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2025年06月13日 イイね!

サルディニアに向けてGR ヤリス Rally1を改良

サルディニアに向けてGR ヤリス Rally1を改良『How Toyota transformed its Yaris without a test』

先週の第6戦を前に、トヨタにとってあらゆる面で不利な状況が続き、テストもシェイクダウンも実施されておらず、前戦ラリー・ド・ポルトガルはパフォーマンス面で散々な結果に終わった

GR ヤリス1はRally1は2025年シーズン開幕から5連勝を記録したが、オイット・タナック率いるヒョンデの猛攻は、トヨタにとって今シーズン最大の脅威となり、最後から2番目の土曜日のステージを前に、関係者は頭を悩ませていた

セバスチャン・オジエは全力を尽くしていたが、エストニア出身のライバルはオジェのあらゆる疑問に答えを持っているように見えた

ラリーウィーク中、トヨタのテクニカルディレクターであるトム・ファウラーの顔からは常にしかめ面が消えることはなかったが、昼食後すぐにコーヒーを一口飲んだ瞬間、その眉間には特に深い皺が刻まれていた

「タナックは意のままにタイムを稼げるようだ。私たちはほとんどすべてのステージで、『これからどれだけを失うことになるのだろうか?』と考えながらスタートしてきました。彼が速いことは分かっているのに、ステージを問題なく走り切れない可能性も覚悟しなければならない状況だ。本当に不安な状況だ」と、彼は言った

不安な気持ちから、ファウラーはTGRコマンドセンターの膨大なデータ環境へと向かった直後、タナックのパワーステアリングが故障し、皆の安堵のため息が聞こえた

当時、これがどれほどのドラマチックな事態になっているのか、誰も知らなかったあが、フィニッシュ後の祝賀会はいつもより短かく、やるべき仕事があったのだ

数週間後、そしてまた勝利を収めたファウラーは、日曜夜その話を取り上げます

「サルディニアの前にテストがないことは分かっていました。サルディニアはポルトガルに似ていることも分かっていました。もしかしたら、メンバーの中にはテストを急遽開催しようかと一瞬考えた人もいたかもしれませんが、すぐに『どうすればもっと良くできるだろうか?』という考えに変わりました」と、ファウラーはDirtFishに語った


アビテブール、オジェがチャンピオンシップに挑戦するだろうと予想

「ポルトガルと同じようなパフォーマンスだと思っていても無理はなかったでしょうが、この2つのラリーの間にエンジニアリングチームとドライバーたちが成し遂げた仕事には、これまで以上に感銘を受けていると言わざるを得ません」

テストが全くなかったので、マシンのセッティングを正しく行うために、利用可能なツールを駆使するしかありませんでした

それらのツールとは、シミュレーション、データ、ワークショップのツール、ダンパーダイナモなどで、彼らは基本的に、このマシン、このタイヤ、そしてこのドライバーについてもっと知るために何ができるか、つまり、テストを実施せずに何ができるかという問いを問いかけるプログラムを組みました。そして彼らはそれをやり遂げました。彼らは改善すべき4つの主要項目を突き止めました。そして私たちは、その4つのセッティングを実現するためのパーツを供給しました」

「これらはセッティングウィンドウ内で調整される項目です。スプリング、ダンパー、重量配分など、一般的に調整されるものです。パフォーマンス、あるいはドライバビリティを向上させるために必要な主要項目は何だったのでしょうか?何が必要だったのでしょうか?セブがこのラリーの初めの頃のインタビューで、エンジニアたちに、はるかにバランスの取れたマシンを提供してくれたことに感謝の意を表していたと思います」

「(ポルトガルでは)ドライバーがクルマに期待通りの挙動を期待できるバランスが欠けていました。テストをしても、それをどう改善すればいいのかを理解するのは実際には困難です。特定のテストロードを走っている時に、そのロードに合わせてバランスを改善するのは簡単なこともあります」


ファウラーは休暇中だったにもかかわらず、トヨタのエンジニアたちの仕事ぶりを非常に誇りに思っています

「エンジニアとドライバーは、ポルトガル後の徹底的に話し合いを行い分析していました。1対1の話し合いだけでなく、その後もそれぞれの発言をじっくりと読み返し、さらに理解を深めようとしていました。電話やメッセージ、質問が山ほどありました。チームはその後、それぞれの分野についてさらに調査を行い、『ここは改善できると思う』という項目をまとめました」

「ドライバーたちは本当に協力的で素晴らしかった。ポルトガルから帰ってきて、『他のチームはテストしてる時に、なんで我々はテストしないんだ?』って言われるんじゃないかと少し心配していたんだ」

テスト日数は限られていて、他のチームとは違うスケジュールで計画しているのだが、ポルトガルがうまくいっていれば、これは問題なかっただろう

前にも言ったように、チームを本当に誇りに思う

彼らがこの状況を好転させたのは素晴らしく、正直に言うと、サルディニア島へ出発する前の1週間はギリシャで休暇を取っていたので、ほとんど何もできなかった

ポルトガルから戻ってきて、月曜日の朝から全員で作業に取り掛かり、1週間しっかり作業した後、休暇に出かけたんだけど、俺がいなかったことが良かったのかもしれないね

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苦手と思われていたラリー・ド・ポルトガルで、予想通りのパフォーマンスで苦戦したのに、その後も続くグラベル戦に対するテストも実施せずにラリー・イタリア・サスディニアに挑んで、惨敗するのではないかと心配したのですが、見事にその予想は覆してくれましたよね

それにしても、テストをせずにドライバーからの聞き込みやデータの分析で、ある程度の弱点を見つけ出して対策を施したとは驚きですよね

まだ完全なものではなさそうですが、グラベル戦でもヒョンデと互角に渡り合える事が証明できたので、中々連勝は途切れないかも知れませんね
Posted at 2025/06/13 20:59:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月13日 イイね!

厳しい立場に

厳しい立場に『WRC title defence in doubt for Thierry Neuville – “It will be difficult”』

6戦を終えた時点で、このベルギー出身のスタードライバーは、選手権首位を走るトヨタのエルフィン・エバンスに既に50ポイント差をつけられ、まだ8戦残っているものの、その差は依然として大きい

ヌービル自身も、タイトル防衛は大きな挑戦となることを認めており、現状では、ヒョンデ i20 N Rally1は、トヨタ GR ヤリス Rally1のパフォーマンスレベルに完全には及ばず、ヌービルとチームメイトのエストニア出身オイット・タナックは、先週末のラリー・イタリア・サスディニアで、競争力のあるタイムを出すには膨大な努力が必要だと不満を漏らした

「難しいですね。でも、まだシーズン序盤だと思います。今月もあと1戦あるので、獲得できるポイントは最大で35ポイントあります。でも、今のところは、1戦で全ポイントを獲得するのは難しいと感じています」と、ヌービルはRallyJournal.comに語った

「ペースは十分にあると思いますが、35ポイントを獲得したいのであれば、かなりプッシュする必要があります。今のところ、それができません。オイットとアドリアン(フールモー)も苦戦しているので、もう少し努力する必要があります」

それでも、ヌービルはチャンピオンシップのプレッシャーを頭から追い出そうとしている

大きな差があるにもかかわらず、依然として多くのポイント獲得のチャンスが残されているが、優勝争いに復帰するためには、力強いパフォーマンスが不可欠で、理想的には、6月末のアクロポリス・ラリーから力強いパフォーマンスを発揮する必要がある

「正直なところ、あまり気にせず、ラリーごとに集中して取り組むつもりだ。ラリー・イタリア・サスディニアではパフォーマンス面でも信頼性面でも、正直言って物足りなかった。小さなミスではあったが、その代償を払うことになってしまった」と、ヌービルは説明した

「それがラリーであり、より良い時が来るだろうから、あまり心配していない。だが、5、6戦もうまくいかないラリーが続いているのは事実だし、長く感じている」

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確かに1イベントで最大35ポイント稼げますが、少なくとも順位を引っくり返すには2戦必要で、しかも、ヌービルが2戦ともフルポイント獲得でエバンスが20ポイント以下しか獲得出来なかった場合のみ

しかし、エバンスがヌービルに続く順位で終えるとしたら、1戦辺り10ポイントしか縮められないのも事実で、そうなると逆転するのに最低でも4戦必要に

グラベル戦をトヨタは苦手とすると思われていたのが、蓋を開けてみたら・・・

ポルトガルからのグラベルの連戦で逆転しようとしていた試みは脆くも崩れ、厳しい立場に立たされているのは間違いないですよね
Posted at 2025/06/13 16:58:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「自分の時代もDクラスは花形で、モンタジさんのカルタス・ツインエンジンやキャロッセのフロントミッドシップ・カローラが(^^;@クーゲル?ジーノ」
何シテル?   06/22 11:49
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