タイヤ戦争

『Advantage Michelin in ERC Tyre Supplier title chase as Hankook makes its mark』

今シーズン初開催となるFIA ERC（ヨーロッパラリー選手権）タイヤサプライヤー部門で、ミシュランはバルム・チェコ・ラリー・ズリーンでダブル表彰台を獲得し、ピレリに23ポイント差をつけている

しかし、ミシュランがタイトルテーブルのトップでピレリとの差を広げる一方で、ハンコックはドミニク・ストジーテスキ（下）がシュコダ・ファビア RS Rally2で混沌としたコンディションを制し、2019年のハンガリーラリー以来のERC優勝でこの厳しいターマックイベントを終えた

ハンコックはFIA ERC４クラスでも優勝し、パトリック・ヘルツェグがプジョー208 Rally4で優勝した一方で、ピレリはフィリップ・コーンがフォード・フィエスタ Rally3で優勝し、FIA ERC４での勝利を祝った



チェコ共和国のERCイベントではよくあることですが、変わりやすい天候が重要な要因でした

レグ１の豪雨に見舞われたSS8では、ストジーテスキはクロスパターンフォーメーションでソフトとミディアムコンパウンドのハンコックタイヤを組み合わせてリードを確立し、その後20秒未満に迫られたのは2回だけでした

フィリップ・マレシュも、ハンコックを早着するトヨタ GR ヤリス Rally2に乗ってレグ2で２回ステージウインを記録した一方、、アダム・ブジェジーク、エリック・ツァイス、シモン・ワグナーは、ミシュランで合計13回のステージウインを果たしました

6ラウンドを終えて、ミシュランは285ポイント、ピレリは262ポイント、MRFタイヤは165ポイント、ハンコックは120ポイントを獲得しています

ERC は来週、ウェールズ西部でマシナリー・ラリー・ケレディジョン (8 月 30 日～9 月 1 日) が開催される

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御覧の通り、ERCでは４メーカーのタイヤが使用されてます

WRCでは現在、ピレリタイヤが使用されていますが、来季からはハンコックタイヤがコントロールタイヤとして供給されますが、かつてはWRCでも複数のタイヤメーカーが鎬を削っていた事も

コスト削減を考えると、複数のメーカーが参入するのは現実的では無いのですが、そうなれば面白いでしょうね