ヤリ＝マティ・バラバラのブログ一覧

『Rally star Hayden Paddon returns to Europe』

パッドンは過去2シーズン、ERC（ヨーロッパラリー選手権）でタイトルを獲得し、昨年のタイトル獲得後、このニュージーランド出身のスターは、ヨーロッパ以外の地域でのラリー活動に注力していくことを発表しました

パッドンは今年、オーストラリア・ラリー選手権に参戦しており、現在3勝を挙げてランキングトップに立っており、直近の勝利は先週末、西オーストラリア州のメイク・スモーキング・ヒストリー・フォレスト・ラリー - ヒート2 2025で達成されました

パッドンは今夏、ベルギーで開催される伝説のイープル・ラリーに参戦し、ヨーロッパでのレースに復帰することを発表した

イープルで開催されるこのターマックイベントは、これまでWRC（世界ラリー選手権）とERC（ヨーロッパラリー選手権）の両方のカレンダーに含まれてきたが、今回はベルギー選手権のみのカウントとなるのだが、それでも、このラリーは毎年ビッグネームのドライバーを惹きつけ、パッドンに加え、今年のエントリーリストには、昨シーズンJWRCのタイトルを獲得したエストニア出身の新星、ロメット・ユルゲンソンも名を連ねている

パッドンにとってこのラリーへの出場は今回が初めてでは無く、12年前にもイープルに参戦しているが、そのラリーはコースアウトによりリタイアに終わった

「2013年に最後に参戦したイープル・ラリーに再び参加できることを楽しみにしています。この機会を与えてくださった主催者と、今回我々がドライブするヒョンデ i20 N Rally2を提供してくれるBMAチームにも心から感謝します。ジャレード・ハドソン選手がコドライバーを務めてくれるのも嬉しいです」と、パッドンはソーシャルメディアで述べた

パッドンの通常のコドライバーであるジョン ケナード選手はベルギーには参加しないので、代わりに、21歳のジャレード・ハドソン選手がペースノートを読み上げるのだが、ハドソン選手はこれまで11戦でパッドンのコドライバーを務めている

イープル・ラリーは6月27日～28日に開催される

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ERCやニュージーランド選手権で連覇を果たし他地域へと挑戦してみたものの、物足りなく感じたんでしょうねぇ

かと言って、今のERCに戻っても戦闘力の高いトヨタ GR ヤリス Rallyを駆る若手の台頭で、勝つのが難しくなっていると判断してのベルギー選手権挑戦なのかも知れませんね

ただ、ベルギー選手権には現在、ERCに参戦しながら同選手権に参戦しているシュコダ RS Rally2を駆るヨス・フェルスタッペンや、フォルクスワーゲン・ポロ GTI R5を駆るセドリック・シェランがいるので、一筋縄では行かないでしょうね

『Every World RX race streamed live for free』

2025年シーズンを通して、World RX（世界ラリークロス選手権・World Rally Cross Championship）の全レースが無料でオンラインライブ配信されます

FIAは今年、World RX（世界ラリークロス選手権）のプロモーションを引き継ぎ、3年間Rally.tvで有料配信されていたレースは、今週末のポルトガル、ロウサダでのシーズン開幕戦を皮切りに、公式World RX YouTubeチャンネルでファンの皆様に完全無料で視聴していただけます

実況はアンドリュー・コーリーが担当します

「ラリークロスは最もアクション満載のモータースポーツの一つですが、それは人々が観戦できてこそ意味があるのです！」と、 FIA ロードスポーツディレクターのエミリア・アベルは述べています

「このカテゴリーの成長に向けた新たな旅の始まりです。すべてのレースをライブかつ無料でストリーミング配信できることを大変嬉しく思います。これは選手権の長期的な成功に不可欠だと考えています」



FIA 最高商務責任者のクレイグ・エドモンドソンは「放送戦略には万能の解決策はありません。FIA World RX（世界ラリークロス選手権）とEuro RX（ヨーロッパラリークロス選手権）の当初からの目標は、成長を最優先し、ファン、主催者、チーム、そしてパートナーへのリーチを最大化することです」と、付け加えました

「私たちは、イベントの主要地域をターゲットにしつつ、ファンがレースを観戦する際に障壁となるようなことがないように努めています」

サーキットでのレースは、再び内燃機関車と電気自動車による「技術対決」となるでしょう

出場者には、World RXで7度のチャンピオンに輝いたヨハン・クリストファーソン、2019年チャンピオンのティミー・ハンセン、その弟ケビン、ニクラス・グロンホルム、元WRC2ドライバーのオーレ・クリスチャン・ベイビー、そして将来有望なパトリック・オドノバンなどがいます

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ラリークロスを簡単に言えば、ダートラのコースの一部を舗装路にしたコースを６周（内1周はジョーカーと呼ばれる大回りをフィニッシュまで走行しなければならない）
＊ダートラとは、正式名称はダートトライアルで、ジムカーナの未舗装版ってトコ(笑)

まぁ、見て貰えば解る出来ると思うのですが、海外レース？らしく、お構いなしにマシンをぶつけて来るんですよねぇ(笑)

見て貰えば、面白さにハマルと思うので、ぜひ一度見てみてください

FIA World Rallycross Championship公式 YouTube
https://www.youtube.com/@FIAWorldRX

コチラは、先日行われた2025年開幕戦のFinalの映像です

World RX Final | World RX of Portugal 2025


ちなみに、ペター親子もかつては参戦し、ペター・ソルベルグは2014年・2015年にシトロエン DS3 RXでチャンピオンに輝いています