
魚系の天ぷらの種類が多いうどん屋さん かき揚げぶっかけうどんと鮎の天ぷらをごちそうさまです。
今回は趣向を変えて、とんでもなく夢のあるお話をします。
スカD乗りは皆、オイルミストに腐心しております。
埼玉55はお掃除できるので全く気にしておりませんが、面白いので研究テーマとして様々取り組んでおります。
●アプローチは2つ
・オイルミストを何らかの手段で捕集する
→圧損や吸気抵抗との闘いで、ドライバビリティーを損ないやすい
・オイルミストの出ないオイルを使う
→そんなんありませんので作ります。今回はその壮大なテーマの始まりです。
●埼玉55基本に帰る
デミスターとか悪あがきで色々試験していましたが、本来の優先順位はオイルの問題はオイルで解決すべきであり、吸気ラインにごちゃごちゃつけるのはいけません。よって、オイルのセッティングでできるだけの事をした上で、足らずがあれば、性能に影響が出ない範囲で、補助的にオイルミストセパレーターを考える事とします。
●ブレイクスルーポイントは
学会とオイル屋が言う事は、NOACK値の良い物と高粘度オイルがオイルミストを減少させるとなっており、つい先日まで埼玉55もそれを信じておりましたが、そのようなオイルでもバタフライはしっかり濡れます。不思議です。
・既報の通り、埼玉55の実験でスカD2.2のオイルミストはグレー、薄黄色、赤茶色の3種類ある事が解かり、バタフライを濡らしているのは主に赤茶色であることを発見しました。3種類に分かれるのはスカD2.2固有の現象かと思います。

・学会やオイル屋が言っているのはグレーオイルのことで、バタフライを濡らす赤茶色のオイルではなく、追いかけている物が違う事に気が付きました。オイルキャッチで取れるものもほぼグレーオイルなので、しっかり捕ったつもりがISVが濡れているという現象が出現します。

・そこでベゼルにセットした茶こしで捕集したオイルの色・量・粘度・出現時期を観察し、興味深いことに赤茶色のオイルは色・量・粘度がドンドン変化して行き、出ない時期がある事を突き止めました。
●コンセプト
赤茶色の成分を抑えるレシピを考える、または、ほぼ含まないオイルを探すというコンセプトを立てて研究を進めます。
●目標
1.ISVバタフライを乾いた状況にして、カントリーマームを撲滅する
2.インマニ内をドライに保ちPM堆積を抑制し8万キロの壁を大幅にブレイクする
夢がありますね!
・1は戦うべき相手が特定できましたので比較的容易に実現できると思っています。
・2はPM自体が燃焼室内でシリンダー壁から蒸発・ピストンリングトップランドより跳ね上げられたオイル成分を含んでおり、粘着性を持っている事により自然堆積する分は防げませんので、オイルミスト由来分が対象となります。
★先ずは一番大切な使用するオイルは
ミカドのPREMIUM C3 SP 0W30 100℃11.3 40℃58.2 粘度指数192 HTHS3.5
・これが解っている中では赤茶色の成分が少ないオイルとなります。入れるだけでISVへの飛来ミストは激減します。薄黄色の成分(たぶん基油)が這い上がって来ないように粘度指数向上剤を用いて動粘度を調整して行く理論プロセスとなります。
・粘度指数向上剤に何を使うのが一番効果が高いのかが最大の山ですね。お金はかかりますが、買って来てレシピに沿って混ぜてポンでインマニのオイル汚染が止まります。
サギ話しにしか聞こえない
●雑感
セルフお掃除の技を広めたいのに、お掃除の要らないオイルレシピを作っている行動の矛盾に心がざわついております。
・さて、今後オイルの神となるのか?サギ師となるのか?先行きが楽しみですが、世界中のオイル屋が出来ていない事なので燃えますね。
まだビール飲んでいませんが、理論上では99.9%成功する気しかしない。
Posted at 2023/08/30 19:01:28 | |
トラックバック(0) |
オイルミスト対策 | 日記