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ピンポーン、外国からのお荷物ですよー。



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メリークリスマスうううううううぅぅぅぅぅぅぅぅｗｗｗｗｗｗWWWWWWWｗｗｗｗｗ

先日よりハルデックスカップリングファイナルドライブ爆死により入院中のゴルフさん。ていうかそもそもその長ったらしい名前の部品は何かというと、何のことはない一般的にはただ単にトランスファーと呼ばれる部品であります。

ただ、ウソかマコトかこのトランスファー単体では部品が出ず、トランスミッションとのASSYでしか購入できず、つまりそれが58万円とかする話なのであります。ありえないので中古部品を探します。というわけで、まずはディーラーさんから部品番号を教えていただくことに。

部品番号：0AV 409 503 AG

さっそく上の番号をebayに突っ込んでみると出てきません。次に恐らく年改なんかで変わるであろう下2つのアルファベットをカットして「0AV 409 503」で検索してみると、おお、出てくる出てくる。上は1000ユーロから下は400ユーロくらいまで。58万円にくらべればハナクソのような金額であります。

んが、それでも送料込みで5万円くらい。58万円に比べればハナクソですが、私のおサイフからすればクリティカルな金額でもあります。というわけで、今度は上3つのアルファベットをカットして「409 503」だけで検索。おお、出てくる出てくる。

どうやらこの6ケタの数字がフォルクスワーゲングループ内でトランスファーを表すらしく、アウディTTやらA3やら、果てはシュコダなんかの部品も出てきます。こちらは上は1000ユーロから下は80ユーロまで。というわけで、今度は80ユーロの画像を穴が空くほど見つめます。

こちら、部品番号は「02M 409 503 K」とのこと。アウディA3用とか書いてあって、で、昔々聞いた話ではA3とゴルフは同じプラットフォームとか言ってた気がして、でもって同じプラットフォームならこんな部品使いまわすに決まってるわけで、というわけでさっき見た「0AV」の画像と並べて30分ほどウンウン唸り、そんなこんなで見つめすぎて液晶がだいぶ薄っぺらくなったトコロで発注。送料込みで1万9000円なり。で、届いたのと外したのを並べたのがこちら。







えー、結論から言いますと、9割方同じですが付きません。考えられる理由は以下の通り。

① アウディ用とフォルクスワーゲン用で違う
② DSG用とMT用で違う
③ 年改が入って違う



まあ、まず①だとしたら部品にフォルクスワーゲンの刻印も入れないだろうから多分コレは違う。次に③だとすると、たしかに多分右下の数字「190407」と「230702」が製造年月日だろうから5年の月日が流れてるわけで、そりゃもちろんトランスミッション本体が大幅に変わってる可能性はあるのですが、ていうかよく考えたら2002年にはまだDSGはこの世に存在しないわけで、つーことで理由としては②が濃厚であります。

確かに画像を見ると、メインドライブシャフトに刺さるであろうスプラインの根本のカタチがいちばん大きな違いですし、まあそりゃ付かんわなあ、と。

と、まあ、このような次第で泣く泣く「02M」を諦め、今度は安全第一ということで外したのと同じ「0AV 409 053 J」の部品をebayで大枚5万円払って注文して、現在に至ります。

あ、ちなみにこのR32DSG用のトランスファーですが、枝番はJ→Q→T→AF→AGと変更になっているようです。調べていただいたディーラーさん、ありがとうございました。

もちろんトリニトロトルエンではなく運送会社であります。イギリスから中3日で届くとか便利な世の中すぎるわけですが、成田からいっぺん江東区に行ってそっから戻ってくるという東京中心の世の中に若干もやもやします。

つーわけで、付くのか心配なので明日ちょっと見に行きたいけど面倒くさいなあ。

3日間300kmにわたって代車としてお借りしたこのクルマ。ていうかまずこんな儲からない客のために大切な試乗車を貸していただき、ホントにありがとうございます。

なんだかんだ文句をタレましたが、いずれも難癖レベルのものでして、クルマそのものの魅力を損なうものでは一切ありません。機械的な部分での完成度は文句なく高く、誰にオススメしても決して後悔しない非常にバランスのいいクルマだと思います。

で、じゃあ、自分が買うかと言われると、うーん、迷いますね。

我が家の事情的に、できればこのサイズのコンパクトカーが一台欲しく、実際つい先日までは初代のシトロエン・C3とか、二代目のフィアット・パンダとかに乗っておりました。

C3は1.4Lで75馬力というスーパー非力なエンジンに、とてつもなくアホな4ATという組み合わせで、つまり動力性能的には全くのおたんこなすなのであります。また、質感という点でももはやそれを高く見せることを放棄したような材質なのであります。

ですが、それを補って余りある明るくて広い室内や、大径タイヤがもたらす大様な乗り心地。何より一目でそれとわかる可愛さといった分かりやすい特徴がありました。あと、踏めばそれなりに速く感じて、コーナーリングも重心が高いなりにリニアというのも意外ないいトコロ。

また、パンダは100HPというグレードだったので、小排気量エンジンに6MTという、いかにもソレ系の人が好きそうなスペックなのですが、決して速いわけではなく、また、質感という点ではC3とどっちこっち言わないこれまたおたんこなすっぷりなのです。

ですが、それを補って余りある走らせる楽しさと、ポロやC3と比べても一回り小さいサイズの中に同等の積載量をきっちり確保して、なおかつ小回りがきいて意外なことに燃費も信頼性もソコソコというのも意外ないいトコロ。

ポロ単体で見れば決して個性がないわけでもなければ、ましてや出来が悪いなどということはあり得ない素晴らしいクルマなのですが、自分がクルマに対して愛着を感じるポイント、つまり「過剰さ」や「足りなさ」というものが、残念ながら自分は感じることができませんでした。まあ、動力性能ところでも書いた「良くも悪くも印象に残らない」という点が、自分的にはやっぱり不満なのでしょう。

などという感想もつまり難癖や屁理屈や重箱の隅レベルのものでして、つまりそのくらいのコトを言わないとケナせないレベルのコンパクトカーでございます。買って絶対に損はありません。
　

せっかく借りたのでポロでお散歩しております。



オドが380kmとかいうドドドドド新車なので大事に大事に乗っておりますが、とか言いながら雪の中もちょっと近所まで出ちゃったりしたのですが、いい意味で新車を感じさせない部品の精度の高さはやっぱり最近のクルマってすごいなあなどと思ってしまうポイントです。こんなんナラシいらないじゃん。

まあでもナラシいらないってことは新車がピークであとは衰えてくだけってことでもあるわけで、昔のおじいちゃんみたいに「ベンツは10万km走ってやっとナラシが終わるんじゃよ」とか言えないのは若干悲しい感じもします。まあ、そんな風評がまかり通るよりは10万倍マシなのですが。

そんなのは抜きにしても、やっぱりフォルクスワーゲンのベーシックカーだけあってとても真面目に作られてます。明日返却予定なので、もうちょっと楽しもうそうしよう。

で、先日の地鎮祭から二週間。来るたびに奥様が「ちっさ！」とか言うので、それに対抗して間髪入れずに「でかっ！」っと言うようにしています。言霊は大切です。あと、大きいことはいいことです。