『Rally homecoming reveals “interesting conclusions” for Neuville』
現WRCチャンピオンのヌービルは先週末、東ベルギー・ラリーに参戦し、今月開催されるFIA WRC(世界ラリー選手権)のターマック復帰戦となるセントラル・ヨーロッパ・ラリー(10月16日~19日)に向けて貴重な走行距離を確保した
ヒョンデは、アップグレードされた2025年型マシンで速さを見せているものの、今年のいくつかのイベントでは最適なセッティングとマシンの作動領域を安定して見つけるのに苦労し、最も顕著な例は、4月のラリー・イスラス・カナリアスで、このマシンが初めてWRCターマックに参戦したことだ
先月、ヌービルがラリー・チリ・ビオビオ後のスピード不足を「心配していた」と認めたのは、セッティングの最適なポイントを探る試みが何度も行われたものの、最終的に必要な結果が得られなかったためで、チリ以降、ヌービルはチームが調査を行った結果、問題はデファレンシャルに集中していたと述べている
しかし、先週末のイースト・ベルギー・ラリーでの走行は、ヒョンデがセントラル・ヨーロッパ・ラリーとラリー・ジャパンでのターマック・ダブルヘッダーに向けてペースアップを目指す中で、より明確な方向性を示し、故郷ベルギーのサン・フィートとその周辺のステージを走ることができた、ヌービルにとっては楽しい週末となった
「もちろん、楽しかったですし、正直言って、マシン内外でも良い時間を過ごせましたし、良い仕事の機会にもなりました。一生懸命頑張ったので、チームの仕事ぶりには満足しています。まあ、面白い数日間だったと言えるでしょう」と、タイトル争いに名乗りを上げている5人の中で、今年まだ勝利を挙げていない唯一のドライバーであるヌービルは語った
「私たちは常に一生懸命頑張ってきました。それが問題ではありません。もっと理解する必要がある点があり、なぜ期待通りに機能しなかったのかを突き止める必要があるのです。だからこそ、今回のような機会を利用して、より多くのマイレージを積み、理解を深める必要があるのです」
「テストの機会はどれも貴重です。トヨタは5台のマシンを所有しており、テスト日数も彼らはよりも多いことは分かっています。ですから、もっと多くの走行機会を得る必要があるのです。マシンは快適でしたし、今回のテストからは興味深い結論を得ることができました。速さについては、セントラル・ヨーロッパ・ラリーでトヨタ勢と対戦してみないと分かりません。とはいえ、クルマに乗った数日間は非常にポジティブなものでした」
ヌービルは、イースト・ベルギー・ラリーでの進歩を基に、CER前にもう1日テストを行う予定ですが、2023年セントラル・ヨーロッパ・ラリーの覇者である彼は、第12戦に向けて、期待については控えめな姿勢を崩していません
「セントラル・ヨーロッパ・ラリーでどうなるか見てみましょう。今のところ、良いラリーになることに何の疑問もありません。今のところ、何も問題はないので、前向きに頑張りましょう」と、5番手スタートのヌービルは付け加えました
「トヨタ勢と比べてどうなのかは分かりませんので、実際に見てみないと分かりません。数ステージを走ってみないと分かりませんし、イベントは天候に左右されますし、当然ながら出走順位は良くないので、雨が降れば大きな助けにはならないでしょう」
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タナックは2024年仕様のマシンと2025年仕様のマシンの比較テストを行い、2025年仕様のマシンの弱点(欠点?)を洗い出し、ヌービルはそれを基に弱点(欠点?)を修正すべくテストに挑んで、一定の成果を上げる事が出来たのだとしたら、セントラル・ヨーロッパ・ラリーでは侮れない事になるかと思われますよね
ただ、ヒョンデは何を目標にしているかが明確になって無いように見え、タナックのドライバーズタイトル獲得を後押しするのかに見えたが、実戦テストの機会は設けていないし、まさか、ほぼ不可能となったマニュファクチャラータイトル獲得の為に、ヌービルとフールモーに実戦テストを実施させたとも思えませんしねぇ
まぁヒョンデには、残り3戦でトヨタとの激闘を見せて欲しいですよね
Posted at 2025/10/04 16:58:53 | |
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