『WRC bosses respond to criticism over controversial decision – and address another hot topic』
昨年のポイントシステムでは、最初に条件付きポイントが土曜日の夜に既に付与されていましたが、それを維持するには、クルーは日曜日にフィニッシュラインを越えなければなりませんでした
日曜日はラリーの他の日とは事実上別のものとなり、上位7名のドライバーにポイントが与えられ、その後もパワーステージでさらにポイントを獲得することができました
新しいポイントシステムは意図したとおりには機能せず、ラリー勝利の重要性を軽視するものとみなされました
なぜなら、総合優勝者が週末に獲得するポイントの中で、実際には最も多くのポイントを獲得しなかったイベントもあったからです
今シーズン、このフォーマットは見直しとなり、スーパーサンデーは維持されましたが、土曜日に付与される条件付きポイントは廃止されました
しかし、2024年に採用されたこのシステムは本当に間違いだったのでしょうか?
「完璧ではありませんでしたが、非常にスリリングなシーズンを生み出しました」と、WRC プロモーターのスポーツ・シニア・ディレクターであるピーター・トゥールは語ります
「後悔は全くありません。このシステムが間違っていたとは思いませんが、私たちは頑固ではありません」と、トゥールは続けます
WRC プロモーターのイベントディレクターであるサイモン・ラーキンも、トゥールとほぼ同じ考えです
「私たちは新しいことに挑戦しなければなりません。そうしなければ、停滞し、新しいファンを獲得できなくなるでしょう」と、ラーキンは言います
「ポイントシステムで試したことは、野心的だったと率直に認めます。最初の1年間で学び、変化を受け入れ、時にはすべてが100%正しいとは限らないことを受け入れました。それが実際に選手権に影響を与えたか?いいえ。むしろ、選手権を本当に素晴らしいものにしてくれたと思います」と、ラーキンは説明する
ラーキンは現状に満足しており、当然ながら近い将来、ポイントシステムに変更はないだろう
「しかし、今の状況は本当に素晴らしいと思っています。スーパーサンデーは素晴らしい成果を上げています」と、ラーキンは誇らしげに語る
ポイントシステムに加え、WRC(世界ラリー選手権)におけるもう一つの大きな話題は、スペシャルステージのスタート順の決定方法だ
ERC(ヨーロッパラリー選手権)では、予選ステージでスタート順が決定されるが、WRCはその点においてERCに倣うつもりはない
「その点については少し注意が必要だと思います。確かに、面白いフォーマットを作ることはできます。しかし、これほど多くの変数が絡むこの場所で、それを実現できるでしょうか? 完全には確信が持てません」と、ラーキンは振り返る
----------
ポイントシステムには、これまでに幾度となく犯行がなされてますよねぇ
自分の覚えている限りでは、2010年までは25-18-15-12-10-8-6-4-2-1だったのが、2011年からパワーステージでトップ3に3-2-1ポイントが寄与される事に
2017年からはパワーステージのポイントが多く広く、トップ5に5-4-3-2-1ポイント寄与される事になり、2024年には最終日にもバトルが見られる様にと記事にある様に
確かに優勝の価値が低くなってしまったのは誤算だったと思いますが、それを踏まえて今季はまた変更に
プロモーターは色々と試行錯誤を繰り返していますが、よりWRCが盛り上がる様にと頑張っての事なのですよね
Posted at 2025/08/26 17:00:46 | |
トラックバック(0) | 日記