『How Rovanperä family history repeated itself』
150人ほどの住民が暮らす、フィンランド中部の村モクシ
父である、ハリ・ロヴァンペラも果たせなかった母国初勝利に向けて、2番手のチームメイトであるセバスチャン・オジェに45.8秒をリードしていた首位のロヴァンペラ
14.27kmのステージフィニッシュを目前にした、13.63km地点のブラインドの高速左コーナーでライン上に転がっていた岩に乗り上げてしまい、横転してコースアウトしてリタイアに
そんな悲劇を味わったカッレ・ロヴァンペラだが、痛みを一番知るのがハリ・・・
2002年、当時プジョーのワークスドライバーだったハリは、WRC 第9戦ラリー・フィンランドで、プジョー 206 WRCのステアリングを握り、レグ1を2番手で終えて、レグ2のSS12でリチャード・バーンズの後退もあり、ついに首位に躍り出る事に
しかし、SS13モクシで悲劇が訪れる事に・・・
モクシを通るルートでコースアウトし、右フロントの足回りを損傷しリタイアとなり、母国での優勝は叶わなかった
WRC History: Rally Finland 2002 Long Version
Neste Rally Finland 2002
カッレは SS19 サーロイネン〜モクシ(14.27km)のモクシの路上で、ハリは SS13 モクシ〜Leustu(40.84km)のモクシの路上でと、親子2代に渡って同じモクシの路上でリタイアする事に
息子の心情を痛いほど解る父は、肩を抱き寄せる事しか出来なかったのでしょうね

Posted at 2024/08/06 19:36:17 | |
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