先だっての下6桁が000146の230SLを見付けた勢いで
ネットでどれだけ番号の少ない230SLが見付けられるモノか、
一寸やってみました(笑)。
結果、私が捜した範囲ではこれが最も初期の車両でした。
ミラーが250SL後期以降用ですが、
113にあまり詳しくない私的にはそれ以外はオリジナル状態に見える車両で御座います。
因みに113って、なかなか私のブログに登場しない傾向にあって、
ぽおるさんってあまり113が好きじゃないんじゃない?
って密かに思われている方も居るかもですけど、決してそうではなくて、
自分の車と系統が違うので、あまり詳しくないのに加えて
私が知らないだけかも知れませんけれども、
他の車種に比べると、年代による目に見える変化が少なくて、
ネタにしようがないので、自然とそうなってしまっているだけなのですよね。
勿論、幌付き
ハードトップ付き。
私、このアンテナの位置ってオリジナルじゃないだろうって思っていたのですけど、
少ないものの、たまにこうしてリアの左に付いている車を見掛けるので、
最近、ひょっとすると注文でこんなのも選べたのかも?
と思ったりしています。
室内
ベッカーの年代が違うのとホーンリングが円形ではないのが付いていますが、
私的にそれ以外に不自然な所は見受けられません。
この車、アメリカにある車らしいですが、アメリカに入国したのは1976年との事で、
見掛け通り、アメリカ仕様ではなく、元々はドイツから来た車なのだそうです。
故にメーター類もそっちの仕様のままです。
シートも綺麗ですねぇ。
内装に手を入れているような事は書かれているんですけど、
具体的に革シートを張り替えたような書き方はしていないのですが、
ひょっとしてオリジナルなんでしょうかねぇ?
これが張り替えているとしたら、かなり綺麗な仕上がりだと思います。
ヘッドライナーは張り替えているらしいです。
220SEbクーペでもうちの220君の一寸後からイミテーションレザー張りですから、
超初期型でも230SLではオリジナルもコレだったのでしょうね。
そう考えてみると、あまり気にした事は無かったけれども、
190SLのハードトップの内張りは年代から行ってファブリックだったのかしら???
こないだの230SLでは下廻りからの画像だけ載せましたが、
上からトランクを見ると、スペアはこんな感じに載っています。
う~ん、これはこれで一番左まで寄せ切れていない気がする
(かと言って、この位置じゃないと出し入れ出来なさそうですよね)し、
果たして新旧どちらのスペアタイヤのマウント方法の方が
スペースを有効に使えるのでしょうかねぇ???
エンジンルーム
いつも言う事ですが、仕上げましたっ、、、て感じじゃなく、
それで且つみすぼらしくもない所が好いですねぇ。
で、肝心な車体番号はコチラ。
何と下6桁000057でありました(凄)。
当然カロッセリープレートはドアを開いたヒンジ側のピラー上に。
000057に対して00060で御座いました。
ホント、ボディナンバーって意味不明だなァ。
で、一寸見にくいけど、ボディナンバーの打刻も画像がありました。
エンジンナンバーも。
これも見にくいけど、000069かな?
もしかするとエンジンは何らかの理由で撥ねられるものもあるから、
車体番号末尾と一致しないんですかね?
床廻りの画像も色々あったのですが、
私が気になったのはコレ。
フューエルポンプカバーです。
220君のそれがフルカバーで、その後、前側三方を囲うタイプになるのですが、
これまたフルカバーではありませんか。
113のは円筒形っぽいイメージがあったので調べてみたのですが、
どうやら000202までと000203から007024までと007205からの3つのタイプがあったようです。
つまりこの車のは最初期のタイプってわけですね。
000202までとその後では元々は
タンクの品番が違った(今は共通の番号に変更になっている)ようなので、
その辺りの影響でこの部品も違ったのでしょうねぇ。
また、250SLと280SLのそれは共通らしいのですけれども、
それと230SLの最後のタイプとでは違う品番になっているのですよねぇ。
一瞬なんで?と思ったのですが、230SLまでは65Lタンクで
250SL以降が82Lタンクになったのをすっかり忘れておりました(笑)。
従って、これもタンクの違いからだと思われます。
一つの興味から芋づる式に違う事が判ってくるのが
こうした調べものの楽しさですな(笑)。
他の人には理解されない事だろうけど(爆)。
因みにこの車、今の売り物では無くて、
丁度一昨年の今頃に何らかのオークション形式で売られた車だったようなのですが、
その際に、47250ドルで落札されているようです。
車はとても綺麗そうだし、
私的には好い買い物だったのではないかなァと思う所であります。