『Dark clouds over Hyundai’s WRC future – but team boss offers words of reassurance』
ヒョンデが近い将来WRCから撤退する可能性があるという憶測が、以前から飛び交っていたが、この噂は、昨年秋にヒョンデがジェネシスブランドでサーキットベースのWECシリーズに参戦すると発表したことで、さらに勢いを増した。
チームは、2025年以降もWRCにワークスチームとして参戦するかどうかをまだ発表していませんが、中には、今シーズンをもってヒョンデのラリー活動が終焉を迎えるかもしれないという、より過激な噂も飛び交っています
ヒョンデの経営陣は、WRCの将来と次期技術規則に関する最終決定をまだ待っており、FIAは8月末までに新しいWRC27規則を確定させ、2027年以降のトップクラスでどのようなマシンを参戦させるかを決定する予定です
しかし、既に確定しているのは、ヒョンデのジェネシスブランドが来年サーキットレースにデビューすることです
「WECが好調なのは、魔法のような方程式を見つけたからだと思います。それは、コストを抑えられるシステムです。ある種のパフォーマンス保証があり、メーカーは3つの主要分野に集中できます。1つ目は、独自のデザイン。2つ目はエンジン技術。そして3つ目は、希望があれば、プラットフォームを活用してストーリーを語ること」と、ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表兼社長のシリル・アビテブールはitalian-endurance.comとのインタビューで語った
「私はWRCに大きな敬意を払っていますが、現実には今はトヨタとしか戦っていません」と、アビテブールは強調した
アビテブールによると、ジェネシスは来年WECにLMDh車両でハイパーカークラスに参戦する予定で、2027年には北米で開催されるIMSAシリーズに参戦する予定だ
アビテブールは、ヒョンデの耐久レース進出がラリープログラムの終了を意味するわけではないことをすぐに保証した
「ジェネシスの耐久プログラムは、ヒョンデのWRCやTCRへの取り組みを犠牲にすることはありません」と、アビテブール代表は約束した
FIAの目標は、新しいレギュレーションにより、WRCのトップクラスに将来的に最大20台のエントリーが集まるようにすることだ
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ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表兼社長のシリル・アビテブールが約束したと言っても、口約束ですから、いざとなったら、とぼけるに決まってるんですから(笑)
まぁ、まだシーズン序盤なのでドライバー達の士気が下がらない様にしておかないとねぇ
しかし、「WRC27」と呼ばれる新しいトップクラスのマシンは、コストと性能の面で現在のRally2マシンに近いものになるのであれば、カスタマーチームとして残る可能性は十分にあり、もしかしたらドライバー達は、話を聞かされているのかも知れませんよね
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2025/05/08 20:54:14