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2024年02月14日

DPF再生の適正温度を科学する


鍋焼き系のうどんの美味しさを再発見。寒い日はこれに限ります。

DPF再生はDOCが支配しており、新品の内は堆積も緩やかで、再生時間も短く良く焼ける。マツダのDPF開発関係の論文を見るに640℃で酸化具合を試験しているのが多く、それより640℃がターゲット温度であろう。

埼玉55は640℃以上680℃以下を出来るだけキープするように心がけております。

●DOCの劣化
既報の通り、過ぎた燃費走行や長時間のアイドリングによるHC被毒により、DPF再生時のDOC内部温度の異常上昇を招き、DOC内部の貴金属が凝集してくることにより劣化が起きる。入口より出口に行くほど劣化が激しい。

●空気過剰率
DPF再生時にエンジン回転数を上げて昇温させ、PMを燃やそうという話があるが、3000rpmとか高回転領域を使用している話を聞く。これは有名チューナーから出た話で、完全にDPF再生のメカニズム的にアウトな行為となります。

・DPF再生の研究論文では、エンジンを回せば回すほどDOC内部の空気過剰率が上がり、DPF再生のために送られた大量の軽油がDOC内部で全量酸化せずに、大量にスリップしてDPF内部で酸化発熱するため、DPF内でPMの異常燃焼を起こしてDPFを痛める。またDOC出口付近も異常高温となりDOCの劣化を加速する。

・既に劣化してしまったDOCはよく解りませんが、まずまず機能している場合は回しても2000~2250rpmで680℃まであっという間に上がりますので、これ以上はDOC・DPFを劣化させるだけでやりすぎだと思います。

・KEはDOCが改良前なので素早く昇温できませんが、回転数は同じで少し時間をかけて昇温するのが良いかと思います。

●もう一つのスリップ
DOCの入り口面にHC、PMなどが付着してDOCの閉塞が徐々に進行します。

・DOC入口が閉塞すると、大きな排気抵抗となり排圧が上昇して燃費が低下する。またDPF再生時に軽油がDOCで十分酸化できずにスリップしてDPFへ廻る事が報告されています。

●DPF再生の3ステージ
DPF再生には昇温期、酸化期、終了期の3ステージあるそうで、それぞれ温度が異なり、音の具合からインジェクターから吹かれている軽油の量なども異なるのか燃え方が異なるように感じる。

・経験では終了間際に640℃以上であれば、終了後エンジン回転数を1250rpmと低く抑えてゆっくり走行する事により、余熱でGENの残りも良く焼けます。

・KEの場合はGENの話は分かりにくいのですが、この余熱燃焼タイムはかなり重要です。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/02/14 19:10:27

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この記事へのコメント

2024年2月14日 21:56
鍋焼きうどん、いいですね。

640℃見たことないような…

コメントへの返答
2024年2月15日 7:35
KEは昇温に時間が掛かりますね。アクセル抜いたら直ぐに下がるのでやはり難しい所です😋
2024年2月15日 2:16
640℃以上ですか?!
うちのは今の時期だと600℃まで上げるのも大変で信号で止まったりするとすぐに530℃ぐらいまで落ちちゃいます🥲
なので大体570〜600℃ぐらいで再生しており上がっても640℃までですね
680℃はたぶん見たことない🤣
再生中はオートマにしてると全然温度が上がらないのでマニュアルモードにして2000〜2500回転ぐらいで走ってます
コメントへの返答
2024年2月15日 7:41
600℃越えればまぁいいかと言う範囲ですが、切ると焼きが甘くなります。
2250でオートクルーズに入れて一定負荷で走れると良い感じで上がります。
中々道により上手くいかない事が多いですが😋
2024年2月15日 6:59
おつかれさまです♪
再生が始まると排気温度もDOC温度も上がっていきます。
で、DOC温度が580度を超えると通常の走行状態では排気温度と関係ないような振る舞いを感じられるんですよね。。。
かぴばらさんだけなのかもしれませんが、例えば長い下り坂では排気温度が100℃を切っているのにDOC温度は500℃後半を維持したり。
KEとKFで再生完了時間が全然違うってのは聞いたことありますし、ほとんどが5速ノンストップで走れるこちとは走行条件が違うってのもあるのかもしれませんが。。。

580〜640℃の範囲で3回の大きな上下動を感じられます。
時々650を超える時がありますが稀ですね。。。

うどん美味しそう。。。
コメントへの返答
2024年2月15日 8:10
KFでは5速2250rpmより3速2250rpmの方が綺麗に焼ける事が多くLOAD値が低い方がスリップする軽油が少なくDOCの活性が高くなります。たぶん。🤔

下りはダメですが負荷が高いと再生中でもPM発生量が多くなるので、再生効率が落ちるような気もします。😋

とにかく再生中はオートクルーズで負荷変動を抑えて、アクセルを抜きたくないです。
中々そんな道がありませんが😋

このはなしのポイントは終了時の温度を高く、終了直後からエンジンをあまり回さずに余熱で長く焼くとKEでは数値で見えない部分ですが実際はかなり深く焼けます。😋
2024年2月15日 9:43
なるほどです♪
DPFの焼損を防ぐためにも再生温度は重要ですから同じエンジン回転数でも負荷は軽い(ターボブースト圧が低い)方が供給する酸素がある程度少ない分都合がいいのでしょうね🧐
再生時に両EGR弁が閉じてますが、ISVは動いていて、結構閉じ気味になっている様子からも伺えますもん。

再生終了後、軽負荷で走行するとあきらかによく焼けるのは体感的にも感じられます、おもしろい🤣
それにしてもくろすけさんも驚いてましたがKFの再生時間の短さはすごいみたいですね、4kmほどで終わるとか。。。
進化速度に驚きます。
コメントへの返答
2024年2月15日 14:53
DOCの論文に再生時でも軽負荷時にはISVを絞り余剰空気を減らすことによりDOC温度を高温に保つと有り、さすが そこに気付かれていたのですね。

話が通い会う友がいてうれしい限りです😋
2024年2月15日 11:56
KFの僕はDPF温度はあまり気にしたことがありません(^^;
というのは、再生開始後すぐ(1分位?もっと早い?)に600度を超えます(^^;(下り坂ONLYでも同様です)

で、よっぽどのことがない限り(アクセルベタ踏みでもしないかぎり)650度前後を維持されています。
時間にして5分程度、距離にすると4km程度で再生が終わり、余熱(DPF温度が400度を下回るまで)でGEN ACC共に低下します
ってか、GENが2.3g/L程度で再生が終わるみたい・・・

尚、基本的には再生が終わり、DPF温度が300度程度で安定するまではエンジンは止めません。

こんな感じなので、9万5千kmを超えてもまだまだ元気です(^^)v
ってか、走行距離が増える毎に平均再生間隔も伸びているし・・・(^^;
コメントへの返答
2024年2月15日 14:43
KFは大体そんな感じですね😃
DOCの劣化対策も施されており軽く20万キロは安心です。
通常走行時青ランプまで回すとDOC入口温度が230位まで行きますのでPMが溜まりにくくなっています。
反して緑色で加速すると推奨温度の180℃を切りますのでKFでも劣化ではないが再生間隔は短くなります。

テイクさんの走りがやはりスカD乗りのお手本です😋

プロフィール

「@Kojiro_3 さん
こういうのはさいたまのスーパーで売っていませんね
日本酒ですね~😋」
何シテル?   05/03 09:53
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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