小ネタを少々
そろそろ軽油が2号から1号に変わる。セタン価がアップされるのと流動点降下剤などの添加剤が減るので、燃え方が変わる。
埼玉55はそれに合わせて(変わってから)インジェクタークリーナーを入れます。1号軽油を満タンに給油して、F-1なりF-ZEROなり好みのクリーナーで汚れをやっつけるといいかと思います。
●予算のある人はF-1かマツダ純正のデポクリを2回連続投与で冬の間弱ったインジェクターの調子をととのえられます。
・私の知る限り直噴ディーゼルターボ車のデポジットには油溶性デポジットと水溶性デポジットがあり、この2つは両方に効きますので1石2鳥です。
・一時期はPEA濃度の濃さを競っていましたが、燃料添加系のクリーナーもかなり進化しているようです。
●ワコーズでは100時間毎にF-1を連続2回を推奨していますが、なかなか予算の関係でできませんね。軽油のJIS規格号数が切り替わるタイミングはいいタイミングだと思います。
●地域ごとに切り替え時期の推奨がある
さて、本題はいつ変わるのか?ですが、関連情報リンクを貼っておきますので、それぞれのエリアをご確認下さい。同じ関東でも奥日光や松本など明らかにまだ寒いという地域はどうなっているのか?解りません。
・これはJIS規格の運用標準であり、実際は地下タンクのJIS2号のストックと混ざりますので、関東でも4月末になれば純度の高いJIS1号軽油となっているでしょう。
●ちなみに、JIS規格で2号はセタン価45以上、1号は50以上でセタン価が5上がります。セタン価5の差はサルでも気が付くはずなんですが、ディーゼルウエポンやセタンブースターを常用されていると解りにくいかもしれません。
・セタン価の実際については、規格上1号軽油で50以上となっておりますが、50切ってしまうとJIS規格品から外れてしまいますので、+2~+3の余裕を持ってセタン価は調整されているようです。
・それを踏まえて、JIS2号は48、JIS1号は53が実売品の値であり、3月末まではJIS2号に+5となるようにセタンブースターを入れると、JIS1号並みの燃焼性を感じると思います。
Posted at 2022/03/16 17:47:21 | |
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