
先に報告しましたEGRパイプのスタッドボルト抜け事件につき、犯人を逮捕しましたのでご報告です。やはり原因はアレです、例のテロ。(じゃないでしょ!)
1回目、ナットをTONEのラチェット式BOXレンチで緩めようとしましたが、あまりにナットが固くて、緩みやすくなるように浸透性の高い潤滑スプレーをしました。本来、使うときは極少量を頭の部分だけにチュッと一吹きですが、奥まって見えにくいこともあり大量にチーーューッと吹いてしまいました。

これが時間が経過して、奥まで浸透して抜けたのが原因でした。写メを拡大してみると、茶色い油性の物質が付着した痕跡が確認されました。(拭いた後の写真載せてどうするつもり?)
スタッドは同径で反対側もナット入ります。また緩み止め剤の使用は見られない。
ナットの頭をなめるのが嫌でやらかしてしまった事ですが、考えると他にもスプレー使っています。みなさんもやらかしていると思いますので、その内スタッドボルトが抜ける人がでるかも?

これからEGEリストラクター付ける人は、潤滑スプレーの使い方にご注意。
さて、この部分の締結トルクの異常さはなんなのか?一般的な締め付けトルクどころではない気がします。
材は汎用材、締結トルクに見合った強度があるような感じがしません。熱固着もあるとは思いますが、MAZDAさん、どういうことであれほど固いのでしょうか。
当日は夕方降雨で時間がなく、手探りで戻しましたが、恐らく毎回抜けてくるようになっていると思います。
★そこでスダッドボルトは信頼のおける東名パワードのシリンダーブロックとシリンダーヘッドの締結に用いられるスタッドボルトの埋め込み方を参考に再生計画を立てました。東名パワードリンク貼りました。
●ピュンピュン号スタッドボルト再生計画
1.ブロック穴、スタッドネジ山をパーツクリーナーで清掃
2.スタッド埋め込み部分はネジロックを塗布する
3.タップは持っていないのでブロック側の調整は行わない(できない)
4.ダブルナットでスタッドをブロックに25Nで埋め込む
5.ナットは耐熱性の高いステン座付きセレイト(座面のギザギザゆるみ止め)無しにする。カインズにあるかな?
セレイト無しとする意味は、今まで同様何度も締結と緩めを繰り返すので、セレイトがあるとアルミ材(5/26訂正:ステンレス製です。)のフランジが摩耗し結局セレイトが機能しなくなる。(一体何回付け外しする気なのか?)
6.潤滑剤は他に影響の出ないように、固体のWS2をナットにまぶす程度。
これは埼玉55工房チーフメカニックの再生計画であり一応理にかなっている。しかし、予算と調達先(カインズの品揃え)の関係から、埼玉55工房代表によりいつも大幅に変更されてしまう。
そこが問題点だろう!代表とカインズは怪しい!いつもカインズに入り浸ってなぜモノタロウを使わないのか?
→さいたま美園の屋上駐車場は屋根付きエリアが大きく、ここで簡単な整備はできる。トイレもあり飯も食え、おまけに日陰で涼しくて、足りないものはその場で調達。最高!
■寄道話し:ラチェットのラチェット数。正式には段数だったかな?、1回転するのに何回カチカチいうのかという事です。カチカチ数が高いと値段も高く、こんなには要らんだろうと安易に安めの物を買いました。
これはダメダメパターンですね。常に安めの物を買ってしまう埼玉55の癖。おかげで狭い箇所ではカチカチ不足で作業が難しくなります。いつかは5段切り替えの自転車に乗りたいな。子供の頃段切り自転車の段数が男子のステータス。当時5段の段切りが流行っていましたね。
Posted at 2021/05/24 19:57:00 | |
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