
さいたま市も雨が続き、ガッツリ外で弄る事が出来ません。皆さんどうされていますか?ガレージ持ちが本当にうらやましいです。こんなこともあろうかと、EGRリストラクターとEGRフィルターver2.0を外しておきました。
EGRパイプ内に高級茶こしを仕込んで煤を取り除く装置ですが、EGRの流圧に押され、EGRバルブに接触するのはマズイので、押さえ金物としてEGRリストラクターを使用しております。(おいおい!本来の目的は何だったんだ?)
ピュンピュン号のエンジンの調子的には、EGR制限でトルク復活をする必要も今のところはありませんので、位置づけはやはり押さえ金物です。埼玉55はトルクのスムーズな盛り上がりを求めていますので、φ15mmでもまだピーキー差を感じます。(普通そこはアクセル開度で調整するだろう!)
全体的には、下はさいたまの渋滞した道がメインの通常走行域なのでダルで十分、3800rpmから上の部分の伸び悩みに別途手を入れたいと思っています。
今回は、林道パトロール時の激坂登りで床まで踏んでも暴れないように穴を広げて調整を行う事にしました。ターゲット径は18mmなのですが、奥様の用事の都合で、2時間と限られた時間の中で仕上げなければなりません。
当然新規の設備導入は考えられず、既存の加工機で作業計画を立てます。尚、埼玉55工房の設備については例により国家機密であり明かすことはできません。
ゴルフのSW溝掘り用にロジャースで買った、細い棒状のダイヤモンドコーティング鋼ヤスリで9mmから15mmまで拡大しKEにつけていたものをそのままKFへ移植していました。
これを現車合わせで、18mmまで広げて行こうとゴリゴリゴリ、埼玉55工房のチーフメカニックの腕の見せ所です。右手が上がらなくなった時点で終了です。(オイオイ)
一応、スケールを当てて測ると長い箇所20mm、短い箇所18mm。楕円になっているようです。イニD5ステージの動画を流しながらユーロビートに乗って作業したのがやりすぎの原因。
軽く、試走したところ1750rpmからの盛り上がりはおとなしくなりました。雑にアクセル開けてもホイルスピンしないようにという目的は達したと思われます。ドラテクの無さをデチューンでカバーするという世にも珍しい取り組みである。
昔、赤城レッドサンズの高橋涼介から「いいか?埼玉55。パワーを落として速くなることもある。おまえにもいずれ解るときがくる。」とアドバイスをもらっていた事が今になって解った。(そのまま遅くなるわ!)
■寄道話し:リストラクター、このt2.0のアルミ板1枚で、隠されていたスカD2.2の潜在能力が明らかになる。猛り狂うトルクの山、でも上は伸びない、面白いですね。燃費も悪くなるし、なんでもやりすぎはいけませんね。
走る場所によって、穴径を変えるのは面白い。本当はすごいんだけれど、余裕をもって流しているっていうくらいが今のところの理想。林道パトロールで上までの繋がり具合を確認しよう。
穴削りは、昔何も考えずに、速くなることだけを考えバイクのポートを一生懸命磨いていたころを思い出させてくれた。
Posted at 2021/05/22 18:17:01 | |
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