ミシェル・ムートン2世と成り得るか

『IRON DAMES TO RUN ALL-FEMALE CREW IN 2025 WRC』

アイアン・デイムズは、2025年WRC（世界ラリー選手権）で女性のみのクルーを投入することで、ラリーへの進出を拡大する計画を発表した

このイタリアのチームは、元F1、WRC、WECドライバーのステファン・サラザンが率いる有名なラリーチームであるサラザン・モータースポーツと連携し、サラ・ルモアとコドライバーのジュリー・アンブラードをWRC2クラスに投入する

ルモアとアンブラードの来年のWRCへの昇格は、フランスラリー選手権でターマック5位、グラベル6位でシーズンを終えたあとの事で、彼女たちは、1979年のWRCの偉人ミシェル・ムートン以来の快挙を成し遂げた

アイアン・デイムズのWRCへのステップアップは、スポーツカーレースでの功績で知られるこの事業が、今年はフォード・フィエスタ Rally2カーを駆ってラリーに進出したことによるものだが、2025年にはシトロエンに乗り換え、ルモアとアンブラードは1月のモンテカルロから始まるWRC2の7ラウンドでC3 Rally2をドライブする予定で、この2人は来年もフランスラリー選手権にも出場する

「2024年は学びの年でした。グラベルとターマックの両方で進歩しました。今シーズンはアスファルトで5位、グラベルで6位で終えました」と、2022年フランス女子チャンピオンのルモアは語った

「競争が激しい中、我々はなんとか差を縮めることができました。これは本当に良いことです。1年を通して、サラザン・モータースポーツチームから多くのアドバイスを受け、大きな進歩を遂げることができました。デボラ（アイアン・デイムズ・プロジェクトの創設者、メイヤー）とアイアン・デイムズ・チーム全員に、私たちに示してくれた信頼にいくら感謝しても足りません」



「今年は4WDマシンをドライブすると言う素晴らしい年でした。最高の形で我々を支えてくれる人々に囲まれていました。それが私たちに全力を尽くし続ける力を与えてくれました。だから今、私たちはシトロエン・レーシングとともに2025年に向けて、そして国際的に新たな一歩を踏み出します。これはチーム全員にとっての継続的な夢であり、私は本当に誇りに思っています」

メイヤーは「私たちはサラとジュリーがたった1年で成し遂げたことをとても誇りに思っています」と、付け加えた

「彼女たちの決意と才能により、彼女たちはアイアン・デイムズの精神を体現しており、この素晴らしい2025年のプログラムにふさわしいのです」

「彼女らがミシェル・ムートンのような偉大な女性の足跡をたどるのを見るのは、特に感動的です。彼女らの歴史的なWRC参戦は、彼女らにとっても、アイアン・ダムズにとっても、扉を開き、基準を設定し、夢を現実に変えるプロジェクトとして、絶好の機会です」

「サラザン・モータースポーツ、シトロエン・レーシング、FFSAとともに、私たちはラリーにおける女性の限界を押し広げ、将来の世代がより大きな夢を持ち、より高い目標を掲げるための道を切り開いています」

WRCでは、今年チャンピオンシップの女性ドライバープログラムが開始されたことを受けて、来シーズンは女性だけのクルーがJWRCに参戦する予定です

クレア・シェーンボルンとリシア・ボーデは、2月のラリー・スウェーデンで直接対決を行い、勝者はJWRCでフルサポートをうける権利を獲得します

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2021年にキャリアを開始したサラ・ルモーは、2022年にRally4マシンをドライブし、昨年は早くもRally2カーをドライブしているが経験は浅く、コドライバーのジュリー・アンブラードは、2010年からコドライバーとしての経験をつんでいるのだが、年齢的には同年代の二人





フランス人と言う事もあって、ミシェル・ムートンを引き合いに出されているのだと思うのですが、まずはWRC2クラスで、百戦錬磨の強者どもを相手に、上位に入る事が出来るかですよね