『ERC calendar revealed for 2026』
2026年のERC(ヨーロッパ・ラリー選手権)カレンダーに若干の変更が加えられ、ポルトガルの復活とポーランドの路面変更などが挙げられます
2023年と同様に、シーズンはラリー・ハンガリー(3月20日~22日)で開幕し、その後スペインへ移動してラリー・シエラ・モレナ(4月17日~19日)に続きます
スウェーデンのロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビア(5月22日~24日)は、木曜~土曜開催から金曜~日曜開催に変更され、ラリー・ディ・ローマ・キャピターレ(7月3日~5日)の前の第3ラウンドとして残り、ローマ・キャピターレは、2027年にWRC(世界ラリー選手権)のスケジュールに追加されるまで、もう1年間ERCで開催されます
ラリー・ポーランド(7月24日~26日)は、ミコワイキからカトヴィツェに拠点を移し、グラベルからターマックへと変更され、事実上ラリー・シレジアとなります
その後、シーズン最終戦となるバルム・ラリー・ズリーン(8月14日~16日)とラリー・ケレディジョン(9月4日~6日)の2つのターマックイベントが開催され、ポルトガルでシーズン最終戦が開催されます
ラリー・ファイブシティ・ノース・オブ・ポルトガル(10月9日~11日)は、2023年にERCの開幕戦となったラリー・セラス・デ・ファフェの名称を実質的に変更したものです
ハンガリーが新たなシーズン開幕戦となり、ジュニアERCはスウェーデンで開幕します
ジュニアERCは、ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビアを皮切りに、来年も全6戦で開催されます
ERC選手権マネージャーのイアン・キャンベルは「毎シーズン同様、イベントの開催頻度と開催地については、競技者にとって最適な方法を慎重に検討しました。同時に、安定性を確保するため、過度の変更は避けました」
「2026年のERCカレンダーは、全面的な見直しではなく、刷新されたスケジュールで目標を達成できることを願っています。開幕が待ちきれません」と、述べています
FIA ロードスポーツディレクターのエミリア・アベルは「2026年のFIA ERC(ヨーロッパ・ラリー選手権)カレンダーは、安定性と進化のバランスが取れています。競技参加者に安定した基盤を提供しながら、選手権全体の強化につながる進化を続けています」
「長年開催されているイベントと復活開催のラリーを組み合わせることで、シーズンに多様性と興奮をもたらします。このアプローチにより、ERCはFIAラリーピラミッドにおける重要なステップであり続け、将来の才能を育成するための不可欠なプラットフォームであり続けるでしょう」と、付け加えました
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今季、5戦だったターマック戦が6戦となり、その分グラベル戦の減るERC
WRCへのステップアップの為のシリーズだと言うのなら、まだグラベル戦の方が多いWRCに合わせ、経験を積ませる為にもグラベル戦を増やした方が良かったんじゃないかと思うのですがねぇ?
Posted at 2025/10/18 16:59:17 | |
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