
題名がけしからんですね。これではまるで恫喝ブログです。車系のライターがたまにやらかしている死にたくなかったら見ろという割に内容はろくなものがないんです(ホイールナット緩ましたヤツがいう事か!)。ということで、埼玉55のろくでもなしシリーズに少々お付き合いください。
ところで、皆さんは普段どんなところをドライブされていますか。埼玉55はもっぱら林道ですが標高がかなり高い。何メートルあるのか興味はないがホームグランドなので試算してみます。
5/16の林道パトロールでは下界が21℃時に登山を始め、中腹で17℃、前日光ハイランドロッジ前では13℃でした。8℃の差です。
私には夢がある。この気温差を利用して酷暑の夏はさいたま市を脱出する計画だ。昼間は古峰神社より流れ出でる西大芦川の川遊びで涼み、夕方は前日光つつじの湯交流館で日帰り温泉と夕食を頂き、夜はハイランドロッジ前の駐車場で満天の星屑のステージを眺めながら車中泊をして夏を過ごすこと。
そんなことが夢なんか?毎年日光でやってるやん。100m上がると0.6℃下がるとして8℃は1300m。近くの横根山が標高1373mなのでアリアリの話ですね。
ところで本当にこんなところにクマが出るのか?あまりの肌寒さに疑問があります。以前のブログでもご紹介しましたが私が目を付けた地はことごとくクマがマメに出勤しております。
さて、クマに襲われタイヤが直せる程度にパンクした場合(出たー。想定がこのテーマのためにあり得なく都合よく設定されている。ここから一気に恫喝ブログへ持ち込むつもりなのね)、みなさん一度も使ったことが無いであろうパンク修理キットのお世話になります。
パンク修理キットに命を預けることになりますができる自信はありますか?埼玉55は行く場所柄リアルに遭遇しそうなので、クマのスキをついて、パンク修理キットでパンクを直し下山しなければなりません。

そこで練習です。実際の薬液は注入しませんが、エアバルブを脱着する必要があり、あの樹脂製のパーツを使う事になります。袋を開けたとき、これでエアバルブ本当に抜けるのか?と思います。

練習はサイドウィールを痛めるのが嫌なので、軽くジャッキ当ててタイヤの変形を緩くしてやりますが、本番ではぺタンコの状態であることは言うまでもありません。さて無事にクマちゃんから逃げ出すことはできるでしょうか?各工程に要する大体の時間とコツを把握しておくことが目標です。
・運転席から移動しトランクのパンク修理キットを取り出す時間。トランクの中はいつも整理整頓しておきましょう。
・説明書を読む時間 チラ見でOKです。

・バルブを抜く時間 簡単に抜けます。回す方向はネジと同じ。

・ゴム液を注入する時間(計測せず、仮に60秒とします)

・エンジンをかけコンプレッサーで250kPaまでエア充填する時間 6分と時間がかかり、音がうるさく、ホース部分がかなり熱くなるが何とか入る。

無事空気を入れることができました。
■実験から解った事。エア充填する音がかなり大きく、6分とかなり時間がかかることより、この時点でクマに気づかれGAME OVERですね。教訓、クマちゃんと遭遇したらタイヤパンクの事は忘れてそのまま走り去る事とします。

●使用期限:2023年8月でした。
●サイドウォールの裂けは対応できません。トレッド面で3~4mmまで対応可
と思われます。詳細は取説一見しておくことが賢明です。修理後は時速80キロまで。
●今回は、写真色々つけました。なんせ命掛かってますからね!皆さんの整備手帳を拝見しますと出来がすばらしい。やってみようかという気になります。そこを目指して、少しレベルUPしました。相変わらず、なんでもブログにする仕訳ができない男でした。
■寄道話し:埼玉55倫理委員会からの指摘を受け、文中には、クマに対する動物愛護と動物の生態を正しく伝える視点から不適切な表現に満ちており、さも危険な害獣であるかのようなイメージを流布する表現をしておりますことをお詫びいたします。しかし作者の危機管理に備えてほしいという意図を尊重し、原文ママの掲載としております。
私の中のクマと言えば子供のころに見た北海道旅行のお土産で床の間に飾ってあった(私の家ではありません)アイヌ民族のクマの彫りもの。石狩川を遡上するシャケをクマがパーンと右手でヒットして捕まえている荒々しいものです。いつかはこんなすごい彫り物が欲しいなと思っておりました。
北海道赴任時代に各地のアイヌ彫りを見てきましたが(いまさらですがほんとうは欲しかった)、現代ではあの迫力のある構図の彫り物はほぼ消滅しており、今では当時をしのぶ満足のいくものは入手困難な状況かと思われます。アイヌ文化ではクマはカムイとよばれ、崇められる存在です。
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2021/05/23 19:04:10