車体ふらつきの原因が分かった！

先日の長野・群馬DANGANツーリングに於いて、

愚車とら号に若干のトラブルが出てました。

（超？）高速走行での車体ふらつきです。

メルヘン街道を抜けて、中部横断道路に入り、ここで踏み込

んだ途端に大きくふらつきが出て恐ろしくてそれ以上踏めない状況でした。

・・とは言っても尋常じゃない速度領域なんですよ。


当初は路面のわだちにハンドルが取られたものばかり思っていました。

しかし、路面舗装コンディションの良い部分においても、踏み込むとこの症状が出ます。



もう、このツーリングではフニャキロ以上は駄目やな・・

・・とガッカリしてました。

幸いにも今回はワインディン・ロード走行を中心としたツーリングでしたので楽しめましたが。




中部地方の山道なので路面が良くないのは仕方無いと思い、帰りの伊勢湾岸道で

少し踏み込むと、この症状はほぼ出ないのです。

路面の影響だっ！

或は、ボディーをフロント・ブレースとレインフォースメントで強化して

いるのでその影響だな。

特にフロント・ブレースは路面からの応答を顕著に伝えます。

数日前まで、そう思ってました。



昨日、時間ができたので、いつもの高速道路で検証を行いましたら、

やっぱりふらつきが発生した。（泣；）

いったい、原因はなんなんだ！？


アライメントが狂ってる？

振動が出ないのでホイル・バランスではない。

車体強度とタイヤがマッチングしてない！？？


これまで、ほぼ4年乗っているが、こんな症状は初めてです。

何の前触れなく、いきなりこんな事になるか？？

それならどこか大きな故障個所があり他にも支障が出るはずだ。





冷静に捉え、変化点を洗い出して状況を整理することにした。

実は、先月半ばにリヤ・タイヤを交換しています。

フロント・タイヤと同じMICHELIN　PS4です。

タイヤ交換後100kmの慣らし走行のみ実施でツーリングに出たのです。

馴染みや収まりができていない！？




Netで車体ふらつきと、このタイヤの情報を探ることにした。

ありました！！！

この車体ふらつきはワンダリング

と言うそうだ。


轍による影響や、ホイール・アライメントの不具合、扁平タイヤ装着や

ロウ・ダウン、あと、タイヤの特性でも発生するそうだ。

早々にクルマ屋さんに行って、アライメントを測定・調整しようとググっていると、、

なんと、出ました！？

MICHELIN PS4のワンダリング性能の低さを訴えているユーザーが

いたっ！


どうやら、ショルダーが角張っているとワンダリングが出やすい。

それに、温度が上がらないとタイヤ性能が安定しないと書いてあります！！



あと、微妙なセンでは、タイヤの馴染みや慣れが影響するそうだ。

タイヤの温度については、体感している節がある。

スポーツ・モードで踏み込んで走ると、その症状が出ないのだ。

どうやら、ツーリング帰りの伊勢湾岸道のケースも・・

それでふらつきが出なかったんだ。納得。





ここまで分れば、対処方法が判ってきます。

フロント・ブレースを取り外すつもりでいましたが、これは必要ありません。

↓このブリッジを外そうと考えてたが、どうやら必要無いらしい。



今後は高速道路ではタイヤを温めてから踏み込むことにします。

それと、近いうちにホイール・アライメントも点検してみよう。


それにしても、恐ろしい体験でした。

あのスピードでのふらつきは恐怖です。。


長野・群馬ツーリングに参加された皆さんには大変ご心配をおかけ

しました。


これにて一件落着です。





●2020/3/15.追記
　パーツ・レビューでも書きましたが、こちらのblogの方がアクセスが多いので追記します。リア・タイヤをPS4に交換して約3,000ｋｍ走行しました。本日、タイヤ空気圧を車両指定値に合わせて高速走行で踏み込んできました。タイヤのアタリがついてきたせいか？　これまでのワンダリングが嘘のように消えました。


●2020/8/30.追記
　先週、足廻りをBILSTEIN車高調に換装しました。
その過程で、アライメント調整も行いました。そのせいか？高速域フニャキロを超えても一切のワンダリングは発生しません。タイヤの当たりがついたのか？アライメント調整で解消したのか？定かではありませんが、ＰＳ４を入れた当初にフラついていたのは事実です。