
オイルの話が3連チャンして、真面目に読まれた方は梅雨で不快ななか、脳みそが油まみれになってそろそろオイル交換が必要な頃かと存じます。
オイルのブレンドはもともとブレンディングチャートというグラフ表(ワコーズ製:関連リンク貼っときます)を使いますが、目盛りが小さく見にくく面倒なので高温時特性だけを抜き出して数表にしたのが埼玉55工房流です。
(なんだパクリじゃん?)
ワコーズ製は2種類しか計算できませんが、埼玉55工房流はチョイチョイと計算式を直すと3種でも4種でも計算できるのがミソです。面倒なので特許申請はしません。(金がないんだろ!)

以前のブログ「5/9ガムテープチューン(真似ると危険)」で、エンジンルームが熱々という話をしました。(まだやっていたのか?)スカDエンジンに限らず、最近の車はエンジンルームに隙間が無い上にアンダーカバーも付いて、空気の流れと抜けが悪いように感じます。
グリルは広いのに、抜けない(抜けるところが無い)から流れないと考えております。(フムフム)

前車のKEAWでは、ボンネット裏に静音計画の遮音シートを張り付けていましたが、表面材がアルミシートになっており、熱を跳ね返すため、ECUあたりは本当に大丈夫なのかな?というくらい熱々でした。
対策に例のアルミホイルチューンの遮熱板をかまして特に誤動作は見られませんでしたが良いことは無いでしょう。(それで?)
エンジンルーム内にアルミテープチューンをやりすぎて、熱くて熱害が心配なのでやめましたという動画を見た記憶があるので、一方的に熱がこもるような事をするのは考え物です。(そりゃそうだわ)
我がピュンピュン号はにぎやかな個体であり、中古で安く買いましたが、KFの高級感からは外れた騒音がします。ロードノイズは「5/20静音計画の計画 埼玉55技報 No.1」にある通りの対策を進めるとして、エンジンルームのガラガラ音が少し耳障りです。
これはやはり、ボンネット裏に遮音シートを貼る事になるのですが、いずれECUチューニングをすると確実に熱量が増えますので、それらを踏まえて先に熱対策を進めます。(なるほど!今回はまともな話なのね。)
●熱源は何か?
(1)エンジンブロック
(2)ラジエーター
(3)インタークーラー
(4)エキゾーストマニホールド・DPF
(5)エアコンの室外機(名前が出てこない)
くらいでしょうか?
●影響がある部分
(1)水温・油温の上昇
(2)ECU
(3)バッテリー
(4)吸気系統
(5)エアコンの低圧ホース(冷たいのが流れる部分)
(6)オルタネーター:ベアリングのオイル切れでプーリーの首が飛びます。

●対策案の考察
(1)保護したい部分や熱源に対し、遮熱・断熱を施す
(2)空気の流れを作る
①ボンネットに排気用の穴を開ける(男の夢)
⇒雨水対策が面倒、音漏れがする、奥様に怒られそう。
②エンジンルームとフロントウインドウの間の密閉ゴムを外す
⇒雨水対策が面倒、音漏れがする
③密閉ゴムの両サイドを空ける
⇒ガムテープチューンで行っているが、小さな隙間なので効果が限定される。
④アンダーカバーを外す
⇒空力と防水性に問題が出る
⑤アンダーカバーに穴を開け、排気ダクトを仕込む
⇒オイルフィルターへのアクセスカバーを外して排気ダクトをぶち込み隙間を塞いで防水性を確保する。ワンオフの作業ですね。(おや?怪しくなってきたぞ)
ここまでが私の考察編ですが、オイル交換に行き峰岸さんと話して、⑤が現実的だけど、作り込む前にオイルフィルター部分のカバーを外して、どれくらい効果が出るのか?LOG取らないとお金が無駄。ということで、カバーを外しました。
しばらくはこれで温度変化を観察して行きます。併せて、板金せずに空気の通りを確保する方法を相談し、2~3アイデアが出たので、コツコツ取り組んで行きます。(ナニナニ?)
●まとめ
・オイルフィルター部分のアンダーカバーを外し、温度変化を観察する。

・新たな発見としては、KFはグリル面積は大きいが、実は穴が空いている面積は意外に小さいので、グリルを金属メッシュタイプに交換するか、ドリルとリューターで穴を増やす加工を施す。(マジですか)見た目に影響があるかもしれない。(ガムテープチューンしたやつが、いちいち細かい事を気にするな!)

・エンジンルームとフロントガラスの間の仕切り樹脂を、水の侵入や騒音のレベルが大きくならない程度に、ドリルとリューターで穴を増やす加工を施す。(面白いね!カインズでドリルとリューター買ってきて早くやりな!)
●注意事項
エンジンルームとフロントガラスの間の止水版の通風加工は、バッテリー上部付近は厳禁です。水濡れした場合バッテリーの短絡事故を起こす可能性がありますのでバッテリー周辺は厳禁です。(それぐらい解っとるわ!)
■寄道話し:皆さんも愛車を永く乗っていくには、この地球温暖化との闘いになっております。埼玉県では熊谷や館林(それは群馬県だわ)が最高気温が40℃に迫る日が年々増えており熱対策は最重要課題です。路面温度は大変なことになっています。一番の対策は暑い日は車に乗らないでしょうか?
埼玉55の目論見は、普通はみんなやらんだろう、でも効果がありそう!というオカルトチックな話を継続して流し続け、みんカラの用心深い人たちの意識レベルを一段下げる事により、オカルトチューニングにチャレンジする人を増やし、それをみて楽しみたい。
誰がそんな罠にかかるんですか?ミイラ取りがミイラになっていませんか?
少し小銭が入ってきたので、週末はカインズへ行くぞ!
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エンジンルーム熱対策 | 日記
Posted at
2021/06/16 23:14:10