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埼玉55のブログ一覧

2024年11月28日 イイね!

ふぃでぃっくさんが喜びそうな話し

この論文を読み込みますと、皆さんが使われているマツダのディーゼルエクストラDL-1 5W-30の無機成分(アッシュの元)量や、DPF再生で燃焼できないものが案外多いことが読み取れます。

●参考・参照資料
DPFに堆積したアッシュの透過メカニズムに関する研究
平成31年3月、著:三次勇太


既報で、未燃焼HCは大まかに分けて軽質分・中質分・重質分の3分類。厄介なのは重質分に分類される炭素数の多いHC化合物で、軽油中にも炭素数20台のエンジンオイル成分と同じものがたっぷり入っております。

オイルミストの未燃焼HCも含めて、そのあたりの物はDOC,DPFのどちらにせよ、DPF再生でそこそこ酸化分解されますが、その程度の温度では燃え残りが必ず発生します。

オイルミストは恐らく、直接DPFに回るのではなく、燃焼室の高温高圧場で燻されSOF化したものがsootを核に凝集し、PMのかたちで回るものと考えております。

●三次氏の研究論文を読み込むと
マツダのディーゼルエクストラDL-1 5W-30を機械で燃やして強制的に発生させたPMから、純粋なアッシュを取り出す方法としてアッシュ以外のSOOT(C)やSOF(未燃焼HC)の除去は、電気炉をもちいて800℃で2時間焼いて不純物を取り除いたとあり、なかなか手ごわい話しだと再認識しました。

SOOTは600℃もあれば酸化分解できますが、SOF(未燃焼HC)がいかに手ごわいのかがお解りいただける話かと存じます。

これは800℃で2時間も焼くことはできないので、ふぃでぃっくさんが普通のDPF再生を十分に繰り返す事により、未燃焼HCのカーボン化(Hとの結合を切る)を進めてからDPF洗浄を行うことを提唱されておりますが、全く持って理にかなった話であるということです。
Posted at 2024/11/28 20:17:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年09月08日 イイね!

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(プレデミ君改)

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(プレデミ君改)●前回は
ブログに上げていませんが、カムカバーのL型樹脂エルボーのカーブに合うように、シックネスゲージを手曲げで芯材とし、デミスターフィルターを緩~く巻いたのですが、エルボー内径に対してプレデミ君の直径が細すぎて、隙間をブローバイが通り抜けしますので巻き直ししました。

●材料

・並木トレーディング(Namiki Trading) ステンレス シックネスゲージ 隙間ゲージ 厚さ 薄さ 測り 17枚 (0.02mm-1.0mm) L 150mm 熱帯雨林744円 これのt0.15mmを使用


・ねずみ駆除 金網 ネズミ駆除 ネズミ捕り ステンレスネット ソフト コウモリ撃退グッズ ネズミ 侵入防止 ナメクジの侵入を防ぐ (21cmx6m) ブランド: ZoaenSla 熱帯雨林1880円

※産業用のデミスターフィルターと同じ編み方の物です

●工作

1.シックネスゲージのt0.15㎜をエルボー形状に合わせながら手曲げで曲げます
2.L150mmのシックネスゲージが少し長いのでL方向は現調合わせでカットしました
3.工具でシックネスゲージに4か所ワイヤーを通す丸穴を開けます

4.デミスターフィルターをシックネスゲージに緩めにエルボー内径より若干太めに巻きます
5.ステンレスワイヤーでフィルターをシックネスゲージの4か所の穴を使ってしっかり止めます

●設置
1.ブローバイホースの金属バンドをずらしてホースを樹脂エルボーから外します

2.プレデミ君をL型樹脂エルボーに少しづつ確認しながら押し込みます


3.シックネスゲージに抜け止め用の耳を曲げ加工で付けており、写真のごとく装着します

●試走
橋の登りで4500rpmまで普通に吹け上がりましたが、うっすらと全領域に圧損が出ている感はあり、やはりフィルター密度(巻き数)の絶妙さが必要。前回より2巻増やしましたが0.5巻少なくするくらいが良さげでした。

●メリット
・冬場の寒い中ドレン作業不要、キャッチしたミストはカムケースへ戻る
・そもそも黄水を取らないので凍結の心配が無い
・ホースの劣化やブローバイのモレなどが無く、車検に気を使わない
・フィルター密度で捕集効率が変わるので圧損しないギリを狙って色々楽しめる
・1年中グレーオイルを叩き落とせる
・外見完全ノーマルで自己満足度100%
・ホース取り回し・ステー設置・タンクの温度環境など考えなくて良い
・コストが安価

●ディメリット
・タンクが無いので捕集効果が量として目視できない
・工作がまずいとターボが壊れる(怖いですね)
・欲張ってフィルターを詰め込み過ぎると、圧損が出てギクシャク感がでます
Posted at 2023/09/08 17:59:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年08月30日 イイね!

★オイルの研究(第1回)

★オイルの研究(第1回)魚系の天ぷらの種類が多いうどん屋さん かき揚げぶっかけうどんと鮎の天ぷらをごちそうさまです。

今回は趣向を変えて、とんでもなく夢のあるお話をします。

スカD乗りは皆、オイルミストに腐心しております。

埼玉55はお掃除できるので全く気にしておりませんが、面白いので研究テーマとして様々取り組んでおります。

●アプローチは2つ

・オイルミストを何らかの手段で捕集する
 →圧損や吸気抵抗との闘いで、ドライバビリティーを損ないやすい

・オイルミストの出ないオイルを使う
 →そんなんありませんので作ります。今回はその壮大なテーマの始まりです。

●埼玉55基本に帰る
デミスターとか悪あがきで色々試験していましたが、本来の優先順位はオイルの問題はオイルで解決すべきであり、吸気ラインにごちゃごちゃつけるのはいけません。よって、オイルのセッティングでできるだけの事をした上で、足らずがあれば、性能に影響が出ない範囲で、補助的にオイルミストセパレーターを考える事とします。

●ブレイクスルーポイントは
学会とオイル屋が言う事は、NOACK値の良い物と高粘度オイルがオイルミストを減少させるとなっており、つい先日まで埼玉55もそれを信じておりましたが、そのようなオイルでもバタフライはしっかり濡れます。不思議です。

・既報の通り、埼玉55の実験でスカD2.2のオイルミストはグレー、薄黄色、赤茶色の3種類ある事が解かり、バタフライを濡らしているのは主に赤茶色であることを発見しました。3種類に分かれるのはスカD2.2固有の現象かと思います。


・学会やオイル屋が言っているのはグレーオイルのことで、バタフライを濡らす赤茶色のオイルではなく、追いかけている物が違う事に気が付きました。オイルキャッチで取れるものもほぼグレーオイルなので、しっかり捕ったつもりがISVが濡れているという現象が出現します。


・そこでベゼルにセットした茶こしで捕集したオイルの色・量・粘度・出現時期を観察し、興味深いことに赤茶色のオイルは色・量・粘度がドンドン変化して行き、出ない時期がある事を突き止めました。

●コンセプト
赤茶色の成分を抑えるレシピを考える、または、ほぼ含まないオイルを探すというコンセプトを立てて研究を進めます。

●目標
1.ISVバタフライを乾いた状況にして、カントリーマームを撲滅する

2.インマニ内をドライに保ちPM堆積を抑制し8万キロの壁を大幅にブレイクする

夢がありますね!

・1は戦うべき相手が特定できましたので比較的容易に実現できると思っています。

・2はPM自体が燃焼室内でシリンダー壁から蒸発・ピストンリングトップランドより跳ね上げられたオイル成分を含んでおり、粘着性を持っている事により自然堆積する分は防げませんので、オイルミスト由来分が対象となります。

★先ずは一番大切な使用するオイルは
ミカドのPREMIUM C3 SP 0W30 100℃11.3 40℃58.2 粘度指数192 HTHS3.5

・これが解っている中では赤茶色の成分が少ないオイルとなります。入れるだけでISVへの飛来ミストは激減します。薄黄色の成分(たぶん基油)が這い上がって来ないように粘度指数向上剤を用いて動粘度を調整して行く理論プロセスとなります。

・粘度指数向上剤に何を使うのが一番効果が高いのかが最大の山ですね。お金はかかりますが、買って来てレシピに沿って混ぜてポンでインマニのオイル汚染が止まります。

サギ話しにしか聞こえない

●雑感
セルフお掃除の技を広めたいのに、お掃除の要らないオイルレシピを作っている行動の矛盾に心がざわついております。

・さて、今後オイルの神となるのか?サギ師となるのか?先行きが楽しみですが、世界中のオイル屋が出来ていない事なので燃えますね。

まだビール飲んでいませんが、理論上では99.9%成功する気しかしない。
Posted at 2023/08/30 19:01:28 | コメント(8) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年08月22日 イイね!

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(構想編)

タンクレス・オイルミスト・セパレーター(構想編)埼玉県で愛されている武蔵野うどん、元祖の店でごちそうさまでした。

さて、オイルミストは3種類ありそれぞれ出現する場所が異なります。これは重要なポイントです。

●3種のオイルミスト

① 上流域:粒径の大きなPM交じりのグレー色オイル

② 中流域:インタークーラー出口の樹脂エルボー部分に溜まる薄黄色の澄んだオイル

③ 下流域:ベゼルの茶こし部分で取れる赤茶色の澄んだやや粘着性のあるオイル

オイルキャッチは①を捕集するもので、残念ながら②と③は捕集できません。そして①は、オイルキャチ付けていないと、全量インタークーラーコアに捕集され、インマニに廻る事はありません。

ガーン😱 最新の実験で判明した恐ろしい事実。今までの概念がひっくり返りました。

でも①の量は多いので何とかしておきたいところです。

●新たな試み
以前ブログにアップしたタンクレス・オイルキャッチ・タンク構想・・・名称が変ですね。

結局タンクが有るのか?🤔

タンクレス・オイルミスト・セパレーター・・・が正しいでしょうか。

今回のお話は、①のグレー色オイルをメンテナンスフリー(たぶん)構造で、捕集還元する試みで、オイルミスト対策の上流域の対策となります。

・カムカバー内部には小部屋があり、そこに樹脂製L字型エルボーが刺さっておりますが、小部屋は、暴れたオイルがブローバイホースへ飛び出さないように、オイルミストやブローバイは通して、液相のオイルはカムケース内へ戻す構造です。

・構想はカムカバー内小部屋へ通じる樹脂製L字型エルボー内部に、デミスターフィルターを設置して、大きめの粒径の煤混じりのグレー色オイルミストをここで叩き落とし、液相化したオイルを小部屋へ戻します。

●事前実験



・夏場、埼玉55が言うほど本当にオイルミストが出ているのか?見ないと信じない方が多いと思いますので念のため捕集実験をしました。






・仮にデミスターフィルターをL字型エルボー内に設置し(危険ですので真似しないでください)、300キロほど平地を走行してデミスターフィルターに絡みついていたものだけでこんな感じです。

・想像以上の量です。ここで叩き落としておけば、インタークーラーの吊るし洗いは不要と考えられますので、次回から常設に向け耐久性も考慮した試作品を開発していきます。😋
Posted at 2023/08/22 18:22:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記
2023年02月20日 イイね!

タンクレス・オイルキャッチ・タンク(妄想編)

タンクレス・オイルキャッチ・タンク(妄想編)河原の露天風呂あがりに飲むコーク😋

意味ぷーですね。命名は成功してから別途考える事として、

ブローバイラインで油煙と闘う事を考えますと、設置場所や調整で苦労した割に捕集効果が出ていないケースが多く、捕集しても意味の無い黄水主体が多い。

・温度管理が油煙からズレているためや、タンク内のガスの流れが適正化できておらず、充分にたわしに衝突できていないと思われます。

・また油煙の多いはずの夏場は露点方式では全く捕集できず用をなしておりません。

・あっ損によるクランクの内圧も気になるところです。

●露点捕集方式からデミスター方式への転換
発想を転換して、ブローバイラインで捕集する事から、インタークーラーアウターホースの中にデミスター材を仕込んでやることにより、油煙を捕集する事を考えました。

・デビル隊長ですから裏切り者の名を受けて、すべてを捨てて油煙と闘っています。

●発想のポイント
デミスター理論はググって下さい。一般的な産業用油煙回収装置です。問題は流速と捕集材(形状と密度)と捕集材の長さにあります。ホース内はφ70として、アイドリングから常用域の1500rpm強までをカバーできれば、ほぼほぼの運用領域で機能します。

・設置場所の問題
巨大な捕集材(目の粗いステンレスメッシュを巻いたもの)を仕込んでもホースの中なので問題ありません。ふわふわに空気をよく通す密度の捕集材をバラバラになってインマニに吸われないように、洗濯ネットのようなもので全体をくるみ、ホースにポンと入れたいと思います。

・通気抵抗の問題
心配なのがアイドリング時のエア流量不足。吸気シャッターバルブの開度は3.7%とかになっており、かなり絞られてインマニ内を負圧に保っております。デミスターは少ないながらも通気抵抗になりますので、アイドリングが安定する密度を探すことが出来るのかわかりません。

・ドレンの問題
捕集材に絡まってやがて凝集した油分がエンジン停止時に液相として滴下し、インタークーラー出口の樹脂エルボー部分にオイルだまりを作ります。樹脂エルボーのオイル溜まりの再下点に穴を開けて、ホースでアンダーパネル内を引き回しドレンコックを付けてたまにドレンする。

●まずは
エンジン回転数とホース内の流速の関係を計算し、デミスター理論で捕集できる流速に収まっているのか?と取付方法の研究。当然世界初であり既知の情報は無くハードルは高い。

・ドレンの仕組みを作る前に、デミスター理論でどの程度捕集できるのか?捕集材(形状と密度)と捕集材の長さを色々実証実験を行い最適化を図ります。

・捕集効果ありとなれば、樹脂エルボーの穴あけ加工は慎重を要しますので、当面は煙突掃除2号で吸い取り掃除を頑張りながら考えたいと思います。




・昨日のアイソメ部品図を見ると樹脂エルボーだけの単品扱いはないのでかなりお高い。13-330B全体のようです。モノタロウで32900円(税別)解体屋さんが近くにあればいいのにな。🤔

●合わせ技
これだけのことをやっても、やはり定期的なお掃除が基本ですね。😋

こういう事は先に穴を開けて、やらざるをえない状態にすると何とかしてしまうものでしょうね😁
Posted at 2023/02/20 18:04:51 | コメント(5) | トラックバック(0) | オイルミスト対策 | 日記

プロフィール

「@ぐれんふぃでぃっく30Y さん
塩カルストップとか言う防錆塗料がありますが、恐ろしくお高いですね😋」
何シテル?   05/13 19:08
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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