『Oliver Solberg gives honest verdict on WRC’s new tyres』
ハンコックは今年初め、WRC(世界ラリー選手権)の公式タイヤサプライヤーに就任し、韓国企業のタイヤはモンテカルロ・ラリーで好成績を収めたが、スウェーデンの冬のコンディションはまったく新しい試練となる
ハンコックの冬用タイヤの性能が初めて明らかになったのは先週末の北極圏ラップランド・ラリーで、トヨタのカッレ・ロヴァンペラがテスト走行としてこのイベントに参加したが、ロヴァンペラは、路面に雪が積もっているとタイヤのグリップが失われやすくなると指摘した
トヨタ GR ヤリス Rally2でWRC2に参戦しているオリバー・ソルベルグも同じ懸念を表明した
プリントスポーツチームを代表して、ソルベルグは今週、中央フィンランドでマシンと新しいタイヤをテストした
「ピレリに追いつくために、まだやるべきことはあると思う。でも、少なくともベースはそれほど悪くない。雪が降っているときなど、コンディションによっては、とても難しい」と、ソルベルグはRallyJournal.comに語った
「でも、氷が張っていて良いコンディションなら、タイヤはそれほど悪くない。だから、ただ作業を続けて、マシンがタイヤとうまく機能するようにする必要がある」と、彼はまとめた
テスト中のオリバー・ソルベルグ。写真:リク・モントーネン
ソルベルグはここ数年シュコダで参戦していたが、今シーズンは比較的順応性の高いトヨタに乗り換え、トヨタでの初参戦はラリー・モンテカルロで、序盤のミスの後、素晴らしいペースを見せた
来週、ソルベルグはホームラリーで慣れ親しんだコンディションで再び競技に臨む
「学ぶべきこと、テストすべきことはたくさんありますが、感触はそれほど悪くありません。もちろん、雪も冬も大好きです。だから、戻ってきてスウェーデンに向けて準備するのはとても楽しいです」と、ソルベルグは熱く語った
「モンテカルロでは、クルマに早くから満足し、自信も持てたので、感触は良かった。でも、雪の上では、慣れるまでにまだ少し時間と努力が必要だと感じています。でも、全体的にクルマは素晴らしいので、あとは努力するだけです。特に今は新しいタイヤなどがあるので、大きく変わります」
ラリー・スウェーデンは2月13~16日に開催される
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ロヴァンペラ同様、これまでハンコックタイヤの経験の無いオリバー・ソルベルグ
そんなオリバーのハンコックタイヤの印象は、ロヴァンペラと同意見とは少々興味深いものですね
パワーの違いから、タイヤに関する印象が変わる事もあるのですが、ハンコックのラリータイヤの方向性は間違ってはいないのでしょうね
Rally1同様Rally2でも、タイヤに対する順応性の高さが、シーズン前半は鍵を握る事になりそうですね
Posted at 2025/02/10 21:11:48 | |
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