『The promising young driver who moved under Esapekka Lappi’s wing delivered harsh words about federation bosses』
もうすぐ16歳になるハロネンは、シュコダ輸入業者ヘルカマ・オート・オイのシュコダ・ヤング・タレント・プログラムに参加し、同時に来シーズンのフィンランド・ラリー選手権にもクラスチェンジする予定だ
昨シーズンからハロネンはSM4クラスに参戦し、今シーズンはSM4クラスチャンピオンとフィンランド・ジュニア選手権のタイトルも獲得しましたが、来年からはSM3クラスに参戦します
11歳でエンニ・マルコネンと共にラリーのキャリアをスタートさせたハロネンは、AKKコーチンググループにも所属しています
フライング・フィン・アカデミーのトレーニングプログラムは、長年にわたりモータースポーツ界のビッグネームを輩出し、同アカデミーからキミ・ライコネン、バルテリ・ボッタス、そしてハロネンをサポートするために加入したエサペッカ・ラッピといった選手が、このアカデミーからトップに上り詰めました
「もちろん、フィジカルトレーニングに関するアドバイスはたくさんもらえますし、インストラクターもいます。彼らから良いアドバイスももらえます。これは大きなプラスです」と、ハロネンはAKKコーチングプログラムについて語りました
しかし、若く、率直なハロネンはAKKについて語る際にも遠慮しませんでした
「AKKの連中はちょっと時代遅れだ。確かに知識は豊富だけど、EPの方がまだマシだ」と、ハロネンは突如言い放ち、聴衆を爆笑させた
来シーズン、ハロネンはシュコダには太刀打ちできないものの、RTEモータースポーツのサポートを受けて走るのだが、エサペッカ・ラッピによると、これには当然の理由があったという
「長年にわたり、私たちは多くの若手ドライバーをサポートしてきました。それは単純に、未来は若者にあるからです。家族を持つ者として、私は他人を助けることが重要だと考えています。若くてキャリアを始めたばかりの頃は、お金がないこともあるでしょう。率直に言って、今はある程度の地位を得たので、そうしたサポートを得るのは容易になりました。でも、もう本当に必要というわけではないんです。必要な時には、なかなか見つからないものです。だからこそ、何か恩返しをするのが良いと感じたんです」と、ラッピは語った
ラッピはハロネンを素晴らしい才能を持つドライバーだと評価し、年齢以上に成熟した選手だと評価している
「見た目は子供みたいに見えないけど、中身はまだ子供だよ」と、ラッピは笑った
「彼は態度も大人だし、話し方も分別がある。AKKの連中を少し批判したけど。でも、大抵はすごく賢明に話すんだ」と、ラッピは続けた
「彼に会った時に最初に印象に残ったのは、そこだ。彼が本当に若いことを忘れてしまうことがある。もちろん、フィンランド選手権での彼の努力やモチベーションの高さも見てきた。それだけでも、かなり先へ進む力になる」と、ラッピは称賛した
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モータースポーツ・アイルランド・ラリー・アカデミーと言い、フライング・フィン・アカデミーと言い、どちらも一企業が行っている訳ではなくトヨタがWRCチャレンジプログラムを行っているのは、ラリー界では異例かと
そんな背景があるがゆえに、海外ではラリードライバーが育ちやす?のだと思われるんですよね
日本だけでなく世界規模で、グランツーリスモ等を利用したe-sportは盛んですが、WRCを素材としたゲームは・・・
日本でも、せめてWRCを素材としたゲームの大会でもあれば、若いラリーストが育つ土壌になるのではないかと思うんですよねぇ
それにしても若いが故に、言いたいことはハッキリと言う、怖いもの知らずですよね(^^;
Posted at 2025/11/07 21:04:28 | |
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