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2012年01月03日 イイね!

カドが丸まってるって、どう言う事?

バックドアを小さくしろっ! の続きです。

鈴木ケンイチの「クルマ好きのための“弾丸”試乗レポート」 第10回
“大人の走り”を目指した新型スズキ「スイフトスポーツ」

の1ページ目の中盤にある毎度の表現を考えてみる。

それは、
>段差を越えるとコツコツと振動が入ってくる。明確に足が固められていることはわかる。
>だが、その振動はカドが丸められており、不快というほどではない。」
と言うもの。

なんだかこの表現も、スポーティーな車ならどんな車のインプレにもほぼ毎度の様に付いて来る、と言うか「その表現しかないんかいっ!」って感じ。明らかに新しい表現の開拓をサボってるよね。

スポーツカーじゃない車の純正状態であってもシートをちょっと古めのフルバケットに交換すると結構ゲシゲシな乗心地になるもんだ。逆にバネレートを2倍くらいにあげてもダンパーの減衰を少々上げてもシートクッションが十分にあるとゲシゲシな乗心地になることはまずない。それを知らないって事はないよね。

人間は感覚として加速度は感知出来るけど速度は感知出来ない。加速度を緩和すればショックは和らげられる訳だからヒステリシスを持つ素材をクッション材として間に咬ませれば良い。また加速度を検知する尻と言うセンサーは皮膚の圧力と言う形で一次情報を得る訳だからより広い接触面積を設定し初期圧を減らしておく事で圧力の変動を減少させる事も出来る。(ジェットコースターなみに内蔵の移動でGを検知する事も有り得るけどね。笑)

なのでもしかすると「カドが丸められてる」と言うのは「サスペンションのセッティングが上手く出来ている」ではなく「シートの形状やクッションがきちんと効いている」と言うだけでしかないかも知れない。
でも多くの場合、読者は「サスペンションが良い」と読解してしまうよね。

直接的な表現ではなく、なんだか曖昧な表現にすることは何か目的があるのだろうか。普通のメーカーは今までの技術の蓄積があるのだから一発目でも有る程度のセッティングは出せてるはずだし、そこから微調整を繰返して製品化するのだから、そんな無茶な車が出来ていようはずもない。感性が全く異なる宇宙人がセッティングする訳じゃないんだからさ。
それをまるで、とんでもない車が商品化されることもあるんだよ、見たいな勘違いを読者に持たせることでジャーナリストの存在価値は高いものだと思わせるような表現にしてる、と言えるかも知れない。

つー訳で、この手の車のインプレ特有の表現と言うのは、実際にはインプレとしての価値を落とすものじゃないかと以前から思ってたりするですよ。

ちなみにハンドルやペダルはクッションを介してないけれど、ここは運転操作による常に圧の変動にさらされているので、乗心地を判断する情報としては使われる事はないと思う。
でも昔のプラスチック剥き出しな樹脂ハンドルよりもウレタンの方が、さらには薄いスポンジを介した革巻きの方が感触が良いのは、微小振動を感じているのかも知れない。
ペダルの方は靴などを介して操作する訳だから、靴や靴下の選び方が重要だろうね。


ちなみに
>CVTは一時停止中にクラッチを切り離して振動を減らす制御を行っているという。
と言うのがあるけど、これは燃費にも効くからね。0.5%くらい。(笑)
自動アイドリングストップが付いてない車で手動アイドリングストップをやるのが面倒と言う人もAT/CVTのセレクタをニュートラルにするってのはやった方が良いよ。停車中の振動は明らかに減るし、トルコン引き摺り分のエネルギーロスが減るので、停車中の燃費が少し良くなる。オカルトじゃなくて物理的にね。こんなご参考記事もあるですよ。


こっちでも「角が取れた」とか書いてるなぁ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1368139/blog/25118370/
自動車業界のオノマトペみたいなものだな。
業界用語ってのは出来るだけ使わない方が良いよ。
Posted at 2012/01/03 23:50:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | スイスポ | 日記
2012年01月03日 イイね!

新型スイスポの燃費って・・・

このあいだ違うスズキのディーラーに、またスイスポの試乗に行ってみたりして。

って、この辺りは7474君のテリトリーだな。

で、約800km走行の車両のメーター内の平均燃費の表示が17.8km/Lだった。これって本当なのかい?これが本当だったらすごいね。何かの間違いだとは思うけどね。

お勧めの試乗コースは青雲高校をぐるっと回る感じだから休日は飛ばし放題と思ったら、昔に比べると交通量増えたねー、とても飛ばせないね。

今回も野放しの一人走行だったのでお勧めコースから外れて日並バイパスあたりまで行って、意図的に信号の先頭で停車して、ちょっと顰蹙気味な感じで踏んで来たよ。(笑)
まあ、やっぱパワーはそれなりだけど、カタログ値よりあるんじゃないかな、って感じ。1速だとアクセルのドン踏みだけでちょいとホイルスピンしてESPランプがピカピカしてたよ。

まあ、そんな感じ。



-----追記-----
他の人のブログをみてもやっぱ17km/Lとかの燃費が出てるみたい。すげぇなぁ。
Posted at 2012/01/03 13:08:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | スイスポ | 日記
2012年01月03日 イイね!

バックドアを小さくしろっ!

鈴木ケンイチの「クルマ好きのための“弾丸”試乗レポート」 第10回
“大人の走り”を目指した新型スズキ「スイフトスポーツ」
http://magazine.kakaku.com/mag/hobby/id=621/
--------
この記事の2ページ目のインタビューは良いな。
今のほとんどの国産車がモータージャーナリストのユーティリティー優先の評価でバックドアの敷居をどんどん下げさせられてフロアと同じ高さまで下げさせられて剛性レスになっちゃったけど、スズキはコストと剛性のバランスで敷居をあげてしまいましたとさ。
ちょっとでも折り返しを作って敷居を上げれば格段に剛性があがるってのは紙箱を自分で折って作ってみればよくわかる。
ここをピラーバーとかで補強しても気分程度しか剛性向上はないしね。やらないよりは良いだろうけど、実際には耳で誤摩化される程度の剛性「感」向上にしかなってないと思うよ。
と言う訳で、モータージャーナリストの言う事を聞かないで技術選好した方が良い車が出来るんだよね、と言う好例さ。(笑)

えっ、そんなユーティリティー優先な評価を満たしながら剛性を達成するのが技術開発ってものだろっ、てか?
そんな要望ってのは物理法則を無視したアニメな世界の機械の話でしょうよ。合体変形ロボットはアニメの世界ではいろいろ変形したり合体したりしてややこしくなるに従って強くなるけど、現実世界では無駄に重くなってどんどん機動性は悪化するし接合部の強度は低下するし、結果的に戦闘力としては弱くなるもんだ。
カーボンコンポジットなどの超高強度な新素材を使えばそう言う構造も作れるけどコストは馬鹿みたいに上がるから大衆車には使えないしね。

技術者は物理法則の中でしかものは作れません。
「お客様は神様」ならば、神様が神業を使うべきだよね。(笑)
神様に対しては恭しく接しますけど、それ以上の事は出来ませんし、しませんよ。
神様に提供するのはお賽銭程度かな。(爆)
Posted at 2012/01/03 09:57:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | スイスポ | 日記

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