
低速走行時のキャンバー角とタイヤの変形摩耗
シリカ配合の幅広タイヤで激坂を制す。ハズが今一つ曲がらないのと、食いつかない問題が発生している。ドラテクの無さからくるヨー不足を疑いオートエグゼの青島ゼミの資料を研究したがどうも違う。
ハハーン。ルッチーニは前オーナーが装着したものでバリ山だったので半年強程度か?方やナンカンNS-25は装着より3年経過し4年目だ。しかも長らく使われずに駐車場で保管されていた。タイヤの硬度が固くなって食わない現象が起きていると思われる。
ルッチーニとナンカンの硬度比較試験をすることとした。
ゴム硬度計が欲しいところだが買えな~い。
では、硬度計を作ることとする。(そこはいいから、爪で押して比較しろ!)
明らかにナンカンが固い。時間の経過でゴムから可塑剤が抜けて硬化した感じだ。(解りにくいわ!)もう少しでひび割れが始まるな。
皆さんは何年くらいタイヤ使っていますか?財政難のおりタイヤ交換時期に当たるのは痛い。一応目星だけは付けておこう。
それにしても、ショルダー部が摩耗してきている。つい先日までピン角のタイヤだったのが丸みを帯びてきている。トレッド面はまだ5分山強あるのに。不思議。埼玉55のドラテクではコーナリング中に車体のロールは発生しない。ヨー不足の亀がタイヤのショルダーを摩耗させるなんて不思議です。
ああ、これはもうアレですか?研究の進捗に危機感を覚えた例の組織の連中が・・・(ムシムシ)
さて、真面目に考察。
1.ノーマルスプリングにオートエグゼSports Damper。
2.アライメントは2月頃にやったばかり。
3.タイヤ空気圧は280キロパスカル、熱を持ってくると300に届く。
4.ロールしていない。横Gはかからず激坂なので縦Gはきつい。
5.林道の高低差のきつい登りヘアピン立ち上がりでホイルスピンする。
6.225/65R17(7J)から245/45R20(8J)へインチアップ
解らないので、あきらめて洗車。ハンドルをいっぱいに切って、タイヤハウス内をごしごし。ムムムッ。ポジティブキャンバーだわ。

90度

180度(半回転)

270度(3/4回転)

360度(1回転)

450度
右ヘアピンコーナー、右へハンドル270度強でヘアピン坂を上ります。左前輪は大きくネガキャンになりますが、右前輪は大きくポジキャンになりますね。段差のキツイところでは、ショルダーを超えリム接地大丈夫か?というくらい、肩の部分で変形して支える事になります。
通常の道ではここまで大きくハンドルを切る事は少なく、90から180プラスαで済みますが、林道の激坂ヘアピンならではの現象でしょうか。
45扁平は林道激坂に合っておらずエアボリューム的には55は必要なのでしょう。つい、ハンドル切ったままアクセルを開けてしまい、右前輪がポジティブキャンバーでタイヤが大きく変形し、接地面不足によりホイルスピンしている。
なぞは解けた!ほんまかいな?次の林道パトロールで写真撮って検証するべし。鬼キャンで丁度いいぐらいか?可変キャンバーコントロール装置が無いよね~!
■寄道話し:皆さんも、走っているときのタイヤの接地状況や変形、気になる事はありませんか?横Gがかかった状態では見る事が出来ないので、自分の想像とは真逆の状態となっているかもしれませんね。インチアップで低圧はかなり危険だと思います。
動画のコーナーリング理論では、早く曲がる話しばかりで、林道パトロールには役に立たないみたいです。昔、赤城レッドサンズのリーダー高橋涼介から言われたこと「ハッキリ言えば、右コーナーがヘタクソだってことさ!」を思い出す。
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2021/06/02 06:51:47