
ハブリング+スペーサを使う為のハブリングかさ上げ用のリングができました。
内径は車体ハブ径の65mm、外径はスペーサ内径と同じ75mmです。
お仕事でお世話になっているメーカーさんに個人的にお願いして作ってもらいました。
ハブリングの下に敷いて3mmかさ上げする為のもので、当初はアルミで製作をお願いしました。
3mmかさ上げをすればそれ以外の部分の精度は必要ないと思い、旋盤ではなくNCターレットパンチプレスで作ってもらいました。
ところが、構造材の硬いアルミでも幅が薄すぎてベコベコになってしまうということで、材質を鉄に変更しました。
鉄で厚み3mm程度の板となると、日本で一般的なものはSPHC-P 3.2mmとなります。
よって、厚み3.2mmのリングです。錆びないようにメッキをしてもらいました。
取り付け方と用途は文章で説明してもややこしいので、下の絵をご覧下さい。ハブ、スペーサ、ハブリングおよび今回製作したリングの簡易モデルです。
赤い部分が今回のリングです。
内径は65mmに対し、誤差+1、-0で指定しました。それであれば65.1mmにうまく入るかと。
ところがこの0.1mmを甘く見たのが失敗でした。
少々内側を削らないと車体のハブには入りません。
また、旋盤でないため、真円が出ていないことも原因のようです。
頑張って4枚とも内側を削るしかありませんね。
でも、このリングを使わなくてもホイールがハブにかかってくれてハンドルのブレが無くなったので、ヘタに使わない方が良いかと。1000km以上も高速道路を走ってみ問題が出ていないので。
色々悩みすぎて、過剰な心配をしてしまったようです。
いちおう何時かは試してみますが、お蔵入りの可能性大です(笑
Posted at 2009/11/15 01:23:35 | |
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