
昔通っていたジビエうどんを食べたくて東秩父方面へ出かけましたが休業中のようで秘境うどんに切り替えました。埼玉はどこへ行ってもうどん屋に困りません。こんなところまで一体誰が来るんや?というレベルのところに比較的大きな店構えで驚きです。

それでもジビエっぽいものが食べたくて足を伸ばしてこれまた秘境レベルのイノブタ丼で手を打ちました。
吸気シャッターバルブの刻印は4-60とあり、恐らくφ60mmのバタフライなのかと思います。
トルクプロでISV POS(吸気シャッターバルブ開度率)をみますと
・アイドリング時3.5%
・走行時は変動しながら、10%~最大80%強を示しております。
先日こぉさんとプチオフで吸気シャッターバルブのPMを落としました。こぉさん号を秘技レフトハンド外しを披露しながらまったりとお掃除しました。写真はこぉさんの整備手帳でご覧いただくとPMの堆積感がよく解ると思います。前回お掃除より6000キロ走行で、吸気シャッターバルブ出口部分は5mm厚近くの堆積状況に見えます。
・今回はPMの厚さはいつもと同じですが、油分の粘着度がものすごくネバネバ度が高く拭き取りに苦労しました。W60のせいなのか?長期堆積で油中の軽質分が熱で飛ばされネバネバ度が増したのかはよく解りません。換気扇のネバネバの2個手前くらいネバくて驚きました。
●吸気エアー量の変化率
これだけ積もるとさぞや吸気エアー量に影響が出ているのではないかと思い簡易的に計算してみました

・φ60で無堆積状況を100%
・2mm厚で堆積するとφ56相当になるとして12.9%の減少
・5mm厚で堆積するとφ50相当になるとして30.6%の減少
●PM堆積と燃料噴射学習の関係
こぉさんのように再々学習を掛けると、現在の状況に合わせてくれるのでしょうが、掃除をしてφ60時に学習しました。そのままほったらかしてφ50相当まで詰まりますと、入口部分では完全な酸欠燃焼となります。
・出口のA/Fセンサーで酸素濃度を拾って、酸素が足りないと判定すると噴射量制御やISV POSにフィードバックし、空燃比のつじつまを合わせてエンジンの回転を保とうとしていると思います。実に賢いですね。無ければ完全にエンジン不調になるレベルでしょう。当然補正値には限界がありますので、このレベルまで堆積すると補正でも厳しくある程度の酸欠燃焼になっているのではと思います。
・埼玉55も煙突掃除2号とエーモンの爪で2000キロぶりに掃除をして再学習を掛けました。

ISV POSがアイドリング時に4.2%あたりだったものが3.5%にビタッと安定し、実に爽快に加速するようになりました。
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煤対策 | 日記
Posted at
2023/05/30 12:27:22