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7mmのギアレンチってなかなか売ってませんね。
M4ねじの軸上にスペースがなく、ドライバーやソケットが使えない状況があり、7mmのギアレンチを探しました。

どこのお店でも8mmからしか売ってませんでした。
ネットでやっと見つけて買ったものの、使ってみると7mmのギアレンチや板ラチェットが少ない訳が理解できました。

二面幅7mmは、M4のボルト、ナットのサイズになります。
例えば、M4ナットをギアレンチ締める場合、レンチを戻すとナットがとも周りします。
戻りの時は、ラチェットがカチャカチャと回ってほしいのですが、ラチェットを送る力よりも、M4の摩擦の方が弱いんです。

なので、ナットが座面に着くまではラチェットが使えず、一度レンチをナットから抜いて差し直さないと締められません。
これが、おそらくM5(8mm)以上だと、ラチェットの機構が使えるのでしょう。

レンチのあたまに指などをそえて、とも周りを防ぐなど、ひと工夫すれば便利な工具になります。
また、M4のトルクを考慮すると、この長さのレンチなら2本指でつまんで回す程度にしなければ、締め過ぎになりかねません。
道具もつかいようですね。

普通には使えない7mmのギアレンチは売れないという訳です。
考えてみれば分かるような話ですね。

事前に考えられず、やってしまってから「考えれば分かるやろ！」と思う事が、最近良くあります、、、