『Comment: Ott Tänak could indeed switch camps – is a new shock move in the making?』
タナックは2019年、トヨタでキャリア初の世界選手権タイトルを獲得したが、シーズン終了前にチーム移籍を発表し、2020年にタナックはヒョンデで戦った
6年前のトヨタからヒョンデへの移籍は大きな衝撃で、なぜタナクは優勝マシンを離れることを望んだのか?移籍の背景には何があったのか?当時から、タナックとトヨタのチーム代表トミ・マキネンとの関係が理想的とは程遠いことは公然の秘密だった
ヒョンデでの最初のシーズンでタナクは2度目の世界タイトルを獲得出来ず、2020年から2022年にかけて、彼はヒョンデでランク2位を1度とランク3位を1度獲得したが、やがて韓国メーカーに嫌気がさし、2023年シーズンに向けてM-スポーツ・フォードチームに移籍したが、そこでも満足できず、昨シーズンにヒョンデへ復帰した
今週、カッレ・ロヴァンペラが現役引退を発表し、ラリー界に衝撃を与えた
これにより、トヨタがトップシートを必要としているならば、ロヴァンペラのシートが空く可能性があり、オリバー・ソルベルグは既にトヨタで来シーズンに向けて確固たる地位を築いているし、チームがサミ・パヤリに投資した時間と資金を完全に無駄にするとは考えにくい
もしセバスチャン・オジエが再びチャンピオンシップを獲得すれば、彼は最終的に非常に限定的なプログラムに絞るか、完全に引退するかもしれない
しかし、エルフィン・エバンスはどうなるのでしょうか?ウェールズ出身の彼がヒョンデに移籍することは想像し難いですが、M-スポーツ・フォードへの復帰も、同チームのマシンがファクトリーチームに遅れをとっていることを考えると、あまり意味がないでしょうが、タナックが再び衝撃的な動きを見せ、6年ぶりにトヨタに復帰すると可能性がない訳ではない
しかしタナック自身、土曜日に DirtFish に対して、トヨタに戻る可能性はないと語っています
「全体像を見て、トヨタのラインナップを見れば、彼らに他のドライバーを探す必要はまったくなかったと思います。今後の展開やラインナップは、かなり明らかだと思います」と、タナックは語った
「彼らは非常に充実しており、この話題について議論されることはまったくないでしょう」
タナックの発言は誠実なものかもしれないが、現代のラリー界ではドライバーが契約状況を公に語ることはまずなく、全ては厳重に秘匿され、ニュースは常にチーム自ら発表するようになり、2020年代に入り、ドライバーの発言から重大な情報を引き出すことは稀になった
仮にソルベルグがトヨタのメインチームに加わったとしても、タナックに居場所がないとは限らない
WRCパドックでは奇妙な出来事が起こっており、今年も特に顕著だったのは、タナックがヒョンデで苦戦していることで、結果は出ず、テクニカルトラブルが多発し、フラストレーションが自身のミスにつながっている
しかし、2026年にオイット・タナックがトヨタのドライバーに復帰したらどうなるだろうか?
カッレの引退で2度目のタイトル獲得は、不可能とは思えないだろう
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記事では、タナックの移籍の可能性がある様に書かれていますが、現実的に考えると、無いというより無理としか言いようがないですよねぇ
ドライバーは誰しも、ドライバーズタイトルを獲得したいと思っているでしょうから、現在のWRCに於いて、一番競争力のあるマシンを持つトヨタへ移籍を望む者は居ても、離脱する者はいないと思われますよね
となると、今のトヨタのドライバーズラインナップにオリバー・ソルベルグが加入するとしたら、タナックの入り込む隙間は無いですよね
Posted at 2025/10/13 16:58:23 | |
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