楽しい夜を過ごし、本来の仕事に向かいました。
まず、何をしに行ったのか?と言いますと、昨年に行った石巻慰問と同じことを福島でもやりたいと
いうのが始まりでした。
また、子供さんたちと少しでも楽しい時間を作りたいと思い、昨年と同じことを仮設住宅に向かいやりたいと福島県に依頼すると・・・・・・・・・。
現状の福島県を理解していませんでした。
放射線の影響もあり、お子さんたちと外で遊んだり、集めたりすることはダメだんですよね・・・。
ただ、何もせずに行くだけでは全く意味を無しません。
みんなで考えた結果、外へ出られないお子さんたちのため、絵本、児童本を県立図書館へ寄贈しようと考えました。
全国のみんなにお願いをし、集まった2千冊の本の目録を持ちみんなで福島へ向かったわけです。
それと福島県の被災の70%以上を受けたいわき市の現状を把握し、少しでも多くの仲間でお金を使おうと向かいました。

現地の仲間がバス等を用意して頂き(放射能の影響で降りたり出来ない場所があるため)、いわき市のお隣の広野町へ

バスからでしか見ることが出来ませんでしたが、除染の作業、除染された土の置き場等を見ることが出来ました。
1年以上の経った状態で向かったのですが、見えない部分、報道されない所は全く変わっていない、他の地域とは根本的に違う現状が解りました。

津波後に復興された道の駅でいろいろお話を聞き、現状も確認出来ましたが、やはり大変な状況であることは変わりませんでしたね。
夜も現地の方々と懇親会を開いて頂き、皆さんの想い、これまでの復興までことをお聞き出来ました。
まず、思ったことは「風評被害」です。
隣の県では大丈夫なのに、福島はダメってのはおかしいと思います。
どうも日本全体が見て見ぬふりをしているように思える。
農業、漁業の町が機能していないなんておかしいですよね、本当に。
福島は何も食べても本当に美味しかったし、みんな暖かかった。
少しでも多くの人が福島へ行って頂き、現地を見てもらいたいと凄く思いました。
行ったら、「風評被害」のバカらしさが凄く解ります。
そう思える福島慰問でした。
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Posted at
2012/11/11 20:40:42