『Top Estonian rally prospect secures major seat – Rally1 debut at home event?』
M-スポーツは金曜日、ユルゲンソンが来シーズンのWRC2カテゴリーにフォード・フィエスタ Rally2で参戦することを発表
彼は開幕戦のモンテカルロでシーズンをスタートし、その後スウェーデンとケニアで開催されるWRCラリーにも参戦する予定だ
来週26歳になるユルゲンソンは、2024年のJWRCジュニアタイトルを獲得し、今年はM-スポーツとFIAラリースター・プログラムの支援を受けてWRC2に参戦し、英国ラリー選手権にも参戦してランキング2位を獲得しました
M-スポーツのチーム代表リチャード・ミルナーは、ユルゲンソンがRally2マシンでの初シーズンを終えた今シーズン、成熟した走りを見せたと評価しました
「2025年の彼のパフォーマンスは、彼がこのレベルにふさわしいことを証明しました。カレンダーの中でも最も過酷な2つのイベントで2026年のWRC2シーズンをスタートさせることは、彼とコドライバーのオヤ・シームにとって素晴らしい次のステップとなるでしょう。フィエスタ Rally2のアップグレードも発表できることを大変嬉しく思っています。シーズンを通して彼がどのように成長していくのか、楽しみにしています」と、ミルナーは語りました
M-スポーツは、来シーズンに向けてフィエスタ Rally2のアップデート版を導入し、このマシンは、エンジンと電装システムのアップグレード、サスペンションジオメトリの見直し、新型リアブレーキ冷却キットなど、様々な改良が施されています
シーズン開幕に先立ち、ユルゲンソンはシーズン序盤にオーストリアで開催されるイェンナー・ラリーでウォームアップ走行を行います
「シーズン序盤からスタートできて嬉しいです。マシンのアップデートも順調なので、とても前向きな気持ちで、スタートが待ち遠しいです。今シーズンは、自分のスピードとマシンの性能の両方を示す重要なシーズンです」と、ユルゲンソンは語りました
昨シーズン、ユルゲンソンのWRC2での最高成績は、ラリー・イタリア・サルディニアでの5位と、地元開催のラリー・エストニアでの5位で、最終的なWRC2ランキングでは13位でした
地元ラリーでRally1デビュー?
エストニアでは、ユルゲンソンが来夏にWRC(世界ラリー選手権)のトップカテゴリーにデビューするのではないかとの憶測が飛び交っている
ラリー・エストニアの主催者は10月にエストニア出身の才能あるドライバー1名に、7月にRally1マシンを運転する大きなチャンスを与えると発表しており、WRCプロモーターが、このドライバーの出場費用を負担します
発表後、候補としてユルゲンソン、ロバート・ヴィルヴェス、そしてゲオルグ・リンナマエの3名が浮上し、ヴィルヴェスは来シーズン、シュコダからWRC2に参戦しますが、リンナマエは先日、学業に専念するためラリーを一時休止すると発表しました
エストニアの新聞「ポスティメース」によると、ユルゲンソンはラリー・エストニアでRally1デビューを果たす最有力候補で、同紙は、ユルゲンソンが地元WRCに出場する前に、M-スポーツのフォード・プーマ Rally1でテスト走行を行う機会を得る可能性もあると報じています
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確かにラリー・エストニアの主催者は、来夏のイベントで、有望なエストニア人ドライバーがRally1マシンでこの高速グラベルラリーに参戦するとし、WRCプロモーターは、この参戦を可能にするために資金援助を行うとの発表がされましたよね
『Estonian talent set for Rally1 debut in WRC』
その時点での候補者は3名だったのですが、記事によるとリンナマエの休業により2名に絞られた様子で、ヴィルヴェスはシュコダからの参戦となるため、ユルゲンソンが第一候補になっている様に書かれていますが、果たしてそうなのでしょうかねぇ?
現在トップカテゴリーで追加でマシンを用意出来るとなると、M-スポーツだけの様に思えますが、トヨタも用意できるかと思われるんで、M-スポーツがマシンを用意するとなるとユルゲンソンがシートを獲得するでしょうけど、トヨタだとすると判りませんよね
まぁどちらにしても、Rally1カーにデビューする事が決まれば、当然イベント前にテストでステアリングを握る機会はあるでしょうね
Posted at 2025/12/22 16:48:09 | |
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