『MIKKELSEN HOPING FOR MORE GRAVEL RALLY1 OUTINGS』
アンドレアス・ミケルセンは、オーレン・ラリー・ポーランドでの好成績を受け、グラベルでヒョンデ i20 N Rally1をドライブする機会をもっと増やしたいと考えている
ヒョンデは、昨シーズン3年間で2度WRC2クラスのドライバーズタイトルを獲得したミケルセンを、今シーズン、チームメイトのエサペッカ・ラッピとダニ・ソルドと共に3台目のマシンを走らせるために起用した
しかし、ほとんどのグラベルイベントではラッピが優先され、一部のプログラムではソルドが優先されるているため、ミケルセンはターマックイベントでマシンをドライブする事を任されたが、ミケルセンが最後にi20をドライブした2017-2019のイベントで苦戦した事を考えると、当時、この決定には眉をひそめられました
ミケルセンとi20 クーペ WRCはターマックでの相性は良くありませんでした
モンテカルロとクロアチアでミケルセンの調子が上がらず、ヒョンデのRally1カーのハイブリッドパワーユニットと空力特性に適応できるかどうかという疑問が投げかけられました
しかしオーレン・ラリー・ポーランドでミケルセンは、レグ1を終えてラリーをリードし、最終的にパンクで後退したものの、優勝したカッレ・ロヴァンペラに食らいつき、それらの疑問を完全に払拭しました
皮肉にもミケルセンは、2024年に出場した他のイベントと同じ総合6位と言う結果に終わったが、明らかにルーズグラベルの方が落ち着きを見せ、オーレン・ラリー・ポーランドに出場するチャンスを得られたことを喜んでいた
「これは今年、私が望んでいたラリーの一つだったので、最前線で競えることを示せてうれしい」と、ミケルセンはDirtFishに語った
「グラベルでマシンに乗り、直ぐに馴染むことが出来るかが重要だったので、自分のドライビングに自信が持て、良い戦いが出来ると予感したんだ」
ノルウェー人は、より多くのイベントへの出場を確保しようと努力している
しかし、グラベルでヒョンデ i20 N Rally1をテストしたミケルセンは、より多くのことを望んでいて、ラッピはi20 N Rally1を駆り、ラトビアとフィンランドのイベントに参戦するが、ミケルセンはアクロポリスに目を向けている
「アクロポリスは僕が本当に楽しんでいて、大好きなラリーの一つで、いつもそこでは良い結果を残しているんだ」と彼は語った
「だから・・・そうだね。ギリシャで走るチャンスがあれば良いと思っているし、そうなれば嬉しいよ」
チームがドライバーのプログラムを変更して、ミケルセンにもっとグラベルイベント出場の機会を与えることができるかと聞かれると「計画はいつでも変わる可能性があると思うよ」と、彼は微笑んだ
「でも、そうだね。まぁ・・・完全にターマックイベントのラリー・スペインで優勝した事もあるし、ターマックでも速く走れると信じてるよ。でも、グラベルの方が自分には合ってると思うんだ」
「ターマックイベントでフルアタックするには、マシンに自信を持って挑まないとならないが、今の処 i20 N Rally1では、それが無いんだ」
「グラベルのテストでは、直感的に自然なドライブが出来たんだけど、ターマックで早く走るには、マシンに100%自身が無いとできないんだ」
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2017年途中からヒョンデに加入し、2年契約を結んだものの、2019年にはフル参戦できず、そのままシートを喪失
戦いの場をWRC2クラスに移し、2021年と2023年にはドライバーズタイトルを獲得し、今季再びヒョンデとスポット参戦で契約
年齢的にワークスのフルタイムドライバーでの契約は難しいでしょうが、速さはあるだけに惜しいですよね
Posted at 2024/07/15 20:24:16 | |
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