高野山ヒルクライムの翌日(5月1日)は、雨のち曇り予報だったので、家での休息に充てました。とっても疲れていたのと、とっても満足できていたからちょうど良かった。
そして5月2日。我が社は出勤日であったが、我、有給を発動した。発動したからには意味のある一日にしないといけない。ただ身体中の筋肉が悲鳴をあげている。だが、有給を発動したのだ。そのため体に鞭打って家を出た。
この筋肉痛だらけの体ではゴールデンウィークに立てた目標である残り二つのうち、フルビワイチは無理だと判断して、前回の小浜ライド(リベンジ)をすることにした。夕方に北部で小雨がパラつく予報であったが、小雨はすぐ止むとのことだったので決行することにした。
筋肉痛のわりには順調に京都を走り抜けて大津市に突入。さらに国道367号線を走り続け、タクシーに救助された場所、因縁のパンク現場を越えていきます。
高島市に入りました。ここら辺りから初めて走る道となり、気持的にも体的にも少し軽くなった気がした。交通量もとっても少なかった。
そしてとうとう福井県若狭町に入りました。自転車で関西から出たことでテンションが上がった!!
ここで地図上で気になっていた熊川宿を少し見学。良い所だと思うけれど、見せ方がなっていないと思う。皆が一致団結して取り組めば、コンテンツはとっても良いと思うけどなぁ。
しばらく走って小浜市に突入です。前回訪問時から15日後に自転車での再訪となります。よくやるわ。。。
ただリベンジはここからですヨと、強い気持ちを持った途端雨が降ってきた。確かに小雨が降る予報だけど「ちょっと早くないか?まだ14時ぜよ。」と文句も言いたいとこだけど、聞いてくれる人がいないので先に進みますヨ。
途中、三丁町という素敵な古い街並みを観光。ここ綺麗。とっても素敵。ただ熊川宿同様、この町皆が努力しないと、このままではいけないと思います。
相変わらずの小雨降る中、素敵な海沿いを走ります。ここは以前、キャノンデール シナプス でサイクリングへ来た時に走ったコースです。見覚えのある場所でした。もちろん当時、若狭へは車で来ましたけどね。
青戸の大橋まで進んできました。車では何度も来ているこの場所。まさかこんなに遠い場所まで、自転車で来る日がくるなんて。人の人生ってわからないよね。
日本海とはここでお別れをして県道1号線を南下し綾部市へと向かいます。
と、ここで急に前輪が重くなった。
まさかと思ったらそのまさか。パンクしました。
前回に引き続きまたもや小浜ライドでパンク。
神様なんかいないと思う。知らんけど。
大概悪いことしたって大丈夫やと思うわ。知らんけど。
真面目に生きたって報われることなんて無いと思う。知らんけど。
小雨がちらつく中のパンク修理を覚悟したけど、前方に運良く屋根付きのバス停を発見。ここでゆっくりと冷静に「チューブ交換をしてやろうぜ!!」と意気込む。
なんせ今回は予習・復習・準備万端。機材も刷新済みです。「見とけこの野郎と!!」と天の誰かに言った。こんなに遠く離れた場所からタクシーで帰る訳にはいかないのです!!
まずタイヤをリムから片側だけ外します。そしてチューブのバルブを外さずにチューブだけをホイールから外し、空気の抜けているところを探します。しかしながらこの抜けた空気圧では発見できなかったので、クソ硬い手動ポンプを使ってある程度の空気を入れて再度確認。漏れている箇所を発見しました。その位置のタイヤの状況を確認してパンクの原因となった異物を探します。ただ異物は確認できなかった。
ここが不安ではあったが仕方ないと諦めて、ホイールからチューブを外して予備のチューブと交換しました。リムとタイヤの間にチューブが噛んでいないことを確認。CO2ボンベをバルブにブッ刺して一気に注入。
前回のねじ込み式と違いブッ刺すだけの方式に変更したことにより失敗はなし。全てが一発でビシッと決まってパンク修理を完了した。「見たか!!このクソ野郎」とイッテヤッタ。
異物が発見できず不安であったが、家に帰るまでも、家に帰った翌日以降も空気が抜ける事はなかった。
ただ交換チューブを一本しか持っていなかったので、もしも、もしも、もう一度パンクしたらどうしようかとずっと気になってしまい、頭がはげてしまった。
そして再び小浜綾部線を進んでいきます。
そしたら今度は我慢ならぬほどの雨が降ってきました。ホンマ宗教にお金をかけるくらいだったら、自分の好きなことにお金を使ったほうが、よっぽど自分の人生にプラスになると思う。知らんけど。
杉林の下で1時間弱雨宿りをした。メッチャ寒かった。この日決行したことを悔いた。神様なんかいないことがはっきりした。知らんけど。
しかし雨はあがった。晴れ間も広がり、再び降ることはなかった。
そして必死に自転車を進めて綾部市、京丹波町まで戻ってきた。
ここからいつもではあり得ないトラックビュンビュン街道である国道9号線を使って帰ってきた。ゴールデンウィークのためかトラックも、そもそもの交通量も少なく、自転車でもイケると判断したのだ。
結果この選択は正解だった。最短ルートで、かつ山越えをすることなく、亀岡まで帰ってくることができました。
今回の走行距離は236kmでした。もっと走ったような気がするけど、こんなものなのか。でもパンク修理も克服し、雨にも負けずに走り抜いた想い出に残るライドとなった。
これでゴールデンウィーク中にやると決めた二つ目の目標を征することができた。
神様に感謝。
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Posted at
2022/05/07 21:24:19