先日フラッシングオイルの話をしました。来週早々にフラッシングする予定を組んだ。
エンジンの内部の汚れについては、見る機会がないので計り知れないところがある。とあるみん友さんは20万キロ超でカムシャフトを交換しており、こまめにオイル交換もされているようだが見事に摩耗しており驚いた。
この方とは情報交換していないので解らないが、例としてW-30が希釈したオイルで7000キロ毎の定期交換だとこうなる可能性が高いのかと思います。
老体には燃費を捨てて1ランク粘度を上げて、希釈量も250ml以内、最悪500ml以内で交換するのがいいのではないかと考えております。
本来の希釈限界値は2.5%で127.5ml程度ですが、250ml希釈してもW-40がW-30台に下がるだけの話で、カムシャフトの摩耗も遅らせる事ができるという考え方です。1Lくらい平気だというディーラーが居たら、念書を取っておくことをお勧めする。
●さて、今日の本題は
YouTube動画で「DIY channel 4403」さんのチャンネルは是非ごらんいただきたいと思います。
素人といいながら、気持ちいいほどドンドン分解していきオイルパンやタペットカバー内の様子がよく解ります。ディーラーだと完全にエンジン載せ替えを自分で何とかするという話です。
・MAZDA CX-5 KE 22,000Kmオイル無交換の車パート(1~7)
・MAZDA CX-5 KE カーボン除去DIY パート(1~6)
各編がパートで小分けにされており解りにくいですが順番に視聴すると作業工程がつながります。関連情報リンク貼っておきます。
●動画を見て思ったこと
先日塩基価の話をしたが、DL-1は元々塩基価がさほど高くなく、距離を乗っているとこれが下がってきます。
塩基価は清浄分散能力と考えていいと思いますが、7000キロ辺りでオイルが粘り気に反転してくると完全に「DIY channel 4403」さんのようなケースの入り口で、放置すると動画のようになります。
DPF再生時に軽油で希釈される個体は粘り気が出にくく、塩基価が下がっていることに気が付かないかと思われますので注意が必要です。
あまりに壮絶でイイねボタンを押し忘れてしまうほど見ごたえのある動画なので、心してかかられたい。
■寄道話し
ファイバースコープを買ってしまった。GEECR5.5mmファイバースコープ4.5インチIPSモニター。お金も無いのにAmazonのブラックフライデーにつられて、欲しい物をどんどん買った。来月の支払いはきっとキャーだわ。
スカD2.2のなかの状態を時折見れるといいなと思い、ファイバースコープにまで手を出してしまった。タペットカバーの中とかインマニの中が気になる。
カメラ部分の太さは5.5mmだが長さが書いてなく40~50mmはありそうで、くねくねと上手く障害をさけて奥へ進めるのか?気になる。インマニで詰まらせて取り出せなくなったら傑作だわ!週末は撮影大会ですな。
Posted at 2021/12/02 12:35:26 | |
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エンジンオイル | 日記