
思いっきり軽油が高い。のこのこ峠へは行けない。ということで、レンタルコンテナ倉庫でブローバイホースの打ち替えを行うことにした。すでに4年過ぎて5年目のホース、熱と油でブヨブヨしており、少し漏れているのか油臭い。
●トヨロンホース
で、皆さんおなじみのトヨロンホースなのだが、2メートル買うべきところをけちって1.5メートル買っておいた在庫を家探し。
●吸気シャッターバルブ廻りの油よごれ
オイルキャッチで油断ちをしているのだが、すべては取り切れていない。せっかくRMC-3Eを吸気温度センサーから5~6滴吹いて、10キロ走るを16回繰り返し、ピカピカの状態をファイバースコープで確認した。これを維持したい。
吸気シャッターバルブ周りはピカピカだが、EGR合流部のパイプの中はキレイだが、外周の煤は落ちない。
●この差は温度差にある。
吸気シャッターバルブはインタークーラーで冷却された35℃(埼玉55は冬場塞いでいるので65℃)だが、EGR合流部分はあっつあつの100℃を超える。この熱でいぶされてフライパンの底よろしく固着した煤は落ちない。大した量でないので無視している。
●設置場所
夏からエンジンルームに磁石付きの温度計をあちこちに付けて一番涼しいところを探した。左LEDヘッドライトの裏が一番温度が低かったが、奥まっていてドレン作業がやりにくい。その近くということでエアクリボックスの手前とした。

金物はホームセンターでL字型アングルを適当に買ったが、10mmのボルトがギリ長穴に入らない。やすりでゴリゴリ削り調整した。
●仮付けして
ホースの長さを余裕を持たせて廻してみると、微妙に足りない。1.5mでは、旧タンクの打ち替えに20センチほど不足。また天気のいい日にホームセンターで買って来よう。
●それぞれの役割
第一タンクはバッテリーの上だ。ブローバイの出口に近く夏場は触れないほど熱くなる。暑いので温度差で露滴させることは難しい。よって、フィルターを幾重にも重ねて、通過中にフィルターで大部分を濾し取る作戦だ。
第二タンクはエンジンルームで最も温度の低いところ。暑いオイルミストや水蒸気を含んだブローバイが、長々とホースを通過する内に適度に冷めてくる。飽和水蒸気が結露する現象よろしく、取り残しが露滴効果で捕集できる。ステンたわし入り。
●軽くテスト
130キロほど近場を流した。第二タンクのゲージを抜いてみると、ブローバイが出てくる。少し圧損が大きいのか弱弱しい出方だ。後日第一タンクのフィルターの数を間引いて、すっと抜けるように調整しよう。
Posted at 2022/01/30 21:14:11 | |
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