
また代車生活ですwww
こんどはゴールドの前期型307ハッチバック。
で、なんで代車か、それが本題ですが。
先週の日曜日、嫁様が307SWでかけておりました。
私は家でお留守番。そんな中、嫁様から電話が。
「走ってる途中でハンドルが急に重くなった。」
来てしまった、と思いながらエンジンを掛け直すように指示しました。
1回目は変化なし、2回目のトライでハンドルが動くようになりました。
走行中の出来事で、なんとか路肩に車を停めて電話をくれたのですが、その間にもクラクションを鳴らされているのが電話の向こうから分かりました。
その後、再発も無く無事に帰ってきました。
高速やカーブの途中で突然発生すると、とんでもない事態になりかねないトラブルです。
その後、前日に点検を受けたお店に電話をして、月曜日の朝に車を預けに行きました。
お店の方からは「点検直後のトラブルで申し訳ございません。お車を引き取りにいきましょうか。」とも言ってもらいましたが、自分でも一日様子を見たかったので自走で持って行くことにしました。
お店の経験測から、パワステの基板にオイルが染みているのではという予測が付きました。
車を預けて数時間後、連絡が入りました。
やはりパワステオイルが基板に染みている可能性が高いとのことでした。
パワステポンプASSYのコネクタを抜くと、オイルが出てきたそうです。
このコネクタは、水が入らないようにシールされており、外から見てもこの状況は確認できません。
なので、点検で見つけるのは不可能な部分といっても過言では無いと思います。
前期型の307のリコールで、水が入らないようコネクタをシールするというものがありました。
逆に、シールされたタイプになっているためにオイルの逃げ道もなかったのでしょう。
パワステポンプASSYはパワステオイルのポンプと、制御基板がひとつのユニットになったものです。
オイルが漏れるとすれば、ポンプの軸から染み出てくるもの。
それが、基板のあるケース内に入り一部がショートしてパワステ回路が働かなくなります。
パワステオイルが規定量内であったことから、わずかに染み出たオイルが長い間に溜まっていたものと想像しています。
対処方法はパワステポンプASSY交換となります。
一時的に清掃して再利用しても、シールの弱った軸からは再びオイルが染み出るでしょう。
また、オイルが溜まっていることを確認するには分解しかないので、実質的に再発のチェックができません。
パワステポンプASSYは10万円を越えるお値段。
お店の方も、中古部品を色々あたってくれました。
使えそうな物も見つかりましたが、最終的には私の判断で、高くても新品のASSYに交換することにしました。
あと数年持てば良いという車であれば中古部品も考えます。
新品の部品でも同じトラブルが無いとは限りません。
私の車の製造時期のポンプASSYは、前期型と同じものを使っています。
使える中古部品があったとしても、そのASSYは私の車のものより古いものの可能性が高いのです。
ご存知の通り、欧州車のパーツは同じ部品番号でも、すこしづつ改良が重ねられています。
なので、新品で買える自分の車のものより新しく製造されたものに交換することにしました。
命にかかわるトラブルになる部品をケチって、大損害になることは避けたいですし、何かあったときに「あの時新品にしてれば」と後悔するような事にはなってほしくないですからね。
と、いう事で、うちの307SWは当分入院です。
「ラテン車らしいトラブル♪」なんて言うと、恐怖体験をした嫁様に激怒されるでしょう。
それでも、「もうこんな車はイヤ」とは言わず、修理して307SWに乗り続けることを許してくれた嫁様に感謝です。
m(_ _)m
Posted at 2012/01/31 22:48:30 | |
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