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=韋駄天=のブログ一覧

2019年01月20日 イイね!

ヴィヴィオらしく走るという事


これはNA号のプロフィールに使っている、確か鈴鹿ツインの伊勢ワークス走行会でカメラマンさんが撮影した写真です。

実はこれ、振り出しに失敗し、ブレーキを蹴って切り込み直した瞬間なのです。3年落ちのエコタイヤに6キロ・5キロのスプリングという組み合わせでも、思い切り荷重を乗せた瞬間はこれほど高々と浮き上がっていました。

そして自分を悩ませた、ヴィヴィオでFドリする際最大の欠点だと考えていた問題でも有ります。



ヴィヴィオ登場当初の動画でも確認できる、軽々とインリフトしてしまうヴィヴィオの癖。限界の高い足とロールさせて踏ん張る設計が仇となり、リアイン側のグリップを引き出せないのは仕方が無いと諦めていました。


ドリフトするならリアインのグリップはいらないだろ? と疑問に思われるかもしれませんが、実は重要な要素。特に、進入では大きな役割を担っているのです。



リア内輪最大の役割、それは進入姿勢の安定にあります。内輪の接地性とグリップが良いと引っ掛かる事によって振り出しの挙動が穏やかになり、進入姿勢作りの制御が容易になります。
逆に外のグリップが強くて内側が弱いと、一気に流れて行く非常にピーキーな特性に。

体感しやすい例として、リアタイヤの状態が「アウト側溝無し・イン側溝有り」ではコントロールし易く、、「アウト側溝有り・イン側溝無し」ではピーキーな振り出しとなります。これを利用してドリフト大会のここ一発ではアウトに溝無しを使えば成功率を上げられます。

進入の姿勢作りが重要な要素を占めるドリフトにとって、リアの接地性は要。しかしヴィヴィオでは前述の特性により簡単にインリフトを起こしてしまい、ブレーキ蹴り&コジリの進入では対角線にゆらゆらと揺れるシーソー状態。速度が上がるにつれて姿勢作りは度胸とカンに頼るしかなくなり、2,3回の揺り戻しが収まるまでは殆どコントロール出来ない事も有りました。

ヴィヴィオで行くならこれも受け入れるしかない。そう考えていました。去年の途中までは・・・・





これは去年10月末に走った統一戦の走り。今までの一気に角度を付けるリスキーな走りを避け、基本に忠実なマージンを取った穏やかな振り出しの走り。しかしこの抑えた走りが、印象を一変させました。

「コントロールし易い!?」

控えめな進入とはいえ、今までとは違いリアのグリップがわかり易く、コントロールの幅が広い!

なんだ、そういう事か。急激な挙動で接地性が失われるなら、しっかりと撫で付けたタイヤを設置させる走りをすれば良かったのだ。


そしてもう一つ、イニBさんらを真似て形だけでも入れたヘルパースプリングによって伸び側に少し余裕が生まれていたのも要因だったかもしれません。

大会の後、統一戦で優勝したゲンキさんと話をしていた時に出てきた興味深い話が有ります。

「この車の特性は前足メインだと思う? それとも後ろ足メインだと思う?」

ゲンキさん曰く、フロントにスペーサーの必要性を感じなかったら後ろ足基準の車だと仰られました。彼はEGシビックでFRの強者相手に戦える腕の猛者。セッティング理論にも適当な出まかせは有りません。これを聞いた瞬間、ヴィヴィオはドリフトでも後ろ足を生かしたセッティングと走らせ方が必要だと気づかされました。


ヴィヴィオらしく戦うには、Fドリのセオリー通り後ろを固めて動かなくしてはいけない。ストロークと接地性を確保し、足を生かして戦わなくてはいけない。
進入の姿勢作りが楽になれば、振り出した後の抜群のコントロール性と4000回転以上有る広大なパワーバンドが武器になる。低速コーナーの流しにくさや振り出す瞬間の癖こそ残るでしょうが、そんなもの腕で何とか出来るので屁でも無い。


ヴィヴィオに乗り始めて今年で13年目。まだまだ発見が尽きることは無さそうです。
Posted at 2019/01/21 01:01:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記
2015年12月30日 イイね!

ヴィヴィオバンは最高のオモチャ!

年末佐賀に帰省し、10年来の親友に会いました。

彼はヴィヴィオにハマるきっかけを作った全ての元凶。就職して以来さまざまな車に乗っていましたが、地元に戻っきてからまたヴィヴィオに乗り始めました。

現在乗っているのはE型のバン。ダウンサスにセカンドラジアル(DZ101)、エアクリカバー撤去にSC用マフラーといったライトチューン。

キマッタ写真ですが、撮影ではあれこれ指図されまくって大変でした(笑)



彼の凄い所は、自力でパワステを撤去している事。

実は夏にポンプを止めただけの仕様に乗らせてもらったのですが、そのままでは山道では踏ん張りながらハンドルを回さないといけない激重状態!

今回ラックに合うボルトを見つけ完全撤去完了したとの事で、改めて試乗させてもらいました。



パワステレス+キャブの組み合わせでまず気付くのは、レスポンスの良さ。吹け上がりだけでなく、下がる速度がEMPIより遥かに速く、油断して乗るとギャクシャクする鋭さ。

以前は重すぎたステアリングも駐車の時少々重いぐらいになり、走り出せば適度な重さとフィードバックで楽しいくらい。

低速トルクはEMPIと互角だから街では普通に走れるし、ブン回して走れば使いきれるパワーと全部ダイレクトな操作感で笑いが止まらん(≧∇≦)


キャブなのでアクセルを深く踏んでいる時ギャップに乗ると少しエンジンがバラつくのがチト残念でしたが、塩コショウ位で味わうヴィヴィオバンって最高のおもちゃなのかも!?

このままお持ち帰りしたかった・・・
Posted at 2015/12/30 23:46:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記
2015年10月03日 イイね!

ビストロテールの流用元はこいつだった!

先日ビストロのテール内にNISSANの文字を発見して以来、流用元が何かを色々調べていました。

そして、発見しました。


(Wikipediaより)

流用元はこいつ、フィガロだ!


(ネットより)

レトロ路線の元祖であるパイクカーシリーズからの流用とは、ある意味納得です。



オークションに出ていたフィガロ用テールには「ICHIKOH 7333」の品番が。これはビストロにも有りました。間違いないでしょう。



全体形状は大きく異なります。ビストロが枠付きで一体なのに対し、フィガロはテール単体です。

やはりレンズ部分のみ流用したようです。

ウィンカーはビストロとまったく違うので、こちらは他社流用ではなくスバル用(サンバークラシックが最初)に設計された物でしょう。

しかし、ウィンカーは同形状のクリア版がキューブライダーへ使われているとの話なので、まだ探すと面白い話が出てくるかもしれません。

疑問が晴れてスッキリしました♪
Posted at 2015/10/03 02:00:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記
2015年09月12日 イイね!

新車のお披露目♪



免許を取って10年、ヴィヴィオばかり乗り継ぎ4台。しかし、乗りたかったのにどうしても乗れなかったモデルがありました。そして、その夢が今回かないました。




5台目の相棒は伝説を残してきた最狂グレード、RX-Rだヽ(≧Д≦)ノ

物は7年式C型のRX-R。8万6千キロと走行距離も少なめ。予算内では10万キロを遥かに超えた物しか買えないはずでしたが、吉村さんが知り合いのラリー屋さんを通じて見つけたそうです。



程度は値段以上。塗装に少々ヤレが有るぐらいで、機関は絶好調。エンジンにメタル音は無く、シフトも異音皆無でスコスコ入るなど最高の状態。

因みに静岡までの輸送は予算の関係で吉村さんの手により自走・・・・吉村さん、遠い所本当に、本当にありがとうございました!



前のオーナーによりさりげないカスタムがされていました。藤壺マフラー、カバータイプのリアワイパー、GABショック、デフィ製ブースト計、自作リアスピーカーボード、純正オプション?のフロアマット、インプレッサ用革巻きシフトノブ、シフトリンケージ調整もされています。

乗ってみた感想です。

まずエンジン。SOHCとは6千回転以上は別物。パワーバンドとレブリミットの1千回転アップはシフトダウンの難しいFドリではありがたい。

2千回転付近は少し細くなった気がします。SOHCが微速から盛り上がり6千回転少々から苦しくなるSCらしい、男性的な特性。DOHCは下から上までよどみなくフラットに伸び続けるNAのような、女性的な特性といった印象です。

そして車体。衝撃がビストロより丸い。ハンドル全切り付近でも勝手に切れていかない。バイパスでも片手運転できる。

実はビストロはアライメントをとってもハンドル全切り付近では勝手に切れる恐ろしい癖が有るうえ、片側に流れる癖や直進性が悪いなどで速度が出ると片手運転などできませんでした。高速ではシフト操作が怖かったなんて、信じていただけるでしょうか(汗)。

トラブルも少々。ワイパーが途中で一旦停止、内外気切り替えが固着、スペアタイヤハウスに雨漏りなど、経験してきた物ばかり。懐かしい(=´Д`=)

じつは昨日写真を撮ってお披露目する予定でしたが、ラジエーターパンクでオーバーヒートするという手荒い歓迎を受けてしまい断念しました。そのお話は整備手帳で。

あとは組むのみ。来月17日の統一選までどこまでできるか、頑張ってみたいと思います!

Posted at 2015/09/12 22:24:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記
2015年08月14日 イイね!

「決断」ビストロと、お別れします。

先日ビストロをエンジンブローさせてしまい、何日も今後どうするかを考えていました。

もう状態の良いヴィヴィオのエンジンは入手困難。かといっても、今のエンジンは全損級のブローでオーバーホールは不可能に近い状態。

ボディも手に入れた時点であちこち傷み気味で、去年クラッシュもしてボロボロの状態。でもいか天FF大会にも出た車で、自分が躍進できたのもこいつのおかげ。思い出も、思い入れもたくさん有る。

本当に悩みました。

でも、前に進むために、決断しました。



ビストロと、お別れします。



修理費用を考えても、走り続けるためにも、疲れ切ったビストロを直すのは得策では無い。それが、考えた末に出した結論です。

これを書いている時にも、涙が止まりません。自分の責任で壊してしまったうえでの決断ですので。しかし、実家に帰ってオヤジから言われた「車がお前を救ったのかも知れんぞ」。という一言で気づかされました。

真っ直ぐ走らない、左右で違う挙動を起こすまで傷んだ車で意地を張って走っていても、先は無い。本気で走り続けるなら、自分が勇気を出して決断しなくてはいけないのだと。

もしかしたら、今回のブローは、ビストロが危険な事になる前に決断するよう、後押ししてくれたのかもしれません。

本当は最後まで仕上げてやりたかった。今年の統一選で一緒に走りたかった。

最後まで走らせてあげられなくて、ごめんよ。

そして1年半の間、一緒にありがとう。
Posted at 2015/08/14 02:23:44 | コメント(6) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記

プロフィール

「早めに降ってから上がりそうですね!」
何シテル?   04/29 09:27
ヴィヴィオ一筋のFドリ馬鹿、韋駄天です。 悪友の影響で乗り出したヴィヴィオにすっかりハマり中。まだまだ間違った方向に全力で進化し続けます!!
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