今日はミニのいろいろと溜まっていた作業を進めていこうかと。
まずはメーターパネルを外す、、、
久しぶりにパネルを外しました。
例の冷えていると調子の悪いブーストコントローラー(ECU)
それと、ECUの下にある黄色いリレーの1つが燃料ポンプのリレーです。
今日はこれらのメンテも行います。
まずはメーターのLED交換から、、、、
写真中央のハイビームインジケーターのLEDですが、明るいに越したことは無いだろうと、とにかく明るいLEDを選んでメーター周りには取り付けていましたが、ハイビームにするとインジケーターが眩しすぎて邪魔っていう!
暗くて先が見たくてハイビームにしてるのに、インジケーターが眩しすぎて逆に前が見えにくくて結局片手でインジケーターを隠しながら走らないといけなかったので・・・・・
余っていた部品でLEDバルブを自作してきた。
内部にはなるべく抵抗値が大きい抵抗を付けて、更に光拡散キャップを付けて可能な限り眩しくないようにした。
点灯してみたところいい感じの明るさで、これでインジケーターを手で隠さなくても走れる!
メーターパネルを外したついでで、クーラーの吹き出し口も改良、、、
2つあるうちの1つの吹き出し口の動きがユルユルで、走ってると勝手に動いてしまいすごく気になっていたので動きを渋くします。
使用しない時は吹き出し口が真っすぐ前を向いてる「デフォ状態」じゃないと気に入らないので。
ちょうどモノタロウで買ってた0.5mm厚のワッシャを持っていたのでこれを付けてみることに。
このように軸にワッシャを入れて組むだけ。
元々そんなに隙間は無いので、1枚だけ取り付けます。
ちなみにワッシャの下に爪?がありますが、それが折れて機能してないので動きがユルユルになってました。
ワッシャを取り付けて組んでみたところいい感じの渋さになり、これなら満足!!
さて燃料ポンプのリレーですが、、、
先に邪魔になるECUを外したところです。
上に別途取り付けているリレーはACG連動のリレーで、オーディオ・ウーファーやクーラーなどの電流を必要とするパーツに電源を供給するようにしています。
これがなければイグニッションキー経由で電源を供給することになり、キースイッチにかなりの負担が来ます。
実際キースイッチのコネクタが熱を持って溶けかかっていたので修理してるくらいですし。
今回一応そのコネクタもチェックしましたが、リレーを導入したおかげで全く問題ありませんでした。
そういや土砂降りだとクーラー周りから雨漏りしていたな~っと見てみると、、
このクーラーの配管のグロメットから入ってるみたいですね。
ってそりゃそうだ!!
この配管は室内に向かって下ってる方に傾斜が付いているので、エンジンルーム内でこの配管に水が付着すると自然と室内に水が浸入する構造になってるんですから!
完全に欠陥構造!!
グロメットには保温チューブが接触するだけなので、完全にシールする事すら難しい・・・・
ボンネットの隙間から水がエンジンルーム内に入らないようにちゃんとシールをするのが前提なのでしょうが、一応グロメットの外側の方からコーキングでもしておくかな~?
今後も滅多に外す配管じゃないし多分コーキングで固めちゃっても問題ないでしょ。
話は戻り、左側のリレーが燃料ポンプのリレーだったので外して接点を磨いておきます。
綺麗だし、焼けたりとかもしてないので接点さえ磨いておけばまだまだ使えるでしょう。
それにイギリス製ではなくドイツ製ですし。
もう片方の謎のリレーも外して接点を磨いておきました。
「Lucas 8EM control unit ADU6165 84098A」
だそうです。
ERA品番は「1219-181」との事。 (パーツリスト上では「ERA 1219」ってなってる)
ローバーのメトロターボとか、おそらくこの時代のターボ車には同じものが付いていたんじゃなかろうか?
どこかで中古でも手に入ればいいのだが・・・・・
さて、いろいろとテスターで動作について調べてみようと思います。
こんな安直なテスト環境とか!!
何しろ配線は電源の2本と、ソレノイドバルブの1本しか使いませんから。
今回回転数信号は入力しないので4本目は接続無し。
ブーストはシリンジで代用
最初にブーストメーターに繋げて見てどれくらい圧力が上がるか見たけど、グイっとピストンを押し込むと1.0barは越えていたので今回テストするだけなら十分。
まだユニットが冷えている間に、抵抗値を測ってみようかと、、、
グラウンドと、ソレノイドバルブを接続するピンの間の抵抗値を測ります。
ECUを経由してグラウンドに短絡する構造のはずなので。
上記はブースト0の状態での抵抗値でした。
こちらはブーストを掛けた状態での数値
60~100オームあたりを行ったり来たりしてました。
なんだかあんまり良く分からん・・・・・
いずれにしても抵抗値は結構低いのね。
こんなだから、ソレノイドバルブが動作しっぱなしになっちゃうわけか。
今度は分かりやすいように電球を繋げて見ることに。
見ての通り電球の片側が12Vで、もう片側がソレノイドバルブの接続ピンになります。
これはブースト0状態で、点灯しませんね。
ブーストを掛けたら点灯した!!
やはり構造としては思っていた通りでした。
ってか、なんかちゃんと動いてるっぽいって事は、暖かい室内でしかもしばらく電源を入れていたから正常状態に戻っちゃったか!
正常状態でまた抵抗値を測ってみると、、
ブースト0状態で340kオームと、冷えている時の40オームと比べるとかなりの抵抗値になりました。
なるほど確かにこれならバルブは動作しないわ。
ブーストを掛けると、完全に短絡しました。
やはり温度でECU内の何かが変化してるとしか思えないですね。
ブースト0の状態でも抵抗値が異常だったので、ブーストセンサーではなく半導体の方がおかしいって事かな?
開封の儀
とりあえず開けては見たものの分かる訳も無く。
観察していて思ったが、このダイオードが怪しいのではないかと・・・・・
こういうのが得意で直してくれるって人でもいればいいんですけどね~~
こんな修理をするところなんて聞いたことも無いしな~
まあとりあえず今回は修理は諦めて、元に戻しておきました。
別にECUは無くてもいいくらいなので。
お次はワイパーモーターのパーキングスイッチを交換します。
モーターが外れました。
ルーカス純正のパーキングスイッチに交換!
で、元に戻して動作を確認すると、最初は直った~っと思っていたら、何度か動かしていると今度はワイパーが止まらなくなった・・・・・・
タイミングよくスイッチ側を操作すると止まったりもする。
クソが・・・・・
ルーカス純正スイッチならバッチリかと思ってたのに!
中の接点がイマイチ接触不良か、それともスイッチのボタンをちゃんと押しきれてないかってな感じっぽい。
もう一度モーターを外しましたが、もう時間が無いので本日は作業終了で明日に持ち越しです。