キューミックにオイル交換して、粘度調整W44.74+5でW49.74を行った。夏場だと50台前半でジャスト粘度を探るところだが、涼しくなるので50弱とした。
これに、摩耗からの保護、摩擦の軽減効果を狙い、各種添加剤を混ぜて添加剤カクテルを作った。有機モリブデン系は高濃度のほぼ原液で比重が重く沈澱するので、分散剤に溶くことにした。手元にはバーダル。清浄剤、分散剤の塊である。
●添加剤カクテル
・バーダル リングイーズ プラス(C60含有) 350ml
・MoDTC+ZnDTP 80ml
・WS2 30g
添加剤カクテルを添加したものの、有機モリブデンの滑空感がでない。計算上限界レベルの添加濃度であるが。後でよくよく調べるとバーダルのポーラアトラクション技術というのが、摩擦面に強固な被膜を形成し、MoDTC+ZnDTPが潤滑保護膜を形成するのを阻害しているようだ。
カム山を観察していると、WS2の黒銀色の被膜は形成できたようだが、バーダルとせめぎ合いをしているのか、効果の体感がいつもより少ない。
MoDTC+ZnDTPとWS2の相性は良く、過去の使用では相乗効果が感じられたが、バーダルとは一緒にしてはいけないようだ。
バーダルが心を許す相手は、コロ効果を発揮する固体系のFM剤で、C60とかIF-WS2のようなものと考えられる。
●経路はいつもの新4号バイパスを往復。
・DPF再生無し
・EGR制限プレート無し
・燃料添加剤無し
・21時~23時
・開始時気温22℃、終了時気温26℃、ほぼ無風
・トラック軍団のケツについて、メーターよみ60~65キロでオートクルーズ
・空気圧235kPa 225/65 R17 102H COOPER EVOLUTION CTT
●結果

・往路 標高5.5m→30.3m(+0.7%勾配)上り調子 47.5キロ 平均燃費23.6キロ/L

・復路 標高30.3m→5.5m(-0.7%勾配)下り調子 94.7キロ★平均燃費23.9キロ/L

・自宅 107.9キロ 平均燃費22.6キロ/L
※折り返し地点でリセットはせず、通しの距離と燃費
●分析
往路はパトカーがやたらとうろついており、全体ペースが50キロ程度となることもしばしばあり、信号にかなりの回数引っ掛かり、走りにくい条件であった。
復路で越谷市内の信号地帯で少しペースが乱れた。手前では25.7キロ/Lを指しており、信号地帯をうまくクリアーできれば24キロ台で納まると想像していたが、少し残念な結果となった。
ブログにはUPしていないが、今回の前に燃費チャレンジを1度行っており、その時も結果は23.9キロ/Lで越谷信号地帯でやられた。12~14回信号につかまるのだがやはり越谷信号地帯は鬼門と言える。
●限界は?FM剤のIF-WS2を贅沢におごれば、24キロ/Lは超えてくると考えている。過去の経験から、瞬間燃費計が40キロ/Lなど見たことの無い数値がぴょこっ、ぴょこっと出てくるので期待できる。
Posted at 2021/09/17 18:08:04 | |
トラックバック(0) | 日記