『ERC added to Max McRae’s Rally2 program』
マックス・マクレーは2025年にERC(ヨーロッパラリー選手権)にステップアップし、5月のラリー・ハンガリー以降はタガイ・レーシング・テクノロジーが運営するシトロエンC3ラリー2を運転する
20歳のスコットランド人であるマクレーはJERCのランクを急速に昇格し、2024年シーズンには2勝を挙げ、常にペースの最先端とランキングのトップから遠く離れず、今年の計画は、トップクラスのシトロエンでの経験をさらに積むことです
ハンガリーのイベントに先立ち、マックスはカーライルステージ(4月12日)に出場し、BRC(英国ラリー選手権)への取り組みをさらに進めます
「こんなに忙しい年になるのを楽しみにしています」と、マックスは語りました
「ジュニアからERCにステップアップすることは、本当に準備ができていると感じています。昨シーズンは素晴らしかったですが、BRCのRally2カーからジュニア(ERC)のRally4カーに、頻繁に乗り替えていました。今はすべてのRally2カーで出場しています。同じマシンに一貫して乗る機会は、経験を積むのに役立ち、将来に生かされるでしょう」
「それに加えて、私たちはTRTと一緒にいます。彼らは素晴らしいです。彼らはマシンやすべてのことに一生懸命取り組んでいます。昨年と同じエンジニアやメカニックが周りにいて、本当に馴染みのある顔ぶれがいるのは素晴らしい環境であり、繰り返しになりますが、一貫性を保つためにも良いことです」
しかし、マックスとコドライバーのキャメロン・フェアが今注目しているのは、悪名高いキールダー・フォレストだ
マックスの次の遠征は、有名なキールダー森林地帯で行われるカーライル・ステージだ
「みんなキールダーについて何か話があるみたいだね」と、マックスは笑顔で語った
「もちろん、父と祖父はカーショープやチャードンヘッドのようなステージについてたくさん話してくれる。これらは伝説的で象徴的なルートだ。でも、私は直接体験したことがない。オンボードをたくさん見てきたけど、かっこよくて速いけど、かなりトリッキーでもある」
「その前の木曜日にテストがあるんだけど、そのルートはイベントでやってくるものをかなり代表しているように見える」
マックスは先月、全アスファルトのイースト・ライディング・ステージ・ラリーでライバルたちと遜色のないペースを直ぐに見せ、BRCで好調なスタートを切った
20歳のスコットランド人であるマックスは残念なことに左手を負傷し、イベントから撤退せざるを得なくなった
「マシンを引っ掛けた時、ホステアリングが手から外れました」と、彼は語った
「ステアリングが回転し、スポークの1つが手に当たりました。骨折したと思いましたが、幸い骨折ではなく、靭帯損傷と骨の打撲がありました。医師の診察を受けており、手は大丈夫そうです」
「もちろん、怪我は今年の良いスタートではありませんでしたが、シトロエンでの最初のイベントで示したペースは本当に強力でした。スピンしたにもかかわらず、SS1で4番目に速いタイムを出せたので、その後のクラッシュは後悔しています。それがなければ、C3 Rally2での初めてのステージで最速だったかもしれません。今年もそのペースを維持していきたいと思っています」
マックスはシトロエンのデビューで見せた力強いスピードをさらに伸ばしたいと考えています
「グラベル走行を数マイルこなすことで、ハンガリーの前にこのセットアップでマシンとMRFタイヤを理解する良い機会になります」
「ハンガリーは楽しみにしているイベントの1つです。昨年はジュニアで優勝したので、そこでうまくやっていくために必要な経験、自信、知識を得ることができます」
「その他、2023年のポーランドのグラベルは本当に楽しかったですし、もちろんセレディギオンでのホームラウンドも楽しかったです。前回もJERCラウンドで優勝したので、Rally2で戻ってくるのはいいことです」
「イギリスとヨーロッパのラリー選手権の両方でMRFタイヤを使用しています。数年前にグラベルタイヤでドライブしましたが、その時は良かったです。今はさらに良くなっていると聞いていますので、試すのが楽しみです」
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マクレー家とは縁の深い英国ラリー選手権にフル参戦しながら、ERCにも挑戦して行くと
2世ドライバーの多くがWRCに行く前の、経験を積むために参戦するのがERCであるが故に激戦が繰り広げられる事に
そんな中で、頭角を現して行く事が出来るのか楽しみですよね
Posted at 2025/03/30 20:35:49 | |
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