写真1

猫が二匹いると幸せが二倍以上になる現象を猫ダブルと呼んでいます。
私のベッドを生贄に捧げなければいけませんが、幸福度が凄い。
写真2

さて、この新潟にも寒波がやってきまして初積雪となりました。
低温になるとクルマの空力が良く分かるんですよね。
空気が当たる場所の雪が風で飛ばされるから。
路面状況が悪くトップスピードは60Km/hも出ていませんが、ボンネットはこんな感じ。
バンパー部分と側方は風を受けて雪が飛んでいますが、中央部分は風が当たってらず雪がそのまま残っています。
写真2

次はルーフ。
ちょっと白くて分かりにくいけれど、前方の雪だけ吹き飛んでいます。
後方の雪は残ったまま。
つまり先方は風を受けているけれど、後方は風が当たっていない事になります。
写真3

そしてトランク。
側方は風が流れて雪が無いですが、中央はスポイラー先端の雪が少し飛んでいるだけ。
これら三点の結果から、GR86は場所によっては風が流れるけれどほとんどボディ表面に風が流れないんですね。
雪による観測は上方向しかできませんが、この雪の残り方から驚く程空気抵抗が少ないのが分かります。
純正のリアスポイラーも本当にギリギリを狙っている形状で、ダックテールタイプのリアスポイラーもこれなら大いに効果がありそう。
そしてSTIの超大型GTウイング、実際にはあれくらいのサイズでないとダウンフォースになりにくいんでしょう。
リアスポイラーを取り付けようかと悩んでいましたが、これほど空気抵抗が少ないクルマであればむしろスポイラーレスの方が真価を発揮できそうです。
そして懸案の雪道走行ですが、駆動形式とかあんまり関係ないですね。
結局氷の上ではゆるゆると走るのが最適解で、LSDだとかエアロとか無意味。
タイヤのグリップに頼って走るしかない。
後輪駆動らしく、少しラフにアクセル踏むと後輪が暴れますが。
雪が多少残っている所では四輪とも滑りながら走る事になります。
ドリフトみたいにカウンター当てるんじゃなくて、ハンドル切っているけれど四輪流れているような状態。
アクセルコントロールしながら後輪を滑らせないように走るのです。
いや四輪滑っているんですけどね。
少しでも限界超えようとすると安全圏で電子制御が滑り止めしてくれるので凄く安心。
電子制御入りのクルマで速く走るコツは電子制御を作動させない走り。
つまり普通のグリップ走行なんですね。
でもハチロクは滑るのをある程度許容してくれるようで、電子制御ONでも結構滑ります。
四輪滑りながら、アクセルで向きをコントロールする。
凄く楽しい。
速度なんて全然出ていないから、ブレーキをギュッと踏めばすぐ止まる。
インプレッサは雪だろうと凍結だろうと余裕で走っちゃうから、ハチロクみたいにヒラヒラと走るクルマは走っていて楽しい。
冬だからと閉じこもっていないで、冬だろうと関係なく走りを楽しむべきだと思う。
もちろん疫病対策はしっかりと。
Posted at 2021/12/19 20:54:55 | |
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ハチロク | 日記