たまには更新しておきましょう・・・(笑)
アナログ領域でのセッティングも一段落したところで、最近はデジタル域での調整ばかりやってて、とくにネタも書きたいこともないのです。
デジタル調整でのTA,EQ,ネットワーク調整は実に奥が深くて、そう簡単には思いどうりにはいかないものです。
とくに調整者には客観的な判断力が要求される極めてシビアな世界でもあります。
常々思うことですが、余分なデジタルデバイスを通すことで音が劣化するという方がいますが、相当な高いレベルで追い込んだ状態であれば、それも頷けるわけですが、私たち凡人レベルでは、ブラインドで聴き分け出来る人はいないと思います。
ほとんどの場合はプラシーボの世界であると思います。
むしろデジタルデバイスを通す事のデメリットよりも多くのメリットを引き出してあげたほうが、幸せになれると思います。
あくまでも私の主観ではありますが・・・。
音楽的にも、例えば定位にこだわるのは、定位のみを追及するのではなく定位を追った結果、いままで聴こえなかった音が聴こえてきて、さらに気配感を感じるようになります。
伸びるべき音がきちんと伸び、止まるべき音がきちんと止まる・・・
これが自然な表現だと思うのですが・・・
しかし調整を一歩間違えると、とんでもない状態となるんですね(笑)
ここが難しいところなんです。
長時間の調整では、音の感覚がおかしくなってくるので、注意が必要です。
でありますゆえに短時間での勝負あるいは、休憩をはさみながらの調整となります。
基本となるのは、ネットワークによるレベル調整です。
左右、上下(TWとMID)それぞれの音圧を合わす作業ですが、わりと軽視されがちな部分でもあります。
左右の音圧が揃わないと良好なステレオ感が得られないはずです。
またTA調整でも狙ったセンター位置の芯が出ないと思います。
上下レベルもうまく良い位置がみつかれば、クロス域の音の厚みというか含みというか、適度な密度感が出てくるように思います。
この辺はスロープとの絡みがありますが・・・・
こういった基本的な部分もしつこく、納得がいくまで繰り返すわけです。
最適なウェルバランスを目指す第一歩なんですね・・・・
次にはクロスポイントとスロープの設定ですが、筆不精の私にはこれ以上書けません・・・(笑) お話はできるんですが・・・
つづく・・・ かどうかはわかりません。
Akira Jimbo & Brian Bromberg - Brombo - "I got Rhythm"
やっぱりJBプロジェクトは素敵だなぁ・・・
世界のJimboも頷けます。
Posted at 2008/07/01 03:23:50 | |
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カーオーディオ | 日記