
ハイ、そんな訳で先日My「峠の零戦」
うえしまクリニック『300NA』サンデすぺさるVer.2に、ヨコハマタイヤ往年の名ブランド。
アドバンHF TypeDを入れてみましたが。
それまで僕のNA6には「エコタイヤ」の
ピレリー・チントゥラートP1(185/60R14)を履かせていました。
理由は簡単→軽くてパワーの無いNAロドにはここら辺でも十分だから。
エコタイヤだローグリップだと言っても、摩擦係数が倍になったり半分になったりする訳ではありませんで・・。
まあP1のグリップ能力を100として・・。
恐らくハイグリップと呼ばれるタイヤ達でも+数%
1割も変わらんと思うのですね。
しかしタイヤのグリップ限界スレスレを使う場合、ほんの2~3%の違いが速さだったり安心感、タイムに繋がるので侮れないモノではあります。
んで、アドバンHF-TypeD
何故コレをチョイスしたかというと・・・。
明日月曜の午前に、本庄サーキット貸し切りで仲間内の走行会があるのです。
バンピーな山坂道で進入から流してコーナーに飛び込んでゆく様なシチュエーションだと、タイヤのグリップはソコソコに。
「流れ出しの穏やかさ」と「コントロールのし易さ」が大事になります。
ハイグリであまり操縦性がシビアだと「1.6Lオープン」のユルさをスポイルしてしまうし、僕はこのロドスタにソコまでガチを求めてはいないのです。
「免許取り立てでもドライヴ出来るほど間口が広く、イージー且つファン」
それでいてフトコロが深く限界領域でも積極的に姿勢をコントロール出来る玄人好みのサンデすぺさる。
実際30年前のテンロク(素ノーマル)と思って侮ると撃墜される。
とゆー、クラシカルな外見には似つかわしくない「結構な速さ」を持っています。
んが。
ミニとはいえサーキットだと一面舗装でタイヤがモノを言ったりします。
先日の
930㏌TC2000の時は「履けるタイヤがコレしかねえw」状態だったので、通常装備のフロント:P1/リヤ:P6000で走りましたが・・。
流石に前後P1でサーキットは役不足。
「リヤが喰えば何とかなるRR」ではなく、オーソドックスな操縦性のFRだとツブシが効きませんので。
さりとてRE71RSみたいな「サーキットタイム御用達タイヤ」では僕のクルマの良さであるユルさが無くなる・・。
ソコ行くとこの復刻された40年前のアドバンは、グリップも当時のレベルにチューニングされており、ちょうど今で言う
まあまあスポーティタイヤといった感じに落ち着いているのですわ。
→「ちょいグレードアップ」を図った訳です。
サンデすぺさるプロヂューサーのうえしま院長とLINEで話をしていたら
「ネタにもなるし面白いw」
みたいな感じでアドバンHF-TypeDどうよ?
ちゅー話になって。
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(C)サンデ
購入。
名前の由来である「ディンプル」が特徴的なショルダー。
格子状の型どりがシビれますなぁ。w
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8,000km弱で取り外した前後P1は2部山ながら、ブロック列に浮き出るラインが出現するとガクッとグリップが落ちまして。
雨の日に信号曲がるだけでカウンターが要る様な状態になります。w
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僕の運転で22,000km以上、走行距離の半分山坂走ってんのに減らないディクセルブレーキパッドタイプEC。w
・・・タイヤに合わせて替えるのも手ですな。
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(C)サンデ
組み換え後、セガレを乗っけてタイヤのナラシしに山へ。w
ビートとリムがしっかり馴染む様に、揉んで熱を出し・・。
と思いきや、
碓氷の出口でインプと遭遇。
牽制しつつ妙義まで着いて来たので全開走行!w
「おぉ・・旋回速度たけー上に、流れて失速しないぞ!」
上りでグンと速くなっている?
まあでも振り切れない。w
んで間髪入れずに下り→ツツかれる。(爆)
『おぇえ、ブレーキが効っかねぇぞお前~?w』
今まではソコまでブレーキが効かないと思った事は無かったんですが・・、下り2名乗車で旋回スピードが上がってるせいか?
上りより下りでとっ散らかってる。ww
ブレーキングドリみたいになって、流れたリヤがバコバコバコッ!とセンターラインのキャッツアイを舐めて行く。
黙る息子。w
あまりのとっ散らかり様に、後ろが距離を取ったので。 ̄□ ̄;
Uターン場所でインプをやり過ごし、クールダウンしながらゆっくり下りーの。
「やべー怖いスよおとーさん(棒)」
「うーん、下り踊り狂ったなぁ・・悪魔の果実でw」
「今のは勝ちですか、負けたんですか?」
「そりゃアンタ、相手がインプってだけでパパの勝ちですよw」
まあ特性は良く解かったぜ。^ー^
後日(昨日)、土曜朝み山。
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明るいトコで一度良く走ってみようと・・、ヒトも居らんので一人旅。^ー^
いい感じだ!
ターンインで横方向のグリップに余裕があるので旋回スピードが高く、入り口から流しても、途中で失速して腰砕けない!
『おほー、はえーじゃん!www』
そんで日曜(今日)朝。
またもみ山。w
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(C)サンデ
NB6に「うえしまクリニック・サポートプログラム」でストリートアドバンス改を入手し装着後、セッティングに悩む熊谷のM氏に呼び出され出撃。
この方も僕の
「悪魔の囁き」によってアドバンHF-TypeDにしていたので乞われてチョイと味見。
やっぱりチットんべえアンダー気味?
サンデすぺさるに比するとフロントがフワフワする。
僕の前後冷間2.0kg/cm2の空気圧にたいし、NBは2.2kgなのでソコもあるのか?
後はトーとかでしょうね。
まあ自分で弄れる人だし、試行錯誤もシュミの内、とくらあ。w
最後に各々のクルマで一本走ってみましたが・・。
ハタチから計っている「いつのも区間」のタイムを計測しましたところ・・・。
今まで3分25秒がせいぜいだったところ、3分12秒で走ってました。
コレは凄いですよ・・。
930カレラの3分20秒・・、そして
20~23の時に乗っていたR32スカイラインGTS-tTypeM(3分13~14)を凌ぐタイムです!w
このR32TypeMは、ニスモHRCインクラ+TD05Hタービン(ブースト1.1kg)、クスコ機械式1.5WayLSD、NISSHINBOプロティクスパッド、GABショックにタナベワンオフスプリング。
フロント205/55R16・リヤ225/50R16(RE710)
とゆー仕様で、ドッカンターボながら最高ブースト時に推定300psを発揮する、
およそ湾岸仕様じゃね?
みたいなクルマだったのですが。
コレで「イイ感じ」で走れた時のタイムが3分12秒。
センターラインのキャッツが無かった時代に対〇車線まで使って3分6秒でした。
930カレラで一生懸命走って、会心の走りが出来た!でも3分18秒。w
「峠の零戦」はえー。^□^
1.6L自然吸気で実測100ps+
車重950kgに185/60R14でもこれだけ走る。w
ちなみに997GT3でキャッツの敷かれた同じ区間を走った時のタイムは2分57秒でした。w
やっぱアホみてーに速ぇえな、げーてーどらい。
とまあ動画は燃えるので載せられませんが、アドバンHF-TypeDはほどよくグリップしつつ入口から流せるコントロール性を併せ持つ良いタイヤでした。
フロントタイヤのイイ溶け具合。
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こちらリヤタイヤもじわっと溶けてていい感じ。
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(C)サンデ
ただ、まだ400kmも走ってナイのにこの減り具合・・、いったい何km保つのだろうか?w
まー少なくとも4,000kmくらいは行って欲しいなぁ~・・。
まあP1(6,500円/本)の倍以上する価格(13,750円/本)でライフが短くても、しばらくTypeDnoのトリコになりそな気がしますけどね~。w
近いうちに、この止まらねーブレーキも手を付けよう・・。^皿^