『HANKOOK SET TO TEST ASPHALT RALLY1 RUBBER』
ハンコックタイヤは今週、クロアチア・ラリー開催前に初めてターマック用タイヤをテストする
ソウルを拠点とする同社は、2月のラリー・スウェーデンに向けたチームのテスト中にi*pikeスノータイヤを使用して貰ったのだが、、イベント前のテストコンディションでターマック仕様のハンコックタイヤを走らせるのはこれが初めてとなる
ハンコックタイヤは昨年12月、2025~27年に於いて最高峰のRally1だけでなく、サポートカテゴリーであるWRC2や若手の登竜門とされるWRC3、ジュニアWRCといった育成カテゴリーのマシンへのWRCコントロールタイヤサプライヤー契約を獲得
2025年に向けてのテストは、トヨタ・ガズーレーシング WRTはエルフィン・エバンスが、ヒョンデ・シェル・モビス WRTはアンドレアス・ミケルセン、M-スポーツ フォード WRTはアドリアン・フールモーが担当し、公平性を喫する為にFIAの監視下のもと行われる
「我々は来週のラリーに向けて、マシンのセットアップをしたりすることは許されておらず、純粋にタイヤをテストするだけだ」とミケルセンはDirtFishにコメント
ミケルセンはかつてシトロエン C3 WRCを使用して、2021年からコントロールタイヤサプライヤーとなったピレリタイヤの開発テストを担っていた
「ピレリがWRCから撤退する事は残念な事だが、新しいパートナーとなるハンコックタイヤと仕事をするのは素晴らしい事だ」とミケルセンはコメント
そんなミケルセンは、2010年にIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)に、フォード・フィエスタ S2000にハンコックタイヤを履かせて出場した経験がある
スウェーデンでのテストでは、タイヤの耐久性に関しては不満は出ず、ピレリタイヤに対して僅かにパフォーマンスが低下しているとの評価が下されたのだが、これはi*pikeのトレッドパターンに起因するものだとハンコックタイヤはコメント
サファリラリー前のグラベルタイヤ用タイヤのテストを実施する予定だったが、税関でストップしてしまい、第5戦ボーダフォン・ラリー・デ・ポルトガルが行われる前の4月下旬に変更される予定
ピレリタイヤは経験豊富で、テストに使用したのはタイヤ供給時には参戦していないシトロエンのマシンを使用してましたが、ハンコックは流石にトップカテゴリーのマシンに対応すべくタイヤ開発には、現行マシンが必要と考え全チームに以来したんでしょうね
ピレリがF1にタイヤ供給を開始して不満が続出したような事にならないように、ハンコックタイヤにはしっかり開発して欲しいですよね
Posted at 2024/04/11 19:22:56 | |
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