
広い公園の駐車場で車弄りをしようと秋ケ瀬公園に工具を積んでスタート。何だか様子がおかしい。駐車場の入口がパイロンと貼り紙。月末までコロナで閉鎖。帰宅して再開。秘密裏に入手しておいた茶こしとザルを入れ替える計画。
ザルは目の荒らさからカーボンドーム完成まで3年を要すると見られ、その頃には娘が高校2年。たぶん埼玉55とは口もきいてくれないお年頃になってしまうため、彼は焦りをおぼえていた。

さいたま美園のカインズで仕入れた茶こしは、目の細かさはなんと従来品(ザル)の4倍を誇り、最高級の日本茶を入れることができる唯一の高性能品である。また、EGRバルブの開度が予想より大きくザルと干渉している問題も、茶こしで一気に解決を図らなければならないが、手元の茶こしは1個のみ。それをミクロン単位の敵と戦うためには、高度な加工精度を要するが金切りばさみがない。

これらの課題を克服し、人類と煤との闘いに決着をつけるべく一人の暇人が立ち上がった。その男は日本が誇る埼玉55工房のチーフメカニックである。(誰やそれ!)男は妻が二階へ洗濯物を取り込みに行った隙を狙い、茶こしの底を切り取るために台所からキッチンバサミを持ち出した。

時間はあまりない。チーフはすべて目測のフリーハンドで茶こしから人類の希望であるEGRフィルターを切りだした。恐る恐るパイプへはめこむ。チャンスは1度しか無い。頼む入ってくれ。

ここで奇跡が起きた。一発で勘合。流石は埼玉55工房のチーフだ。(ずいぶんカクカクして隙間が見えますよ!)後はパイプ(茶こしセット済み)、ガスケット、EGRリストラクター、インテークの順に慎重に取付ける。Φ15のリストラクターはピーキー差が馴染めず一旦外していたのだが、この際茶こしがEGRバルブ側へ動かないための押さえとして再登場することとなった。
試走の結果問題はなく、人類の希望を託された茶こしは明日の林道パトロールに備え、ガソリンスタンドへ行く。ずいぶん軽油の値段上がってますね!
Posted at 2021/05/15 17:13:52 | |
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