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FIA WRC(世界ラリー選手権)第4戦 ラリー・イスラス・カナリアスは、トヨタ・ガズーレーシング WRTが、2023年のラリー・ジャパン以来となる表彰台を独占

カッレ・ロヴァンペラが優勝、２位にはセバスチャン・オジェが入り、３位にはエルフィン・エバンスが入り、勝田貴元も4位に入ったが、パヤリのリタイアで、1990年のラリー・ド・ポルトガルでランチアが樹立した同一マシンの上位独占記録には並べなかった

トヨタ・ガズーレーシング WRTは、エルフィン・エバンスはSS13ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア（1.80km）でステージウインを飾り、3位と表彰台の一角を確保する

カッレ・ロヴァンペラは、全18SS中15SSでステージウインを飾ると言う、驚異的な走りで、2位のオジェに53.5秒もの大差をつけて優勝

セバスチャン・オジェは、SS17アグイメス〜サンタ・ルシア2（14.97km）でステージウインを飾る意地を見せて2位に

勝田貴元は堅実な走りを見せ、4位でフィニッシュ

トヨタ・ガズーレーシング WRT2 からエントリーのサミ・パヤリは、SS11まで総合の4番手に着けていたが、SS12テヘーダ〜サン・マテオ2（25.30km）の中速の左コーナーでアンダーステアを出してガードレールに激しくクラッシュしリタイアに



ヒョンデ・シェル・モビス WRTは、ティエリー・ヌービルがSS16コスタ・カナリアス（1.5km）で5番手のフールモーに2.4秒差にまで迫っていたが、続くSS17サンタ・ルシア2（14.97km）でパンクに見舞われ、タナックにも抜かれて7番手に後退と、セットアップに行き詰まりを見せて7位と、タイトル連覇に注意信号が

オイット・タナックは、SS2ヴァジェセコ〜アルテナラ1（15.27km）でパヤリに抜かれ、SS3ラ・アルデア〜モガン1（17.83km）で勝田に抜かれ、SS13ではタイムコントロールに1分遅れた事で10秒ペナルティを受け、何をやっても適正なセットアップを見つけられず、決め手を欠いたまま6位でフィニッシュ

アドリアン・フールモーは、SS4ヴァルセキージョ2（26.32km）でパヤリにかわされ、続くSS5ヴァジェセコ〜アルテナラ2（15.27km）で勝田にも交わされて6番手に後退したが、SS16コスタ・カナリアス（1.5km）でヒョンデ勢で唯一ステージウインを飾り、ヒョンデ勢最上位の5位でフィニッシュ

M-スポーツ フォード WRTは、グレゴワール・ミュンスターは、SS10モヤ〜ガルダル2（24.09km）までトップ10圏内に位置していたが、SS11フィルガス〜テロル2（13.75km）でコースオフし、大きく順位を落とし、11位で終える

ジョシュ・マッカリーンは、SS14アグイメス〜サンタ・ルシア1（14.97km）の4.9km地点の右コーナーでバリアに激突しリタイアに



49. Rally Islas Canarias 2025 Final results
1. #69 Rovanperä Kalle - Halttunen J. Toyota GR Yaris Rally1 2:54:39.8

2. #17 Ogier Sébastien - Landais V. Toyota GR Yaris Rally1 2:55:33.3 +53.5

3. #33 Evans Elfyn - Martin Scott Toyota GR Yaris Rally1 2:55:56.9 +1:17.1

4. #18 Katsuta Takamoto - Johnston A. Toyota GR Yaris Rally1 2:56:42.7 +2:02.9

5. #16 Fourmaux Adrien - Coria A. Hyundai i20 N Rally1 2:57:10.8 +2:31.0
6. #8 Tänak Ott - Järveoja Martin Hyundai i20 N Rally1 2:57:51.2 +3:11.4
7. #1 Neuville Thierry - Wydaeghe M. Hyundai i20 N Rally1 2:58:20.5 +3:40.7
8. #21 Rossel Yohan - Dunand Arnaud Citroën C3 Rally2 3:01:50.5 +7:10.7
9. #31 Cachón Alejandro - Rozada B. Toyota GR Yaris Rally2 3:02:20.0 +7:40.2
10. #28 Gryazin N. - Aleksandrov K. Škoda Fabia RS Rally2 3:02:38.2 +7:58.4
11. #13 Munster Grégoire - Louka Louis Ford Puma Rally1tyre RC1 3:03:17.0 +8:37.2

Retirements
SS12 #5 Pajari Sami - Salminen Marko Toyota GR Yaris Rally1 Accident
SS14 #55 McErlean Josh - Treacy Eoin Ford Puma Rally1 Accident

Day 1 Highlights | WRC Rally Islas Canarias 2025


Day 2 Highlights | WRC Rally Islas Canarias 2025


Final Day Highlights | WRC Rally Islas Canarias 2025


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もう、驚速としか言いようのないロヴァンペラの走りでしたねぇ

これでトヨタは、マニュファクチャラーポイントでもヒョンデを大きく突き放す事になり、着実にタイトルに近づいているかと

『Drivers react to Wilson’s FIA deputy president candidacy』

ドライバーたちは、マルコム・ウィルソンがFIAスポーツ担当副会長に就任する可能性に好意的に反応している

FIAのハメド・ベン・スレイエム会長は、今月初めに辞任したロバート・リードの後任として、M-スポーツのマネージングディレクターであるマルコム・ウィルソンを指名した

FIA会員は、6月にマカオで開催される臨時総会および会議で、副会長の選出を投票で決定する

ウィルソンが世界モータースポーツのガバナンス体制に就任する可能性があるという報道を受け、世界チャンピオンのティエリー・ヌービルは、ウィルソンがその役割を担うにふさわしい人物だと確信していると述べた

「正直なところ。マルコムのビジネスと、長年にわたり常に示してきた闘志を、私は心から尊敬しています。彼にとって決して楽な道のりではなかったし、特にここ数年はそうでしたから」と、2013年にM-スポーツでドライブしたベルギー出身のヌービルは語った

さらに「マルコムは利害の衝突を起こさず、ビジネスとチャンピオンシップの健全性を分離できるほど賢いと思う。それが私にとって最大の懸念事項ですから。彼は賢い人なので、うまくいくはずです」


ウィルソンは、2週間前に辞任したロバート・リードの後任として、FIAの副会長に就任する予定です

エルフィン・エバンスはウィルソンのために7年間ドライブし、M-スポーツ・フィエスタでWRC初勝利を挙げており、彼は誰よりもウィルソンをよく知っています

「マルコムほど、ドライバーとして、商業的に、そしてチームオーナーとしての経験を持つ人物はそう多くありません。彼の経験と契約をまとめる能力は疑いようがありません。彼の幸運を心から願っています」と、エバンスはDirtFishに語りました

同じく元M-スポーツドライバーのオット・タナックは「将来どうなるか見てみましょう。将来もWRCに参戦し続けるためには、確かに少しのサポートが必要です。考え方を変える必要があると思います。プロモーション面で？技術面で？あらゆる面で、私たちは少しずつ改善できると思います」と、語った

「もし誰かがそれをやりたいのであれば、私たちは間違いなくそれをサポートします」

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一応は皆、マルコム・ウィルソンのFIAスポーツ担当副会長就任は、好意的に見ているようですね

FIAは問題が山積みなので、ウィルソンが就任して、早期に収束する事を期待しているんでしょうね