | 日記
2016年08月27日 イイね!

カストロール・エッジを評価するドライブ

カストロール エッジ オイルマイスタープロジェクトで当選したエンジンオイル、カストロール エッジ 5W-30(SN)を試してきました。


まずはエンジン始動から。
私はアイドリングをしないで走り出すのですが、鉱物油などは発進時に必ずエンジンの微小な振動が発生するのです。
走り出せばすぐに消える振動ですが、恐らくこれがドライスタートによるダメージなのでしょう。
液体チタンによって低温時のエンジン保護性能が高いということは、こういう事なのかな。


そういえばゼストにカストロール マグナテックを入れているけれど、マグナテックを入れてもエンジン始動直後から走りだしてしばらくの振動とノイズが大幅に低減しました。
一般的な鉱物油はエンジン始動直後から走り出して少しの間ノイズと振動があるので、やはりドライスタート保護を謳っている銘柄は違うという事なのでしょう。


エンジンが温まってきたら5速40Kmでの巡航。
エンジン回転数は1000rpm程度とほぼアイドリング状態。
これ、エンジンにはかなりキツいんです。
クオリティの低いオイルでは振動が大きく発生したりノイズが発生し、踏み込んでゆくと大きく振動しながらゆっくり加速します。
しかしカストロール エッジはその振動が少なく、また比較的力強く加速してゆきます。

町中ではこんな感じで楽に走ることができます。
エンジン静粛性も上がっているので、ゆっくり走っているようにも感じますね。


写真1

今回の評価ドライブ、峠道のスタート地点は道の駅いりひろせ。
今回のテストドライブでは国道252号線、通称60里越えを走ります。
本来6里しかない道のりですが、あまりに険しく60里にも感じることからこの名前がついています。

ここからは長く厳しい峠道。
オイルを試すのに調度良い道ですが、登りでもひとつ上のギヤで登れるほどトルクが出ていて楽々走れます。
静かなので多少エンジン回し気味に走っても気になりませんね。


60里超えの登りはヘアピンなどきついカーブもあるので、バーチャルサーキットで教わった通りに走ってみました。
ヘアピンでは十分に減速し、ギヤを1速にシフトダウンして立ち上がりでレブリミットの7,000rpmまで回してシフトアップ。
オイルによってはレブリミットまで回るのを嫌がる銘柄もありますが、カストロール エッジはきちんとレブリミットまで回ります。
2速でレブまで回すと100Km/hに到達してしまうのでレブまで引っ張るのは1速だけですが、これだけでも気持ち良い。

先に減速を終わらせておくと、カーブで無茶しないから全然怖くない。
そして立ち上がりの加速に集中できるからタイヤの負担も少ない。
これだけでも今までのコーナーリングで頑張る走りからシフトしたほうが良いと感じますね。

実際速いかどうかはサーキット走らないと分かりませんが、安全でタイヤと車両に優しい走りであることは間違いないようです。


写真2

そして目的地の田子倉ダム。

停車していて気がついたのですが、エンジンが温まっているとアイドリング振動が消えて大変に静かになっているためエンジンが止まっているものと勘違いしてエンジンを再始動しそうになりました。


このオイルで走っていて感じるのは、このオイルは評価するのが難しいなと。
カストロール エッジは評価ドライブしているということを意識しないと存在を忘れてしまうような、そんなオイル。
あまりに空気みたいで違和感がなく、オイルを意識しないんですね。
気がつけばクルマとの対話モードになっている。
プロフェッショナルレーシングチームARTA監督の鈴木亜久里氏も言っていましたが、「最良のオイルは、オイルのことを意識しないオイル」という言葉そのものがこのカストロール エッジなのかなという感触を得ました。


写真3

その後は国道252を抜けて国道49号経由で帰還。
途中高速道路でフル加速を試してみましたが、本当にスムーズに操作したとおりにエンジンが動いている感じで、フル加速状態でもオイルの存在をあまり意識しません。

太いトルクで高速巡航も楽々。
これはまさに全域高性能なオイルと実感します。


走行距離は約250キロ。
まさに60里(約240Km)越えドライブでした。

イイね、このオイル。
あとは耐久性がどうなるか気になるところです。
Posted at 2016/08/27 21:26:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2016年08月25日 イイね!

インプレッサのエンジンオイル交換

モニター走行に合わせ、インプレッサのエンジンオイル交換をしました。
写真1

モノはカストロール エッジ オイルマイスタープロジェクトで当選したカストロール・EDGE 5W-30。
インプレッサのエンジンオイルは4L入るのですが、オイルフィルタを交換した場合は4.5L入ります。
応募用紙には「4.0L」と記載したはずなのですが5.0L送られてきたあたり「オイルフィルタも交換してくれ」と言う事なのでしょう。
という事で同時にオイルフィルタも交換。
モノはパルスターのマルチフィットオイルフィルタ。


写真2

しかしその前に、エンジンのオイルラインに残っている古い油を洗浄しましょう。
いわゆるフラッシングです。
と言っても、スーパーメジャーの部分合成油を1,000Km使用しただけなので本来フラッシングの必要性は一切ありません。
高級オイルを入れる前の儀式みたいなものですね。

エンジンフラッシングは基本的に整備不良車両にしか効果がないと思っています。
家族のクルマを中古で買った際エンジンオイル交換しようとオイルを抜いたら真っ黒なオイルが出てきたので安いエンジンオイルでフラッシングしたんですよ。
そしたらフラッシングしたオイルも真っ黒。
何度か繰り返すうちに大変に調子の良いエンジンになり、不調エンジンにはフラッシングは有効なんだなと。

インプレッサやフリードはフラッシングしても透明なオイルが出てきますから効果はなさそうです。


写真3

カストロールエッジ、4.5Lをインプレッサに投入!
どんなものか楽しみですが、インプレはこの休みにでも。
Posted at 2016/08/25 21:07:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 点検・整備 | 日記
2016年08月24日 イイね!

カストロールからの贈り物

写真1

一日を終えると何やら荷物が。
BPカストロールから?


写真2

中身はCastrol EDGE 5W-30。
これは今回のカストロール エッジ オイルマイスタープロジェクトに当選しモニターを依頼されたものです。
5Lという事はフィルタも交換しろって意味ですね。
オーケイ。
せっかくの高性能オイルだから、フィルタ交換もしましょう。
もちろんフラッシングもね。


写真3

なお、オイルラックは既にカストロール祭りの模様。
DC-TURBOのペール缶もあるよ!


カストロール・エッジを使用して実際に走った感想をブログにして欲しいという事ですので、走り慣れた道を選ぼうかなと思います。
ルートは国道252号線。通称60里超え。
この道は私がランサーからインプレッサ(GD3セダン)に乗り換えてドライビングスタイルが長距離走行にシフトし始めた頃に走り始め、今のドライビング(といっても未だヘタレだけど)の基礎を作ってくれた道です。
そして目的地の田子倉ダムは、ダム湖100選巡りから始まる巡り旅の原点。
インプレッサ乗り始めの頃は時間さえあればこの道を走っていました。
冬季閉鎖が最大の難点だけど、良い道です。

ニューマウンテン殿が言っていたカツカレーミックスラーメンを食べて帰ろう。
それがいいな。

ダラダラ走る町中、高回転の峠道、長い直線とエンジンオイルの性能を試すには最適な道です。


しかしスタッドレスタイヤであるのが悔やまれるところ。
ファルケンがオールシーズンタイヤのモニターを募集していますが、冬季モニターなんですよ。
URL:https://www.falken-monitor-cp.com/
新潟の冬にオールシーズンタイヤを常用するなんて自殺行為以外の何物でもないので、今回は応募できません…。
一回調子に乗って走ったことがありますが、オールシーズンタイヤは少しでも凍結しているとアウト。

非凍結地帯の方、雪でも気兼ねなく走れるオールシーズンタイヤなんて如何でしょう?


さて、サーキット走行もしたいしマトモなサマータイヤ用意しないと。
銘柄は半分決まっています。
POTENZA RE06Dではありませんがw
Posted at 2016/08/24 19:31:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2016年08月21日 イイね!

カストロール エッジ オイルマイスタープロジェクトに参加。

カストロールといえばクルマ好きなら誰もが知っている、世界最大手の潤滑油メーカー。
そんなカストロールがオイルについてのレクチャーをしてくれて、元レーシングドライバー鈴木亜久里氏のトークショーまであり、しかもバーチャルサーキットの試乗会まであるという豪華絢爛なイベントを開催してくれるというのです。
そんなイベントに当たったらいいなと思っていましたが、まさか本当に当選するなんて。

という事で、カストロール エッジ オイルマイスタープロジェクトに参加してきました。
なお、インプレッサはサスペンションの不安があるために今回はフリードで東京まで。


道中は穏やかでしたが首都高速道路に入ったあたりから台風の影響でスコールか!と突っ込みたくなるレベルの豪雨が発生。
なんとか豪雨をしのぎつつ、東京都赤坂にある東京バーチャルサーキットへ到着!


何でバーチャルサーキット?と言うと、現在カストロールは「カストロール エッジ 最強チタンの挑戦 "クローンライバル" - ケーニヒゼグ」というプロモーションをやっており、バーチャルを現実に体験できる施設としてここ東京バーチャルサーキットを選んだとの事でした。
YOUTUBE URL:https://www.youtube.com/watch?v=s2spxW53Io0


※なお、このブログの内容は私の記憶とメモを元にしていますので完全には正しくない恐れがあります。
このブログの内容に関してBPカストロール株式会社へ問い合わせる事はおやめ下さい。


写真1

カストロールのノボリが立っていたおかげで無事に東京バーチャルサーキットへ入ることができました。


東京バーチャルサーキットって何?

東京バーチャルサーキットとは、世界では当たり前になりつつあるレーシングマシンのシミュレータを備えた施設で、一般車両からレーシングカーまでいろいろな車両で、また色々なサーキットを走ることができるというハイテク施設なのです。
ゲームと何が違うの?と思っていましたが、ゲームで必要な面白さを排除してリアルを追及しているためにレーシングドライバーも納得のリアリティを実現しているとの事。
最近は実際のマシンセッティングなどもバーチャルサーキットで行うそうです。
そんなスペシャルな施設ですが、我々一般人も使用可能。

URL:http://tokyovirtualcircuit.jp/


写真2

まずはカストロールのエンジンオイル、エッジはどんな所が優れているのか?というレクチャーから。
講師はBPカストロールの大橋氏。
新しいカストロール・エッジと言うと液体チタンによる保護性能アップが売り文句になっています。


液体チタンとは何者か?

簡単に言うと摩耗低減剤の一つらしいです。
既存の一般的な摩耗低減系添加材は温度が60度以上になると化学反応により摩耗低減効果を発揮するのですが、60度以上になるまではこの添加剤の恩恵を得られません。
しかし液体チタンは25度からその摩耗低減効果を発揮するため、エンジン始動時の摩耗をより抑える事ができるとの事でした。

つまり今のように暑い時期であれば、エンジンを始動した時点で既存のエンジンオイルよりも高い保護性能を発揮しているという事なのですね。


しかしカストロール・エッジ最大の売りは液体チタンではなく、あくまで先代カストロール・エッジ(円っぽいデザインの描かれた缶)で実現しているエンジンオイル自体が持つ「歴代最強の保護皮膜」なのだそうです。
あくまで添加材は低温時の保護性能を補助するものとの事でした。

液体チタンという珍しい添加剤ばかりに目が行きがちですが、基本となるエンジンオイルにこそ絶対の自信があるようです。


写真3

非常に濃いオイルレクチャーの次は、プロフェッショナルレーシングチームARTA監督であり元レーシングドライバーの鈴木亜久里氏のトークショーです。
実は鈴木亜久里氏は既にこのバーチャルサーキットを走った事があるそうですが、「事故っても痛くないから」と無茶な走行でスピンしたそうで。

速くなるためには?との質問には「とにかく練習あるのみ」だそうです。
練習していけばとっさの出来事にも対応できるようになりますし、走っていて何が起きるか予感できるようになるとの事でした。
とにかく、基本が何よりも大事なんだそうです。
クルマのチューニングよりも、とにかく走り込む事。
最近のクルマはノーマルでも十分サーキットを走れるものもあるので、昔に比べてクルマにかけるお金は少なくなってきているそうです。

「どれだけクラッシュしてもマシンや部品代のかからない、ここバーチャルサーキットは練習用として大変にイイ」のだとか。
今はプロフェッショナルのレーシングドライバーもバーチャルマシンで練習する時代だそうです。


カストロールとの出会いは?

カストロールとの出会いは、鈴木亜久里氏が最初に乗っていたカートのエンジンオイル。
当時はまだひまし油だったそうですが、同じひまし油のベースオイルでもカストロールのオイルは焼きつかなかったそうで。
その後はチームによって使うオイルは違ったものの、今はカストロールを採用しているとの事です。


「今のオイルは高性能だから、レーシングマシンにはオートバックスでカストロール・エッジを買ってきてオイル入れてる」なんて冗談を飛ばす場面も。
さすがにレース用のスペシャルな添加剤入っていると思うんですが、まさか本当に市販オイルそのものを使っているのか…?
確かエルフは市販オイルそのまま使っていると聞きますし、あながち冗談でもない?
(オートバックス店舗に買いに行くのは冗談だと思いますが)


その後は質疑応答
Q:「あるサーキットのある場所が怖いのですが、どうやったら克服できますか?」
A:「怖いと思うなら今はそこが限界だから、今はそれ以上頑張ったらダメ。練習していくと克服できるようになる」

Q:「こんなオイルがあったら良いというものはありますか?」
A:「使っていてオイルの心配をしなくて良いオイルが良い。そうしたら他の事を考えられるから。その点カストロールさんは良い仕事をしてくれている」

Q:「レーシングドライバーに必要な適性は?」
A:「臆病な事かな。臆病だからマシンのコンディションが気にかかるし、走りも無茶をしない」


最後には「エンジンオイルを買うなら、オートバックスでカストロール・エッジを買ってね」とお決まりの締めでトークショーは終了。
その後は記念撮影とツーショット写真をして、握手までしてくれました。
これは嬉しい。


写真4

さて、ここは東京バーチャルサーキット。
世界中の様々なサーキットを様々な車両で走行できる訓練施設です。
体験走行という事で、まずは箱車からトライ。
中身はMX-5、マツダ・ロードスターとなっています。
走っているのは富士スピードウェイ。
こちらではシミュレータの勝手がわからずスピンしたりペースアップできなかったりと散々でした。
でもサーキット走るのって楽しいね。


写真5

お次はフォーミュラマシン。
ダウンフォースを高め、走りやすい特性にしてくれているとの事です。
フォーミュラマシンのタイヤグリップってこんなにあるのか!と驚きながらも、大変にマシンが扱いやすいので順調に走ります。
しかし、これで速さを求めてダウンフォースを減らしてゆくとジャジャ馬ぶりを発揮するのでしょう。
こちらは頭にある富士スピードウェイのマップと、先ほどのロードスターでシミュレータに慣れてきたおかげで割とマトモに走ることができました。

担当の方から「ブレーキいいよ」と褒められたのは、正直嬉しい。
これは…サーキットでブレーキの練習ですね(笑


その後は元レーシングドライバー砂子塾長からのインストラクション。
サーキットで大事なのはコーナリング。
「でもコーナリングの適正速度は物理的に上限があるから、60キロのコーナーを61キロで抜けてしまうとタイムダウンになる」
タイヤのグリップは100%以上発揮されない完全に物理の世界なので、タイヤグリップが200%になるようなミラクルは起きない。
そのコーナーを曲がれるタイヤの限界を100%完璧に見極めて走るのがレーシングドライバーの仕事なんだそうです。
特に加速はエンジンとタイヤの仕事でドライバースキルは一切関係ないので、とにかく加速をさせるためのコーナリングスピード見極めが大事。
それさえできれば、素人でもプロと同じ加速ができるそうです。
これは60キロのコーナーを61キロで曲がろうとひたすら頑張っていた私には目から鱗でした。

またデータロガーのグラフも参照しながら、良いグラフや悪いグラフの見方も教えていただきました。
「車は違えど同じコースなら同じ操作」という、大変に大事なことも教えていただきました。


さて…。
ここからが本番。

世界最大手のオイルメーカー、カストロールのオイルマスター大橋氏へのオイルQ&Aです。
常識や定説とされている事は、実際正しいのか?
そんな疑問を本家本元、カストロールにオイルについての質問をぶつける大チャンス。
ここを逃す訳にはいきませんよ!

私だけではなく、他のみんカラユーザーさんの質問も載せています。
さすがクルマを愛する皆さんだけあって、質問が矢のように飛んでいました。


Q:「世界的に見ると、オイルの低粘度化はどうなっているのか?」
A:「低粘度化については日本が一番進んでいる。ホンダが0W-8を採用しており、トヨタが0W-16を採用しているが、海外ではようやく0W-20の採用の車両が出始めてきている程度。日本の低粘度化は非常に進んでいる」


Q:「エンジンオイルの交換時期はどう見極めるのか?」
A:「色で判断するのは良くない。
色で判断してしまうと、ディーゼルエンジンのオイルは毎日交換することになる。
いわゆるシビアコンディションで使用しているなら、距離を走っていなくても例えば6カ月に一回といった感じで期間で交換するのが良い。
ターボの場合はNAエンジンの半分の期間で交換することが望ましいが、これらは自動車の取扱説明書に記載してあるので参照して欲しい。」
「一番良い交換頻度は、交換しても劣化を感じない頻度。
劣化を感じるという事はそれだけエンジンオイルの性能が劣化しているから。
同じオイルを使用し続け、車両ごとのタイミングを見極めるのが一番良い」


Q:「走行距離が伸びてきた場合、エンジンオイル粘度は増やした方が良いのか?」
A:「個体差はあるが走行距離がおおよそ10万キロを超えた場合、エンジンオイル粘度は一つ上げたほうが好ましい。
0W-20を採用している車両であれば0W-30や5W-30への変更でエンジンライフを伸ばしたりエンジンの静粛性を回復することが期待できる。」


Q:「メーカーが0W-20エンジンオイルを採用している車両で、0W-20オイルを使用してサーキット走行しても大丈夫?」
A:「エンジンが完全にノーマルの状態であり、メーカー指定粘度であれば0W-20オイルでサーキットを走行しても一切問題ない。
しかし走行距離の伸びたエンジンで0W-20オイルをサーキットで使用するのは推奨できない」


Q:「粘度とエンジンパワーの関係は?」
A:「粘度の低いオイルほどエンジンパワーが出る。
レースの世界でも低粘度化が進んでいる。
しかし粘度を下げるほど焼きつきなどエンジントラブルの可能性が上がるリスクが発生する。」


Q:「エンジンオイルは安いものを頻繁に交換した方が良いのか?」
A:「昔の車両、たとえば1990年代の車両ならばそれで良い場合がある。
しかし今の車両は電子制御化がエンジン以外の部分にまで進んでおり、安いオイルによる不具合なども考えられるためある程度以上のクオリティのエンジンオイルを定期的に交換する方が良い」


Q:「油圧は高い方が良いのか?低いと何が悪いのか?」
A:「油圧は高くても抵抗になるだけなので、エンジン保護上問題はない。
しかし油圧が低いという事は潤滑不良が発生しているという事なので、油圧が低い状態はよろしくない」


Q:「メーカー指定エンジンオイル粘度より粘度が高いエンジンオイルで何か問題が起きるか?」
A:「潤滑という意味では問題ない。燃費は落ちるだろうが」


Q:「エンジンオイルの使用期間は?」
A:「封を切っていなければ冷暗所保管で2年は大丈夫。
封を開けた場合、蓋を閉め冷暗所で保管すればその後1年は大丈夫。
その際、できるだけ量が多い方が良い。
大気に触れているとすぐにダメになるので、必ず密閉する事。
水が入ってもダメ」


Q:「ガソリン用エンジンオイルとディーゼル用エンジンオイルの違いは?」
A:「触媒保護に関する添加剤配合に違いがある。
だからディーゼル専用オイルをガソリンエンジンに使うと触媒を傷める恐れがある。
同じディーゼル用でも既存ディーゼル用とクリーンディーゼル用があるので、それぞれ専用オイルを使うべき」


Q:「バイク用エンジンオイルと自動車用エンジンオイルの共用はできないのか?」
A:「添加剤配合の考え方が違うので、共用は避けた方が良い」


Q:「EDGE同士のブレンドで粘度調整はできるか?」
A:「やらない方が良い。
例えば5W-40と5W-50オイルを混ぜて5W-45にしようと思っても、粘度指数向上剤が悪さをして5W-30になる可能性がある。
粘度低下はエンジン保護にとって致命的。」
(例であって実際にそうなる訳ではないようです。しかしブレンドはお勧めできないとの事)

という事で、内容盛りだくさんで大満足のオイルマイスタープロジェクトでした。
何度も「粘度」という言葉が出てきますが、過去にあるオイルメーカー(カストロールではない)に問い合わせた時と同じ意味でした。
つまり、「エンジンオイルを選ぶときには規格よりも粘度を重視してほしい」と。
それほどにエンジン保護にはエンジンオイル粘度が大事なんですね。



写真6

ところで…。
新潟に帰ってくるとフリードのエンジンオイルが交換距離です。
鈴木亜久里氏の話も聞けた事ですし、ここはオートバックスで買いましょう。


写真7

という事で、フリードのエンジンオイルも交換です。
もちろん銘柄はCastrol EDGE 5W-30(SN)。
4L缶が無かったので3L + 1L缶の組み合わせに。
フリードの走行距離も9万5千キロですので、オイル粘度は一つ固めを選択。
走行距離的にもエンジンオイルフィルタも交換。
銘柄はパルスターのマルチフィットオイルフィルタ、PX-6。

これでフリードのエンジンも安心です。
Posted at 2016/08/21 20:26:45 | コメント(7) | トラックバック(0) | オイル | 日記

プロフィール

「シビックも楽しみだけど、その前に面白い代車が来る。今の時代6MTとかどうなってるのさ」
何シテル?   06/12 23:16
NZE144G型カローラフィールダー、JH2型N-WGN、M910A型ルーミーに乗っています。 フォローはご自由にどうぞ。 ドライブが好きで、ふらり...

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