タイトル画像は1986年、前年のノービスクラスから国際A級クラスに特別昇格し
た宗和孝宏選手のGPZ400Rです。A級なんで改造はすべてOK。ご覧のぶっといア
ルミツインスパーフレーム(って行ってと思うけど?)が強烈なインパクト。さす
がにカワサキワークス復活前年のマシンで見れば見るほど各所にワークスの匂いが
プンプン。乾式クラッチ、アルミ削り出しフロントフォークアウターなどなど。フ
ロント、リアのホイルはこの時の流行のマービック3本スポーク。当時のノービス
ライダーはこのホイールが欲しかったんですねー。でも高かった。カワサキはダイ
マグの印象があると思いますが、マービックが軽いでーとの評判でみんなこれにし
たかったんですわ。ノービスTT-F3クラスはフレーム変更不可以外は改造OKなの
で、GPZ400Rはまずホイールをリア16インチから18インチにするところから始ま
りましたね。GPZ750Fとかのノーマルホイールを入れてたりしまして、これがま
た重いんですわー。ZX-4が出たときはリアホイール見て「うぉー幅広やんかー!
ノーマルのくせに軽そー!」言うて悔しがりました。
1986年鈴鹿のカワサキテスト&走行会で宗和選手が乗るこのA級GPZ400Rにメ
インストレートを付いていったのが思い出です。宗和選手の後ろ姿がブレインレザ
ーの腰のワッペンが大きく印象的で、ストレート中ずーとシートカウルからちょこ
っと右に腰をずらし1コーナー突っ込みの準備をしてましたね。
同じ400ccなんでまあまあスリップに付いて行けたんですね。
この写真は同じチームグリーンの多田喜代一選手ですね。白黒で見にくいですが上の宗和選手のマシンと同じ仕様ですが、フロントゼッケン下に大きくエアインテークの開口があいてます。1986年は国際B級だっ
たと思います。場所は多分鈴鹿の逆バンクですかね?
宗和選手と同じ全日本選手権、国際A級・B級混走TT-F3クラスに出場されていま
した。たしか全日本の筑波で3位入賞が最上位やったかな?
なつかしいなー。
Posted at 2021/09/26 17:49:13 | |
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