『Kalle Rovanperä reveals strategy for next WRC round』
両ラリーともルーズグラベルでのスタートポジションこそ低かったものの、フィンランド出身のロヴァンペラは3位フィニッシュを2回達成し、さらにサルディニアので日曜日は最高ポイントを獲得し、ラリー後、ロバンペラはこの戦略が功を奏したと認めた
ポルトガルとサルディニアの両方で、ロヴァンペラが慎重なスタートを選択したのは、グラベルでのハンコック製新タイヤに苦戦が続いている為で、彼は夏至後に再び開催されるアクロポリス・ラリーに懐かしい思い出を抱いている
2度のワールドチャンピオンに輝いたロヴァンペラは、2021年と2023年の両年、このギリシャの伝説的なイベントで優勝を飾った。今回は、チャンピオンシップリーダーのエルフィン・エバンスと、ラリー・イタリア・サルディニ後にランキングでロヴァンペラを上回ったパートタイムドライバーのセバスチャン・オジエが共にロヴァンペラより前にスタートするため、彼の出走順位は有利に働く事になるだろう
「大きな違いだ。最初にルートに出る数台が最も不利だ。ギリシャは真夏に戻るので、間違いなく暑く、非常に乾燥しているだろう」と、ロヴァンペラは語った
ロヴァンペラはギリシャでは例年好調だが、今回は完全勝利を目指しているわけではなく、彼はチャンピオンシップでチームメイトのエバンスとの差を縮めることに注力しており、ラリー・ド・ポルトガルやラリー・イタリア・サスディニアと同様のアプローチとなるだろう
チャンピオン経験者であるロヴァンペラは、シーズン全体を俯瞰することに慣れており、すべてのラリーで優勝する必要はない
重要なのは、各イベントで可能な限り多くのポイントを獲得する事で、これは元チャンピオンのセバスチャン・オジエやセバスチャン・ローブの哲学でもあった
「ギリシャは、たとえ3番手からスタートしても、トリッキーなラリーになり得る。しかし、セブとエルフィンが先行スタートするので、彼らも厳しいコンディションに直面するだろう」と、ロヴァンペラは語った
「僕の戦略は、ここサルディニアと少し似ているかもしれない。もちろん、最大限のポイント獲得を目指すが、エルフィンより多く獲得できれば、また良い週末になるだろう。間違いなくチャレンジングなラリーになるだろう」
ロヴァンペラのフィンランド人チームメイトであるサミ・パヤリも、ギリシャで好成績を狙うだろう
Rally1マシンを駆り、過酷なグラベルラリーでの経験を積んだパヤリは、ペースアップを目指すかもしれない
「おそらく、またかなり暑くなるでしょう。サルディニア島、そしてもしかしたらポルトガルと似たようなコンディションになるでしょう。そういう意味では、このようにグラベルラリーが続くのは良いことです。次のラリーに活かせる何かがあると思っています」と、パヤリは語った
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チャンピオン経験者のロヴァンペラの戦略には、ローブやオジェに通じるものがありますよね
恐らく、ドライバーの誰しもが思ってはいる事なのでしょうが、それを実行に移せるかどうかの違いなんでしょうね
現在ロヴァンペラは、20ポイント差の3位で、ハンコックタイヤには馴染んでいない様なコメントをしてますが、それでもこの位置にいる事を考えると、エバンスにとって一番厄介な相手かも知れませんよね
Posted at 2025/06/21 17:19:04 | |
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