
今日の話は、時間に余裕がある人のみお付き合いください。
EGRフィルターver2.1+soot捕集補助推進装置付き
さて、前回のブログ(埼玉55 スカDプロジェクト ついに天秤はかりを作る?)ではこれまでの多様性を一旦整理し、これからの整備方針・方向性を定めました。結局、DPFは置いといて、オイルミストの撲滅とCOOL側のEGRから煤を濾しとるということですね。

そこで、EGRフィルターver2.0ではザルから茶こしに素材を変更し網目の密度を4倍に上げた。約1000キロ走ったが、やや煤が付き始めたという状況で、ごっそり濾しとるには相当の期間を要する事が解った。よって、追加対策としてEGRフィルターをver2.1へ昇華させる。

●ブレークスルー技術としては、EGRパイプの長い流路を利用してフィルター材になる候補材を緩く長く詰め込み、EGR流路の細分化と無数の複曲化によりフィルターと煤の接触機会を増やし捕集し、最終段階で茶こしで濾したおいしいEGR(煤含有量の少ない)を燃焼室に飲みこませる。・・・というところまで前回ブログ
●用意する材料
おかんが言うには、ある程度の捕集効果が期待できる目の細かさで、耐熱性があり、通気性が確保でき、加工が容易で、安価な素材で、奥様の目を盗んで台所から持ち出す事が出来、ぐるぐる巻きの金属製で、フライパンの底を磨くもの。スチールウールやないか。それスチールウールや。

・どこの家庭にもあるスチールウール(以下、SWという)100均やカインズで入手。本命はシリカクロスを加工したものとしているが、入手上の問題があり、今回は基礎的効果検証実験としてSWを採用した。
オーイ!ミルクボーイどうした?飽きたんか?
●施工系統図(オイオイ図になっとらんけど?)
・現在
EGRクーラー
→ メタルガスケット
→ EGRパイプ(出口にEGRフィルター2.0)
→ メタルガスケット
→ EGR制限プレートφ18~20(楕円になったまま放置か?)
→ EGRバルブ
・今回
EGRクーラー
→ メタルガスケット
→ (入口から10㎝までSW)EGRパイプ(出口にEGRフィルター2.0)
→ メタルガスケット
→ EGR制限プレートφ18~20(ちょっとだけ整形)
→ EGRバルブ
●施工方法
・SWを軽くほぐし、適量やさしく引きちぎる。

・微細キリコを丹念に振り落とし、サラダ油を軽く塗り、右回転でねじり押し込み成形し、EGRパイプに突っ込むことにより取付は完了した。
●命名
EGRフィルターver2.1+soot捕集補助推進装置付きということで、カッコよくsootトラッピング サブ ブースターとしたい。登録商標チェック、チェック。
カッコつけるんやったら全部アルファベットで書け!
●危険表示
・微細キリコの振り落としが精度高くできないと、エンジン内部にキリコが回り危険性がありますのでサラダ油をしっかり塗って、キリコの飛散を抑えてください。(まさか?マネしないでくださいね!どこ?サラダ油ぬるとこ?)サラダ油には次回に続く他の期待される効用がありますので忘れないように。
・EGRパイプ内は一見乾いたEGRが通っているように思われますが、軽油は炭化水素化合物であり、燃焼すると、水、二酸化炭素、その他もろもろを発生させますので、SWが水分や排気ガスで酸化が進むとボロボロになる危険性がありますので長期のご使用にはご注意願います。
●効果の検証
・奥様に確認したところ、夕食にしばらく日本亭の焼き鳥は出ないとのことで、天秤はかりの自作計画が設計図段階で止まってしまった。(そんなもんに図面まで書いたんか?)
よって、捕集したsootの重量測定はできないので、代案を検討した。
まだ、つづくの?
・EGRバルブの周辺を磨き、一定走行距離における煤の付着具合を目視比較する事で、定量化はできないが、効果を発しているか否かの確認を行う事とする。
・また補助的に、取り出したsoot トラッピング サブ ブースターをプッチンプリンジャンボ(まだあるかな?)の容器で水につけ、良くもみ、安静に一昼夜置くことで、捕集したすすの沈澱より、小さじ1とかの量による計測は可能と考える。(よし!冴えている。)
・この研究のKey Success Factorは、解った。サラダ油。ぶっぶー。
プッチンプリンジャンボが入手できるかに掛かっている。普通にセブンに行け!優秀な助手の娘に相談したら、よし、解った!人類の未来のために協力しようと快く引き受けてくれた。プリンが食べたいだけだと思う。私も食べたい。変なところは父親似。
もう少しです。みなさん頑張って。
■寄道話し:この話はオイルキャッチタンクのフィルター強化でステン金たわしの話に対し、ajyugonさんから目の細かいスチールたわしはどうでしょうか?とコメントを頂きました。
その時はサビるので採用しませんでしたが、台所の片隅に長年埋もれているのもなんだしなー。何かに使おうと(なべ底磨け!)頭の片隅にメモリーしていたことから実施に至りました。ajyugonさん ありがとうね。
さて、このように情報を取っておくと思わぬところで活用できることもあります。情報はいいのですが、みなさん工具箱の中はどうなっていますか?
埼玉55工房では、外したT-REVの死体(いずれ復活なるか?)、ごみ(壊れた工具、外したネジ・ボルト・ナット、耐熱ホースの切れ端、浄水器の予備スペーサー、得体のしれないもの多数)、3割はゴミですね。
当時どうするつもりだったのか?今となってはもうわかりません。重い腰を上げて車弄る前に工具箱を整理しよう。
スチールウール1つ詰めるだけでここまで引っ張るとは。全部寄道話しやわ。
奇貨居くべし ごみは捨てるべし
Posted at 2021/06/01 18:47:40 | |
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