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埼玉55のブログ一覧

2025年05月20日 イイね!

排気系の保温でDOC常時昇温

排気経路は排気ポート内蔵型のエンジンからターボ経由でDOC・DPFに至る

この間、排気温度をいかに下げないか?が今回の実験施工のテーマです。

DOCには通常走行時に未燃焼HCがたっぷり入ってくる。論文を読むと180℃以上でかなり酸化分解され250℃だと完璧。340℃付近では硫酸ミストが微量だが発生するとの事でほどほどが良いらしい。

よってDOCの頭に刺さっている2番の温度計で180℃以上をキープできるように走りたいところだがこれが難しい。さいたま市街地では走行時間より信号待ち時間の方がはるかに長い。


少しでも排気温度を保ったままDOCに入れるために、ターボ~DOCの間をアルミ板で囲って輻射熱を反射させてみました。

●材料

ダイソーでガスレンジのアルミ衝立

サムコス 導電性アルミ箔テープ 両面導電 耐熱 防水 強粘着 導電性アルミテープ 静電気除去 厚手アルミテープ (長さ20m×幅20mm×厚さ0.1mm)
熱帯雨林649円


導電性アルミテープチューンで使っているもので、耐熱性300℃までとなっているが、のりは大丈夫か?

●施工

完全に熱を閉じ込めるとDOC・DPFが心配なので、配管に巻き付けず、配管から放射される輻射熱を反射するイメージで、配管と少し隙間を設けながら設置し、走行風でズレないようにテープで固定

これで隙間に空気が通るので、過熱状態にはならない。もう少し隙間の調整をやって2番の温度変化を観察し最適化して行きたい

●効果
さすがに信号では180℃を切るが、少し流れる(40キロ台)ところまでいくといい感じで200℃を超えてくる。熱反射の効果なのか?

今夜は29℃。温暖期なのでこうなったのかも、厳寒期はどうなるのか?長期的に観察していきたい


途中DPF再生があったがテープの糊もこげず無事。

さんざん走ったあとエンジンヘッドカバーやECUブラケットも熱くない。何時も熱かったのはターボからDOCまでの遮熱板があるあたりからの排熱が回って来ていたものと思われる。



バッテリー、エアクリBOX、吸気経路など遮熱板を立ててみたが完璧です。温かい程度でいつものように熱くなっていません


とりあえずACCの溜まりが少し遅くなった気がする。

これで吸気温度とバッテリー温度は低く、インタークーラーはしっかり放熱し、排気温度は高くのベースが整ったので、細々手を入れて真夏を乗り越えたい
Posted at 2025/05/20 23:36:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年05月13日 イイね!

インタークーラーアルミフィンのメンテナンス

インタークーラーフィンのメンテナンス実施

インタークーラーアルミフィンが飛び石?でつぶれている部分の修正

アルミフィンのケミカル洗浄

●アルミフィン修正
倒れたり、つぶれたりしているのを起こして、通風放熱性を確保しました

●使ったもの
・先が平らなピンセット
・焼き鳥の竹串先端を適当に削ったもの
・マイナス精密ドライバー
・マイナス小さめドライバー
・歯石取の先端が針状のもの

●修正作業
インタークーラー外して、倒れたフィンを起こして行きます。2時間ほどで満足の結果に



わかったのは、ICアルミフィン修正は「マイナス小さめドライバー」がベスト。以外は案外使えなかった。

細かな作業なので老眼鏡は必須

●雑感

KFは樹脂製飛来物ガードがインタークーラー前面に装着されており、さほどフィンのつぶれ無いレベル。

それよりも過去に洗車ホースの高圧放水(一本棒水状で遠くまで飛ぶやつ)で洗った影響で、全体的に斜めに倒れているフィンがものすごい数あり、こいつをひたすら地道に作業しました。

洗車時は気を付けてください。

●ついでにアルミフィンのケミカル洗浄
イチネンTASCO TA916SP-1アルミフィンクリーナー・スプレー420ml熱帯雨林1200円


エアコンの室外機のアルミフィンクリーナーと言うのがありましたので試してみました。




すごい色の汁が大量に出てきます

きれいになったのかは見た目良く解りませんでしたが、出た汁の状況より油と埃は取れたのではないかと思います。
Posted at 2025/05/13 12:53:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年05月05日 イイね!

インタークーラーの側壁板スポンジ修正

3月2日にインタークーラー吊るし洗いをした際に、インタークーラーの空気の流れを整えている側壁板に付いている左側スポンジが取れてしまいました。

インタークーラーは余剰空気は上と下へ抜け、左右は側壁板とスポンジで空気が抜けないように空気の流れをコントロールしており、このスポンジが無いと左右に空気が抜け、吸気が今ひとつ冷えなくなります

一定速度で流してときは外気温+3~5°がデフォですが、スポンジがないと+5~8℃位になっています。

●側壁板のスポンジ



左右ありますが右側も劣化しており打ち換えました。


スポンジの高さが純正は20mmですが手持ちは10mm。2段貼りで高さを稼ぎます。

●エアコンコンデンサ下端

同じようにエアコンのコンデンサ下端の隙間ふさぎスポンジも劣化してボロボロなのでついでに打ち換えます

●バンパー内側アルミテープチューン



バンパー降ろしたついでに気になるところへアルミテープチューン

●インタークーラー吊るし洗い

結局吊るしました。2ケ月前に施工しておりますが、薄い灰色の液相が排出されすっきりしました。

スカDオイルで4200キロ走っていますのでそれなりの捕集です。IC出口の樹脂エルボーはカラカラに乾いており、いい状態をキープ出来ております。

●結果
復帰していつものコースをテスト走行。外気温+2~5℃に安定しました。
Posted at 2025/05/05 21:03:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2025年04月29日 イイね!

EGRパイプの固定ナットの打ち換え(スカートナット)

EGRパイプの固定に使われているナットはフランジナットですが、用途を考える(熱がかかりそれなりに振動がある)と、スカートナットが良いと思い打ち換えました。


これは標準ナット ホムセンで買ったTONEのソケットを愛用していますが、工具の当たり傷がナットの角近くに当たっており、もう少しセンター寄りがソケットとしてはよいらしい。角近くだとなめやすいと言われている。


こちらがスカート、ねじ山数は同じですが、ねじを切っていないスカートの深さがある分、標準より一山深く入ります。

このナットをアンダーカバーに落として痛い目にあった方はそこそこいると思います。セルフで整備するには予備ナットが必須。

●なぜスカートナット
1.緩みにくい・・・日本の誇る特許品

多種ゆるみ止めのナットありますが、経験上この部分にはスカートナットが一番だと思っています。

2.繰り返し使用に安心
何度も脱着する箇所に最適。ネジ山に特殊な仕掛けは無いのに緩まない仕組み。塑性域までがん締めしなくても緩まないので高価なスタッドボルトをダメにしない。安心して何度も再利用できます。

ちなみにスナッグトルク+30~60°で運用。

3.落としにくい


左端が標準、右端がスカート、間は他のゆるみ止めナット

通常ナットの手回しは指先3本で行います。ナット高さが低い(薄い)ナットは外すとき・嵌めるときにつまみ難く落としやすい。スカートナットは機構上フランジナットよりナット高さがやや高く(厚い)明らかに指先でつまみやすく落としにくい。

本来発明者の論文中の表記「スカート化フランジ付き六角ナット」が正式名称?だと思いますが、スカートナットという呼称で売られています。ナット高さのやけに高い、フロントサスアッパーマウント部分の締結などに使われることがあるようです。

4.ボルト掛かりが良い
特許のスカート部分が深く、その深さがガイドとなりボルトに嵌め易く、ほんの少し回しただけでボルトに掛かります。

指でのねじ込みが難しいEGRクーラー側の下部も容易にボルトへ掛かります

埼玉55、むかし右手の甲を車にひかれ、右手指先が少し不自由。右手の指先作業に自信がありませんがこのナットには助けられます。

5.製品精度が高い
手まわしで回していると解りますが手触りが良く安心の使用感があります。

6.コストがさほど高くない
仕上げや材質も各種ありますが、ここは生鉄一択。9個入りの値段なので、万が一落としても予備がありますね。

●ネジのトミモリ
鉄/生地 スカートナット M8 (9個入り) 熱帯雨林442円+送料380円
91円/個


左端がスカート、落ち着いた色で実に渋いです

ちなみに、スタッドボルトはロング380円/本とショート308円/本の2種4本。それぞれ送料別+990円となり純正はかなり高価(互換品が見つからない)なので、絶対に伸ばしたくない。

スタッドにダイス当ててみました。4本とも根元に引っ掛かりがありボルトがのびていると思われます。やはり工場では塑性域で締結していたと思います。

●参考情報
発明者の富田氏の論文

日本機械学会論文集
ゆるみ防止機能付きナット:スカート付きなっとの提案(第2報)
著:富田忠治ら
Posted at 2025/04/29 22:11:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | EGR対策 | 日記
2025年04月20日 イイね!

小ネタ 油汚れに

チョコっとEGRクーラーのお掃除しました

前回うっかり1セル詰まったところを重点的に攻めましたが全く歯が立たず手だけが汚れました

油と煤にまみれた手洗いは昔からJOYを愛用していますが、爪のあいだとかにブラシを使っていました

チョイ痛い


そこで最近は整備に使ったマイクロファイバータオルで一緒に手洗い

これが実によろしい😋

Posted at 2025/04/20 13:45:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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