『Hats off to Sesks, praises WRC leader Neuville』
ティエリー・ヌービルは、今月初めに開催された第80回オーレン・ラリー・ポーランドで、FIA WRC(世界ラリー選手権)初出場のマルティンシュ・セスクスが示したスピードを称賛した
セスクスはヌービルより1つ後ろの総合5位でイベントを終えたが、この高速グラベルイベントで非ハイブリッドのM-スポーツ・フォードのプーマ Rally1をデビューさせたセスクスは、土曜日のレグ2をヌービルに0.1秒差をつけた5番手終え、現在のドライバーズランキング首位から2ポイントを奪った
ラトビアの若手ドライバーであるセスクスは、ラリーのSS2でも2番手タイムを記録したが、これはロードポジションに部分的に助けられたものである
「これは間違いなく素晴らしいことだ」と、13戦中第7戦を終えてチャンピオンシップを15ポイントリードしているヌービルは語った
「私自身はこのイベントに来たときは、常に路面を綺麗にする役割だったので、確かに少しイライラすることもあった。それでも、彼には脱帽です。なぜなら、このような高速イベントで初めてのマシンに乗って本当に良い仕事をしたからです」
WRCのポーランドイベントは、3戦連続の高速グラベルラリーの始まりを告げるもので、次のカレンダーにはテト・ラリー・ラトビアとセクト・ラリー・フィンランドが控えています
ヒョンデ・シェル・モビス WRTのエースドライバーであるヌービルは、このような高速グラベルは苦手だと告白していますが、今後のラウンドは非常に重要になります
「私たちにとって最大の難関は今だと思いるけど、これは秘密でも何でも無く、感覚を大事にして、冷静さを失わないようにする必要があると思っている」と、ヌービルは語った
「プッシュすればスピードが出るというのは良い点だが、路面コンディションが良い事が必要です。しかい、難しい週末に獲得したポイントには価値があり、ポーランドでは、このような状況で得られる最大のポイントを獲得したと思ってる」
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現在のトップドライバーの一人であるヌービルが絶賛するセスクス
ヒョンデ・シェル・モビス WRT チーム代表のシリル・アビテブール辺りは、その速さに目を付けて、来季3台目にシェアさせて i20 N Rally1に乗せようとするかも知れませんよねぇ
出来る事なら、M-スポーツ・フォードで育て上げて欲しいですけどね
M-スポーツはマムコム・ウィルソンがチーム代表を務めていた時代から、若手育成には定評がありますからねぇ
それにしてもヌービルは、かなり高速グラベルの3連戦に危機感を持っているようですねぇ
自身初のドライバーズタイトル獲得のみならず、マニュファクチャラータイトル獲得でも10ポイント差に縮まってますからねぇ
Posted at 2024/07/09 20:01:24 | |
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