『Experienced driver makes the switch to Toyota in the World Rally Championship』
カイエタン・カイエタノビッチは、今年はトヨタ GR ヤリス Rally2でWRC2カテゴリーでの成功を目指すと発表した
3月初めに46歳になるカイエタノビッチは、1か月後に開催されるサファリ・ラリー・ケニアでシーズンをスタートさせるのだが、ポーランド人ドライバーはWRC2のフルキャンペーンに参戦する予定で、7戦に出場することになる
カイエタノビッチは、2015年から2017年にかけて、ERC(ヨーロッパラリー選手権)で3年連続のタイトルを獲得し、2018年以降は、WRC(世界ラリー選手権)の常連ドライバーで、最初はフォードのマシンを運転していましたが、その後シュコダに乗り換えました
彼はRally2カーでWRC2とWRC3の両方のカテゴリーで表彰台を獲得し、2023年にはWRC2チャレンジャータイトルも獲得し、昨年は、WRC2の総合順位で5位に終わりました
彼はもはやWRC2で絶対的な速さを誇るドライバーではなくなったが、カイエタノビッチは安定したパフォーマンスを維持しており、特に長距離ラリーで頻繁に好成績を収めています
たとえば、サファリラリーの過去3回の大会では、WRC2で2回の優勝と1回の3位入賞を果たしています
今年、カイエタノビッチはポーランドのラリー・ラボ・テクノロジーチームからWRC2に出場します
「新しいマシンに乗り換えるのは大きな変化だが、向上するチャンスでもある。それが私にとって最も大切なことだ」と、カイエタノビッチは語った
トヨタは昨年初めにRally2カーを市場に投入したばかりだが、サミ・パヤリは昨シーズン、トヨタでWRC2のタイトルを獲得した
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ERCチャンピオンの肩書を手にWRCに挑戦して来たカイエタン・カイエタノビッチ
WRCではERCチャンピオンを獲得した時のフォード・フィエスタ R5で挑戦を初め、2019年にはフォルクスワーゲン・ポロ GTI R5でランク2位になったが、翌年シュコダ・ファビア Rally2 Evoに乗り替えて、一昨年、昨年とランク5位に
45歳になった今、記事にもあるように絶対的な速さを誇るドライバーではなくなったが、十分な速さは持ち合わせているドライバー
昨年シュコダ・ファビアでランク2位になったオリバー・ソルベルグがトヨタにスイッチし、また一人スイッチする事になり、今季のWRC2は、トヨタ vs シトロエン vs シュコダの激戦が如実に
Posted at 2025/02/22 17:01:52 | |
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